星霜、誘う

藍坊主 星霜、誘う歌詞
1.星霜、誘う

作詞:佐々木健太
作曲:佐々木健太・藤森真一

猫が僕の椅子で丸く寝ている
もし明日世界恐慌が起こっても
猫は眠る やっぱり丸くなって

僕は何につき合ってるんだろう

山積みになった機械に囲まれ生きる
それよりも高い木々に見守られて
見ろよ 町の 排気ガスの向こうで
母と娘が繋ぐその手と手

息をのむ 夕焼けには
皆同じ 顔になるよ
だけどなんで 歩き出すと 戻ってしまう

星霜、誘う、誘うtonight
幻想抜けてみれば 全部ここにあるんじゃないか? そう、、、。

僕の今までで最大の喜びは、世界の歴史で何番目?
僕の今までで最大の苦しみは、君と比べて少ないかな。
こんな馬鹿げた質問と、たいして
変わらねえだろう、ぼくらの社会は。

どこまでだい? ゴールはあるかい??
銭がなきゃ食えん。ご尤もだ。
けど変だぜ
食ってるだけじゃ
ぽっかりするよ。

星霜、誘う、誘うtonight
揺れる僕らは探す 答えはどこかにあるって そう
誘う 誘う tonight
眼鏡外してみれば 全部ここにあるんじゃないか? そう、、、。

ストーブを切らした部屋、君と白い息の中で、くるまっていた毛布は
どんなヒーターよりも温かかった。

星霜、誘う、誘うtonight
幻想抜けてみれば 全部ここにあるんじゃないか?
そうさ、そうさ、そうtonight
世界は素晴らしいぜ 価値も夢も越えてさ
そうさ そうさ そう、tonight!!

遠くへ 遠くへと ペダルを漕いで
愛とか自由とか探してみたけど
ここに 君と 「ちゃんと」いるときほど
僕はゆける 最高の場所へ


2.風の国と地上絵

作詞:藤森真一
作曲:渡辺拓郎

黄色い砂漠に ラクダの足跡で ナスカの地上絵を描いた
綻ぶ人形を抱えて いつの日も 微笑んでる少女の絵

パーカーコートを脱ぎ捨てて コロニーを飛び出した 彼女の名前はライラ

冷たい夜風 全身で受け止め 1秒ごとに 流星は交差して
心を暖める布を織っていく
大丈夫だと 全身で感じた 長い髪が靡かないように
束ねて結んだ 赤いミサンガで

埃まみれの ブーツのソール蹴って飛んだ!
「私にだって翼はあるわ。」勇気を下さい

みるみるうちに小さくなる地面に ドードー鳥の群れ

冷たい夜風 全身で受け止め 1秒ごとに 流星は交差して
心を暖める布を織っていく
大丈夫だと 全身で感じた 喉が痛くなるほど叫んだ
風車が奏でたピンジャカンにのせて

まだまだ高くと 翼を羽ばたく 初めて見えた自分が微笑む絵

今日、砂漠に雨が降りそそぐ ダイヤのように息吹くアデニウム
世界にプロポーズされたような夜明け
背伸びじゃなく 背が伸びたみたい 臆病な頃を思い出していた
捨てられないから抱きしめるように

クジラ雲の背中を羽ばたいて


3.She is the beautiful

作詞:藤森真一
作曲:藤森真一

She is the beautiful 時を越えて

あなたが生まれた日に、もう彼女は
いなかった筈さ でも何故だろう
同じように優しくってさ

涙は乾いた後に どこへ行く
薄い塩味残して どこへ行く
探すよ マフラー巻いて

She is the beautiful 時を越えて

あなたが育つ中で、彼女は
どんな時でも 一人にしない
自分で自分を汚してしまう日も

息が白い朝に 湯気、立つミルク
指先まで染みいる 真っ白いミルク
いつもより 暖かい 36℃

She is the beautiful 時を越えて

チロチロと舞う雪が綺麗だな