12.おりょう
作詞:星野哲郎
作曲:村沢良介
燃えて火を吐く 男の夢に
惚れる女も 命がけ
華の友禅 桔梗の帯に
好きな 好きな龍の字
一文字入れて
影を支える…京おんな
「男まさりのおりょうが
初めておんなに生まれたしあわせを感じさせて貰いました
龍馬さま…あなたを好きになる女はみーんな私の仇です
誰も好きにならないで…
おりょうは あなたの血のひと滴となって…散りたいのです…」
加茂の川原を 流れる水は
人のさだめに 似て哀し
たとえ短い 月日であろと
好きな 好きなあなたと
結んだ契り
生きて甲斐ある…おんな町
「国が生まれ変わる為には
誰かが死ななくてはならないのですか…
春の嵐に散り急ぐ花の様に
命を惜しまずあなたも散ってゆくのですか…
龍馬さま…龍馬さま…」
龍馬いのちの 維新のおんな
散るを 散るを惜しまぬ
おりょうの心
月もご存じ…嵐山
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