11.江戸の手毬唄II
作詞:吉岡治
作曲:宇崎竜童
ひいやふうや みいやようや
いつむうななやあ ここのつとう
手まりころげて どこへ行く
江戸の名物 火事に喧嘩に
伊勢屋に稲荷に 犬の糞
振袖火事は 本妙寺
恋の執念 恐ろしや
晴着が火を噴き 飛んだそな
火事だ火事だ 火事は 近い
庵(いおり)のそばまで 延焼中(えんしょうちゅう)
芭蕉飛び込む 水の音
江戸の火消しは いろは四十八
櫓(やぐら)で半鐘が ジャンと鳴りゃ
炎に纒(まとい)の 男伊達(おとこだて)
頼りないのは 竜吐水(りゅうどすい)
名前に負けてる 水鉄砲
千両箱が ズッシリ重い
泥棒稼業の だいご味だ
月に吠えたら おっこちた
ひいやふうや みいやようや
いつむうななやあ ここのつとう
ひいやふうや みいやようや
いつむうななやあ ここのつとう
とんと首尾よく つき上がり
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