9.最寄りの夢
作詞:高木芳基
作曲:高木芳基
夢を熱く語れる男は やはりモテるんだろうか
夢を語ることで自分を追い詰める為なのか
ならそれも悪くない そんなに悪いことじゃないんだけど
夢がなんだかほんの少しだけ 安っぽくなっちゃうな
夢を捨てないのが 最寄りの夢
夢を叶えるのが 永遠の夢
何かを貫くということは 曲げないということは
誰かを傷つけて 泣かしてしまうということか
手にしたもの失くさないようにすることも大切さ
けど失くしてもいいから それに気付くことも大切さ
夢を捨てないのが 最寄りの夢
夢を叶えるのが 永遠の夢
「大切な言葉は何なの?」そう君は聞くけれど
なんて答えりゃいいんだろう 答えになってるかな
ほら何にも言わず僕の背に 触れたその手の温もりは
頑張れの台詞なんかより よっぽど嬉しかったんだ
夢を捨てないのが 最寄りの夢
夢を叶えるのが 永遠の夢
夢が見当らないということを 別に恥じなくてもいいよ
皆ぼんやりとしたその中で 汗かいて生きてるだけさ
俺の親父の夢は なんとなく幸せになることだってさ
俺にとっちゃ他の誰の夢より かっこいいと思えたんだ
夢を捨てないのが 最寄りの夢
夢を叶えるのが 永遠の夢
何を失って何を得るんだろう
この手の中に何が残るんだろう
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