幻/おかえりなさい。

柴田淳 幻/おかえりなさい。歌詞
1.おかえりなさい。

作詞:柴田淳
作曲:柴田淳
編曲:羽毛田丈史

あなたを待つこの部屋で
私は今日も怯えている
もう二度と會えなくなる
そんな日が來ること

そのドアを開ける時は
明日まで未來があること
そうやって二人は今
明日を目指すだけ

さぁ 逃げ惑うことはやめて
終わりにして さぁ口にして

その兩手で私を抱きしめるその時は
背中で言って 愛してるって
その瞳で私を見つめるそんな時は
わざとらしくそらさないで

ふたつグラスを並べて
私は何をやっているんだろう
自分を守る術なら
覺えたはずだった

さぁ 私を傷つけないで
ねぇ今夜は どこに掃るの?

その優しいあなたが冷たくなるその日まで
そのドアを開け 掃ってきて
でも最後の言葉は言わないでいてほしい
もうこの部屋に來なければいい

その兩手で私を抱きしめるその時は
心を迂めず 緩く抱いて
その優しいあなたが冷たくなるその日まで
そのドアを開け 掃ってきて


2.幻

作詞:柴田淳
作曲:柴田淳
編曲:羽毛田丈史

夜明けなど遠すぎる夜があるのなら
どこまでも果てしない朝を探したいから

眠らせて どうか眠らせて
子供のように…
それは幻 それは陽炎だって
お願い 微笑んでいて
ぼくはここだと 後ろに立っていてほしい
あの人と行く影は
人違いだと言って

華やかなカ一テンを閉めただけの夜
そよ風が隙間から午後の日差し伝える

目を閉じて そっと目を閉じて
あなたのように…

何も見てない 何も見なくていいって
愛しく髮を撫でて
僕はここだと 部屋で私を迎えて
優しく頰を寄せて
一人でも生きてゆくため

それは幻 それは陽炎だって
お願い 微笑んでいて
何も見てない 君は何も見ていない
優しく囁いていて
一人きり 生きてゆくから