8.風にのせて
作詞:イルカ
作曲:イルカ
見知らぬ街の
あの少年に、とどけておくれ
この言葉を……。
風にゆれる花を
「きれいね」とあの人は言った。
ぼくは、今まで何も気づかなかった。
風にゆれてる花が
君には、見えますか?
見ようとしなければ、
何も見えはしないのです。
急ぎ足で通り過ぎて
行くなんて、
君にも知ってほしいな、
心のとびらをあけて。
君に聞こえますか?
ぼくのこの声が、
いつまでもうつむいていないで、
顔を上げてごらん。
風にゆれてる花が
そこには見えるはず、
今すぐとどけてあげたいな。
あの人からもらった、ほほえみを、君にも
風にのせて。
とっても悲しいことがあった時、つらい時、
だれでも、他の人からほほえみをもらうものです。
そして自分もほほえむことが出来る様になるのです。
だから今度は君にも、ほほえみをあげたい。
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