1.茎-STEM-~大名遊ビ編~
作詞:椎名林檎
作曲:椎名林檎
There's a door here, but it will not break
There's a stone there, but it won't remain
Up there a heaven now, but it will not wait
And the lies there, the scent of it , just too much
So should you,
Sow it once and make it grow,
the sweet clematis
Let it flower, and paint it all of the colors bold
Instantly things fall and fade,
return to silence
Why oh why, why does it all feel so sorrowful?
Dreams of what is real
There's breath here, but it will not break
There's a face there, but it won't remain
Up there a heaven now, but it knows no name
and the stain is the color of red through red
And thus,
You cannot cry, confuse the lies,try to remember
When you rise, you take you steps with a strong desire
Time goes by, a breath it comes,like something given
Why oh why, why have these nightmares not long expired
the real is but a dream
From now on,
should it grow and open full,the sweet clematis
Flower bold, but there's no need for rejoicing more
Precious life, this life just once,it comes just one time
Keep it close, keep it from ever just leaving you
Crying tears confusing fears they are no longer
When I stand I know I'll never be down again
Nothing that I need now,once it comes just one time
Somehow, somehow, someone, ah
Entry Number One
2.ドッペルゲンガー
作詞:椎名林檎
作曲:椎名林檎
今日は 然様なら
愛してゐる 大嫌ひ
夕暮 泪雨
懇(ねんごろ) 赤の他人
見えてしまつたよ 慾を掌つた過去形
まう罷めるよ ほらすぐ此処に示して
楽にしてあげる
今日は 御休み
前のめり 淑(しとやか)
夕暮 波久礼雲
苗床 赤の他人
消えてしまつたよ 己を能(よ)く模した騒霊
まう決めたよ ほら災ひを起こして
取り憑いてあげる
見えてしまつたよ 美意識を孕むだ愛憎
まう辭めたよ ほら須く示して
其処は天國
3.スピカ
作詞:草野正宗
作曲:草野正宗
この坂道もそろそろピークで バカらしい嘘も消え去りそうです
やがて来る 大好きな季節を思い描いてたら
ちょうどいい頃に素敵なコードで 物凄い高さに届きそうです
言葉より 触れ合い求めて 突き進む君へ
粉のように飛び出す せつないときめきです
今だけは逃げないで 君を見つめてよう
やたらマジメな夜 なぜだか泣きそうになる
幸せは途切れながらも 続くのです
はぐれ猿でも調子がいいなら 変わらず明日も笑えそうです
ふり向けば 優しさに飢えた 優しげな時代で
夢のはじまり まだ少し甘い味です
割れ物は手に持って 運べばいいでしょう
古い星の光 僕達を照らします
世界中 何も無かった それ以外は
南へ向かう風 流れる雲に
心の切れはしを 託したならば
彼方へ…
粉のように飛び出す せつないときめきです
今だけは逃げないで 君を見つめてよう
やたらマジメな夜 なぜだか泣きそうになる
幸せは途切れながらも 続くのです
続くのです
4.白い小鳩
作詞:山上路夫
作曲:都倉俊一
この町で生まれたのよ 悲しみだけうずまく町
どこか遠く逃げたいわ 私は白い小鳩
生毛さえ消えぬうちに 夜の酒場つとめ出して
流れ者にだまされた あわれなそうよ小鳩
いつかはきっと みじめな私も
この羽根広げて 遠く遠く旅立つわ
あの汽車に乗れる時を 夢に抱いて生きているの
いつかきっととび立つわ 私は白い小鳩
泣きながら生きて来たわ 想い出せばいつも私
ここの町は泥沼よ 私はもがく小鳩
世の中に出ておゆきと 死んだママが言っていたわ
そうよけして負けないわ 私は負けはしない
いつかはきっと みじめな私も
この羽根広げて 遠く遠く旅立つわ
あの汽車に乗れる時を 夢に抱いて生きているの
いつかきっととび立つわ 私は白い小鳩
5.小さな木の実
作詞:海野洋司
作曲:ビゼー
小さな手のひらに ひとつ
古ぼけた木の実 にぎりしめ
小さなあしあとが ひとつ
草原の中を 馳けてゆく
パパとふたりで 拾った
大切な木の実 にぎりしめ
ことしまた 秋の丘を
少年はひとり 馳けてゆく
小さな心に いつでも
しあわせな秋は あふれてる
風と 良く晴れた空と
あたたかい パパの思い出と
坊や 強く生きるんだ
広いこの世界 お前のもの
ことしまた 秋がくると
木の実はささやく パパの言葉
6.翳りゆく部屋
作詞:荒井由実
作曲:荒井由実
窓辺に置いた椅子にもたれ
あなたは夕陽見てた
なげやりな別れの気配を
横顔に漂わせ
二人の言葉はあてもなく
過ぎた日々をさまよう
ふりむけばドアの隙間から
宵闇がしのび込む
どんな運命が愛を遠ざけたの
輝きはもどらない
わたしが今死んでも
ランプを灯せば街は沈み
窓には部屋が映る
冷たい壁に耳をあてて
靴音を追いかけた
どんな運命が愛を遠ざけたの
輝きはもどらない
わたしが今死んでも
7.カリソメ乙女(DEATH JAZZ ver.)
椎名林檎×SOIL &“PIMP”SESSIONS
作詞:椎名林檎
作曲:椎名林檎
天下八ツ過ぎ浮世男よ
良いひとだけど幕の切り時
毎日を割く仮初(かりそめ)枕
好いて好かれた男が哀しい
女は誠の誓いなんて要らないよ
大概が芝居さ
惚れた腫れた、目眩(めくるめ)いた
噫(ああ)!秋ノ空
六日の菖蒲(あやめ)仮初心
喰って喰わされ男は哀しい
女は嘘を吐(つ)いたって好(い)いじゃないか
相応の茶番で粧(めか)し込んで居なくちゃ
きっともう狂って居るって
いけない男、色男
わっちは悪くないわいな
切っても切っても切れぬ
噫!幕ノ内
七ツ下がり
“本当は添いたいよ”と、云って
帰らないで頂戴
淋しいじゃないの
待って一寸(ちょっと)待って
本性でありんす
ねえ利き男、冗談よ
左様(さよう)なら
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