12.地上に降りるまでの夜
作詞:岩里祐穂
作曲:柿原朱美
ガラスの箱がすべりはじめる
遠いハイウェイも手のひら
見せてあげるわ 輝く街に
あなたとわたしの最後を
ゆるくからめた弱い指が
力をこめてゆく
涙がおしよせて来る
奪いとるように唇をふさいだ
海風の音 グラスの光り
駐車場で聴いたメロディー
ワイシャツの匂い 時計の響き
初めて抱かれたあの夜
激しくもっと もっと抱きしめて
嘘ならば知ってる
誰かが世界をとめても
心はなれても 唇はなさないで
Un
強く揺れあいながら 地上につく頃
苦しみは終わるの
終わるの
|