寺岡呼人 '飲んだくれジョニー'を探して 歌詞

暫存

寺岡呼人 暫存專輯

13.'飲んだくれジョニー'を探して

仲井戸“CHABO”麗市・寺岡呼人
作詞:寺岡呼人
作曲:寺岡呼人

少年は毎晩夢を見ていた 飲んだくれジョニーと歌う夢を
彼女の為にブルースを歌うジョニーと一緒に
スポット浴びて ブルースを歌う事を

田舎の町のそのまた田舎 レコード屋もライブハウスもない
でも彼はカセットが擦り切れるまでジョニーの歌を
毎晩毎晩聴いていたのさ

14歳の時 近くの町へ 初めてジョニーがやってきた
少年は毎日毎日 チケットを眺めて その日が来るのを待ちわびていた
大きな歓声 耳をつんざく ギターの音で ジョニーは舞台へ現れた

高校を出てすぐ都会へと向かい あてもなくただギターを弾いてた
金などなく 女もいない あるのは僅かな
情熱と夢 だけだった

やがて彼もバンドを組んで ステージに立つ仕事にありついた
ツアーに出て 歌を歌い ただがむしゃらに
毎晩毎晩働いた

そして月日は流れ少年はジョニーと 同じステージの上に立つことになった
25年かけて願い続けた あの夢が
今やっと叶おうとしてる

飲んだくれジョニーは あの頃のまま 少年とブルースをシャウトした
そして何度も何度も ステージの上で優しく少年を見つめていた
いつの間にか少年は 涙を流し うわずった声でブルースを歌ってた

へたくそな歌でブルースを歌ってた
ブルースを ブルースを ブルースを歌ってた