3.大波斯菊(秋櫻)
作詞:さだまさし
作曲:さだまさし
演唱:夏川りみ
淡紅の秋櫻が秋の日の
何氣ない陽溜りに搖れている
此頃 淚脆くなった母が
庭先でひとつ咳をする
緣側でアルバムを開いては
私の幼い日の思い出を
何度も同じ話くりかえす
獨言みたいに小さな聲で
こんな小春日和の穩やかな日は
あなたの優しさが浸みて來る
明日嫁ぐ私に苦勞はしても
笑い話に時が變えるよ
心配いらないと笑った
あれこれと思い出をたどったら
いつの日もひとりではなかったと
今更ながら我儘な私に
唇かんでいます
明日への荷造りに手を借りて
しばらくは樂し氣にいたけれど
突然淚こぼし元氣でと
何度も何度もくりかえす母
ありがとうの言葉をかみしめながら
生きてみます私なりに
こんな小春日和の穩やかな日は
もう少しあなたの子供で
いさせてください
淡紅色的大波斯菊在秋天
陽光無意灑下的地方搖擺著
此時 眼淚盈眶的母親
在院子裡輕咳了一聲
在廊邊翻開相簿
回憶我小的時候
不斷重複相同的話語
彷彿小小聲地在自言自語
在這個秋老虎發威悠閒的日子裡
沉浸在你的溫柔之中
明天就要出嫁的我就算會吃苦
總有一天會笑看一切
笑著要你不要擔心
回憶起這些事那些事
無論何時我都不感到孤單
對著於今依然任性的我
緊咬著嘴唇
為了明天要打包而請您幫忙
雖然暫時覺得歡喜的起來
突然流下淚來要我保重
不斷不斷回過頭來的母親
一面深深體會著感謝這個字眼
一面試著用自己的方式活下去
在這個秋老虎發威悠閒的日子裡
請讓我再多當一會兒
您的孩子
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