1.港でひとり
作詞:たかたかし
作曲:弦哲也
かもめなぜ鳴く 波の上
暮れりゃさびしい 桟橋あたり
行くならあなたを 待たないと
止めた強がり あの日の言葉
港でひとり
ひとり わたし泣いてます
何か一言 いいたげに
向けた背中が つらそうでした
やっぱりわたしの まけですね
捨てるつもりの 指輪をはめて
港でひとり
ひとり わたし待ってます
雨がみぞれに 変わります
こんな夜には あなたがほしい
帰りのあてない 人のため
冬に着せたい セーター編んで
港でひとり
ひとり わたし泣いてます
2.りんどうの雨
作詞:たかたかし
作曲:弦哲也
好きと言われて 傘の中
黙ってわたし うつむいていた
港の丘の 昼下がり
やさしい雨 雨に…
濡れてひそかに 咲いていた
りんどうは りんどうは 思い出の花
遠いあの日を 想うたび
心にいまも やさしく匂う
きれいなままで 咲いている
あの日の夢 夢は…
二度とかえらぬ まぼろしよ
りんどうは りんどうは 思い出の恋
何も言えずに 泣きながら
別れたひとの うしろ姿よ
散りゆく花の あわれさが
わたしの胸 胸に…
いまもせつなく 降りかかる
りんどうは りんどうは 思い出の花
りんどうは りんどうは 思い出の花
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