12.浅草パラダイス
作詞:下地亜記子
作曲:東天晴
花が咲き 花に酔う お江戸の名残りの 仲見世は
ホラ 今宵も更けゆく 提灯(あかし)に揺れて
ウキウキと カラコロと 駒下駄鳴らして 石畳
アァ 今宵も あなたに逢いにゆく
どうせこの世は 夢ん中
泣いちゃダメダメ 浮かれて踊れ ソィヤ…ソィヤ…ソィヤ…
雷門 浅草寺(せんそうじ) 馬道 千束(せんぞく) 花川戸
あぁ 浅草パラパラ パラダイス
ほおずきに 朝顔に 年の瀬 羽子板 酉(とり)の市
ホラ 二人でひとつの 願かけましょか
夢を見て 恋をして ときめく命が ほとばしる
アァ 倖せさがして 花やしき
どうせこの世は 夢ん中
泣いちゃダメダメ 浮かれて踊れ ソィヤ…ソィヤ…ソィヤ…
てやんでえ べらんめえ 人情が自慢の 江戸っ子だい
あぁ 浅草パラパラ パラダイス
パッと咲き パッと散る 玉屋と鍵屋の 大花火
ホラ 夜空が燃えるよ 心も躍(おど)る
寄りそって ささやいて 言問橋(ことといばし)から柳橋
アァ 夜風に吹かれて 六区(ロック)まで
どうせこの世は 夢ん中
泣いちゃダメダメ 浮かれて踊れ ソィヤ…ソィヤ…ソィヤ…
紙吹雪 汗しぶき 神輿(みこし)にサンバに 人の波
ああ 浅草パラパラ パラダイス
ああ 浅草パラパラ パラダイス
|