1.想い出セレナーデ
作詞:沢田知可子
作曲:鈴木キサブロー
さやけき月夜に つかの間の乙女
今宵ともに あの日に帰りましょう
なごり雪の恋 今は無き駅へ
時間旅行 想い出 セレナーデ
時は過ぎて行く… いいえ、重ねてく…。
愛しき人 胸に秘めて
今も熱くする 純愛だから
忘れじの 心模様
幸せは サプライズ こんな日が来るの
泣けてきそう あなたと セレナーデ
時は過ぎて行く… いいえ、重ねてく…。
その笑顔に 憂いがある
一度は無くした 愛の面影
星空に 繋いだ夢
さやけき月夜に 最後の恋歌
語り明かす 想い出 セレナーデ
泣けてきそう あなたと セレナーデ
2.あまり突然だから
作詞:サム クラート
作曲:都倉俊一
このままで いたいのです
いまほんの少しだけ
この部屋に 貴方の香り
まだ残っているから
いつからか 気づいてたの
心の中の すきま風
貴方っていつも 分かりやすい
嘘のとても下手な人
あまり突然だから 傷ついただけなの
大切な愛だから
私は大丈夫よ ごめんねは 言わないで
今はお願い、優しくしないで
夢を見た事もあったわ
すぐそれを 打ち消して
その時々の 幸せだけを
しっかりと抱きしめた
あまり突然だから 傷ついただけなの
大切な人だから
大人だからわかるわ 貴方の優しさを
私だけの たから物です
あまり突然だから 傷ついただけなの
大切な愛だから
私は大丈夫よ ごめんねは 言わないで
今はお願い、優しくしないで
3.胸に手をあてましょう
作詞:いしわたり淳治
作曲:林哲司
話も上の空で
胸に手をあてていた
いまさら言い訳を本気にしてもない
グラスを混ぜる指が
ちょっぴりいそがしいのは
あなたがつまらない嘘をつく合図
窓の外は 闇にあいた
木漏れ陽のように 星が光る夜
胸に手あてましょう そっと 穴のあいた
胸に手あてましょう 愛しい思い出
ぽろりぽろぽろ 止まれ
安心させる恋でも
心配させる恋でも
あなたを振り向かす理由にはならない
やさしいふりするのは
冷たい人だからと
ひとりで昨日観た映画が言ってた
心のなか 見透かすように
けがれを知らない 星が光る夜
胸に手あてましょう かなしい嘘はやめて
胸に手あてましょう 冷たいあなたの
やさしい言葉 止まれ
胸に手あてましょう そっと 穴のあいた
胸に手あてましょう 愛しい思い出
ぽろりぽろぽろ 止まれ
4.紫陽花物語
作詞:花岡美奈子・重永亮介
作曲:重永亮介
雨に煙る空に 尋ねた初恋(おもい)は
今も胸の奥で 甘(あま)酸(ず)く揺れてる
傘の中で開花(うま)れた恋の
色彩(いろ)が今は変わっても
二人を包んだ雨よ そのまま止まないで
重なるふたつの影に あの日煌めいた
紫陽花が咲いた
人は人を愛し 愛され生きると
あの日雨の中で あなたが教えた
淡い夢から覚めた時代(とき)を
ひとり今は迷っても
涙を隠して雨よ このまま止まないで
愛することを恐れず 笑顔でいるから
紫陽花が揺れた
涙を隠して雨よ このまま止まないで
愛することを恐れず 今を生きるから
紫陽花が咲いた
5.夜明け前
作詞:松井五郎
作曲:都志見隆
それはいけないこと?
風が心を そそのかして
引き止めた背中
たぶん悲しいのは
すぐに消えずに肌をめぐる
ぬくもりのあたたかさ
いまだけが 幸せならばいいと
うまく甘えて 込み上げる涙 消せたなら
いいのに
愛だけに死んでもいい
ひとつしかない この命尽きるまで
愛されて生きてみたい
ふたりで見た空 夜明け前と信じて
きっとねだるほどに
少し重たくなる約束
ためいきが埋める
思い過ぎることで
思うようには ならない恋
あることも知っている
行く先に なにが待っていようと
歩いてゆける ほどけない絆 結べたら
いいのに
愛だけに死んでもいい
ひとつしかない この命尽きるまで
愛されて生きてみたい
重ねたてのひら 夜明け前と信じて
6.Precious ~逢いたくて~(アルバムバージョン)
作詞:羽場仁志・花岡美奈子
作曲:羽場仁志
ただ逢いたくて 切なくて 揺れ続ける気持ち
今すべて愛に 変えていって 心刻みつけて
黄昏 街に色彩(いろ)を落とすまで二人の時間
指先 そっと唇にあてて 口づけごまかすね
愛と呼ぶには 足りなくて
願うだけでは 儚くて
不安さえ愛しさと 呼べばいい
ただ逢いたくて 切なくて 揺れ続ける気持ち
誰かと交わした 誓い破っても
今すべて愛に 変えていって 心刻みつけて
泣かせはしないさ あなただけに just fallin'love
出逢いは まるで導かれるように必然すぎて
指輪の 光る意味すら あの日の二人は見えなくて
水に漂う 熱帯魚(さかな)たち
愛する人の 寂しさも
知らないで 揺ら揺らと 泳いでる
ただ逢いたくて 切なくて 求めあう気持ち
誰かと描いた 未来奪っても
今すべて愛を 受け止めて 痛いくらい強く
後悔させない あなただけに just fallin'love
ただ逢いたくて 切なくて 揺れ続ける気持ち
誰かと築いた 日々を壊しても
今すべて愛に 変えていって 心刻みつけて
涙はいらない あなただけに just fallin'love
7.夜の終わりに(Al Final de la Noche)
作詞:サム クラート
作曲:都倉俊一
私は夜が好き
一人でも怖くないの
傷跡を隠せるわ
暗闇もみんな友達
貴方に抱(いだ)かれて
今だけを懸命に生きている
アル・フィナル・デ・ラ・ノーチェ
いつものこと
一人部屋を 出てゆくのね
貴方の匂い 体に感じ
アル・フィナル・デ・ラ・ノーチェ
眠りにつくの
つかの間の幸せを
大切にしているのよ
誰にも言えないで
寂しさを一人こらえて
もうじき朝が来る
私の時間が終わるのよ
アル・フィナル・デ・ラ・ノーチェ
この時が
とてもつらくて たまらないの
寝たふりをして 貴方を見送る
アル・フィナル・デ・ラ・ノーチェ
悲しみの時
夜の終わりに 気がつくの
あなた優しい 目をしてる
それだけでいい 私の胸が
アル・フィナル・デ・ラ・ノーチェ
愛にあふれる
アル・フィナル・デ・ラ・ノーチェ
いつの日か
この私にも 来るかしら
朝日の中で 貴方に好きと
アル・フィナル・デ・ラ・ノーチェ
言える日が
8.紫のドレス
作詞:小椋佳
作曲:小椋佳
涙が 歌になるような
悲しい 恋はやめて
二人だけの ゲーム遊ぶような
楽しい 恋にしましょう
大切な 紫のドレス
たまに着る 気分でいたい
あなたは どちらかと言えば
わたしに 似てて不器用
時折ふと あなたが真っ直ぐに
わたしを 見たりすると
遠い日の 胸の痛み浮かび
崖のふち 立つもの想い
このまま 二人が それぞれの心に
安らぎとか 夢とか
思いやりや 憩いを 残せるなら
涙が 歌になるような
悲しい 恋はやめて
二人だけの ゲーム遊ぶような
素敵な 恋にしましょう
大切な 紫のドレス
たまに着る 気分のままで
大切な 紫のドレス
たまに着る 気分のままで
9.大阪 My Love
作詞:沢田知可子
作曲:羽場仁志
「さよならで ええやんか…。」
夏の終わりを 噛みしめて
真剣に向き合って 生きてきたから
悔いはない
あんたの夢が 好きやったから
ひとすじの道 照らしてた
月の明かりも 冷たい雨も 映画みたいに
大阪 My Love
この街 輝いていたよ 愛があれば
大阪 My Soul
どんなに 心痛めても
私は 愛で あんたの灯をともす
遠ざかる 光の道
背中合わせに 巡り会う
新しい人生を あんたとともに
はじめたい
何度も愛が 教えてくれた
悔し涙の その先を
表も裏も 笑い飛ばして 生きてみようよ
大阪 My Love
この街 あきらめたくない 愛があるよ
も一度 My Soul
どんなに 心いじめても
あんたの 夢を この街で見させて
大阪 My Love
この街 輝いていたよ 愛があれば
大阪 My Soul
どんなに 心痛めても
私は 愛で あんたの灯をともす
10.枯れない花(アルバムバージョン)
作詞:秋元康
作曲:鈴木キサブロー
月が欠ければ 欠けた分だけ
元のかたちを 思い出すのよ
夜の長さを 持て余してる
あの日の悔いが ため息になる
あなたがいない この部屋に独り
こんな広かったかしら…
窓辺の花よ 水をあげないのに
どうして今でも 咲き続けるの?
心の花よ 愛はもうないのに
まだ枯れないまま 何を待つの?
腕の長さを 覚えているわ
背中辺りを 寂しく思う
夜が更けても 眠れないのは
同(おんな)じ夢を 見たくないから
目覚めた時に 手を伸ばしてみても
触れるぬくもりが消えた
窓辺の花よ 未来がないのに
どうしてそんなに 綺麗でいるの?
記憶の花よ 愛の通りすがり
ため息の風に 揺れてるだけ
窓辺の花よ 水をあげないのに
どうして今でも 咲き続けるの?
心の花よ 愛はもうないのに
まだ枯れないまま 何を待つの?
忘れられない その愛しさが
窓辺の花を 育てているの
カーテン開けて 光の中で
水の代わりに 接吻(くちづけ)を…
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