33.家路
作詞:山川啓介
作曲:木森敏之
ワイン・カラーのたそがれは
ひとを子供に変えるわ
星を飾るみたいに
ともしましょう 明かりを
強がりのこの都会も
おだやかな横顔
お帰りなさい 私のところへ
いつだってかまわない
お帰りなさい 開けてあるの
やさしさの鍵は
あなたは誰かに 寄り道をしただけ
夢に疲れただけ
迷子の子猫を 抱き上げた両手で
私を抱きしめて
小さな頃パパを待ち
改札口を見つめた
みんな愛に帰るって
信じられた遠い日
あなたのために洗った
髪ももう乾くわ
ひとは誰も 孤独な罪人
許し合うことが愛
思い出して いつも私
ここにいることを
ベッドのくぼみも 風の吹く心も
あなたを待ってるの
言葉のかわりに 唇で許して
あの日のあやまちを
お帰りなさい 私のところへ
いつだってかまわない
お帰りなさい 開けてあるの
やさしさの鍵は
ベッドのくぼみも 風の吹く心も
あなたを待ってるの
言葉のかわりに 唇で許して
あの日のあやまちを
|