13.小春三吉 相惚れ駒
三門忠司&永井みゆき
作詞:もず唱平
作曲:岡千秋
貧乏暮らし 気にならないが
夜鍋仕事を みるのは辛い
相惚れ駒かい 小春三吉
堪忍してんか なァお前
将棋に惚れて すまなんだ
無学やの、柄が悪いのとぬかす奴がおるらしいが、
大臣、博士になろうというんやない
将棋指しは駒うごかせたらええ。王将と歩の区別が
つかんわけやないわい。そやろ小春!
そんなアンタに惚れたんや。ウチは盤外の駒。
あんた支える押え駒や。
あんたの一歩(いっぷ) 私の一歩(いっぽ)
共に大事な 明日への一手
相惚れ駒です 小春三吉
なりふり構わず 命懸け
勝負の鬼に なんなはれ
お父ちゃん、今度行くとこは東京でっせ。京都と
間違うて降りんようせななァ。
なにぬかしとんねん。
わいはそんな、ア、アホやないわい!
通天閣の あの灯に懸けて
勝ってください 任せておけよ
相惚れ駒かな 小春三吉
手駒の足りない 二人にも
わが世の春が きっと来る
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