34.出で湯橋
作詞:たきのえいじ
作曲:聖川湧
雨のしずくに 身を染める
都忘れの 花の群れ
宿の番傘 ふたりでさして
ひと夜限りの 夢に酔う
明日はわかれの 明日はわかれの
運命かなしい 出で湯橋
窓の灯りに 雨の文字
岩にとび散る 水の音
燃えて切ない 湯あがりの肌
抱いてください 腕の中
離れられない 離れられない
心重ねて 出で湯橋
命ふたつを 結んでも
朝が別離を 急がせる
いいのいいのよ 夜が明けるまで
私ひとりの あなたです
ついて行きたい ついて行きたい
夢を点して 出で湯橋
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