1.愛しただけよ
作詞:浜口庫之介
作曲:浜口庫之介
愛しただけよ愛しただけよ
何んとなく好きになって愛しただけよ
出会ったからよ出会ったからよ
目と目があって感じただけただそれだけよ
一人でさみしくお酒を飲んでたら
あの人がきて私のとなりにすわった
愛しただけよ愛しただけよ
気がついたら愛していたただそれだけよ
抱かれただけよ抱かれただけよ
ふるえる肩やさしくそっと抱かれただけよ
私の部屋の扉をあけて
何も言わず入れてあげたただそれだけよ
口づけ一つ口ぢけ二つ
目をつぶったら涙がこぼれてきたわ
抱かれただけよ抱かれただけよ
夢の世界初めて見たただそれだけよ
別れただけよ別れただけよ
いつの間にか別れがきたただそれだけよ
恨んじゃだめよ追ってもだめよ
後ろ姿見送るだけただそれだけよ
楽しかったあの頃七色の思い出
グラスに浮かべて飲み込んでしまおう
別れただけよ別れただけよ
別れてまた一人になったただそれだけよ
ただそれだけよただそれだけよ
ただそれだけよただそれだけよ
2.A・r・i・e・s
作詞:阿久悠
作曲:林哲司
アリエス運命の星に身を灼いて
アリエス滅びることも恐くない
心を掌で転がすようにして
もてあそぶ喜びは魔性の魅惑
私に言わせれば表面の顔なんか
偽りのよそおいで魔性の仮面
生意気ぶりや怪しさを
見破る人は誰でしょう
誰が誰が誰が誰が
アリエス運命の星に身を灼いて
アリエス滅びることも恐くない
奪えば悲しくて
捨てれば淋しくて
いたずらな情熱は魔性の遊戯
素直な言葉こそ一番近道と
知りながら遠ざかる魔性の涙
ルージュが燃える激しさを
鎮める人は誰でしょう
誰が誰が誰が誰が
アリエス運命の星に身を灼いて
アリエス滅びることも恐くない
アリエス運命の星に身を灼いて
アリエス滅びることも恐くない
3.女ともだち
作詞:川村真澄
作曲:筒美京平
ため息みたいに聴こえる
最終バスのブレーキ・ノイズ
ターミナルで待つ恋人たち
乗り込むのは彼女だけ
「おやすみ」の視線斜めに
落ちてゆくのを見つめいるの
もしあの時素直になってれば
「今頃…」なんてつぶやきながら
She's A Girl かくさないで
ときめきならそのまま
She's A Girl 思うことの
半分さえ言えないで
不安な夜の窓辺に傾く She's A Girl
恋という名の湖
ほとりをいつか何周もして
草の中に隠れたカヌーを
今度こそは漕ぎ出せるはず
She's A Girl 守らないで
ためらいならそのまま
She's A Girl 忘れた頃
初めての顔をして
She's A Girl かくさないで
ときめきならそのまま
She's A Girl 忘れた頃
初めての顔をして
ほんとの恋は遅れて来るから She's A Girl
4.花嫁になる朝
作詞:茜まさお
作曲:平尾昌晃
(セリフ)「私、大きくなったらお嫁さんになる!」
花嫁になる朝 石楠花(しゃくなげ)の花が
咲いていた時は 幸せを呼ぶと云う
今でも幼い頃の想い出は
やさしく抱かれたかあさんの
甘い香りが残ります
色あせぬ押し花のように
アルバムにはさんで旅に出るのです
花嫁になる朝 浮雲の果てを
鳩が飛びかえば幸せがくるという
はじめて出会った彼ととうさんが
お酒を飲んでた縁側に
祭り太鼓が聞こえるわ
ふるさとのあの町見れば
幼い日うたった唄が流れます
(セリフ)「お父さん、私今日お嫁に行きます。
だからお母さんにやさしくしてあげてね。」
花嫁になる朝 おもいでの手紙
折鶴にしたら 幸せになると云う
ときめくこころで愛をしたためた
私のだいじな日記帳
門出祈って抱いたのよ
明日からは二人の世界
バラ色に輝く道があるのです
5.あなたならどうする
作詞:なかにし礼
作曲:筒美京平
嫌われてしまったの 愛する人に
捨てられてしまったの 紙クズみたいに
私のどこがいけないの
それとも あの人が変ったの
残されてしまったの 雨降る町に
悲しみの眼の中を あの人が逃げる
あなたならどうする あなたならどうする
泣くの歩くの 死んじゃうの
あなたなら あなたなら
私のどこがいけないの
それとも誰かを愛したの
忘れられてしまったの 愛した人に
何が出来るというの 女がひとりで
あなたならどうする あなたならどうする
泣くの歩くの 死んじゃうの
あなたなら あなたなら
6.花梨(カリン)
作詞:谷村新司
作曲:谷村新司
幼なじみの貴方に恋を
感じはじめていたのかしら
貴方は明日東京に越して行ってしまう
“僕は必ず手紙を書く”と
貴方は笑顔で手を振った
ひとつぐらい小説みたいな恋もしたい
※花梨 花梨 実らぬ恋
季節が過ぎてもただ香るだけ
花梨 花梨 いつになれば
白い薔薇になれるのかしら※
カリン カリン オモイデノ
カリン カリンノハナ
お元気ですか 手紙がとだえ
あれから一年がたちます
私はもうボーイフレンドも作りました
元気でいると手紙下さい
ただ一言だけでいいから
朝のポスト 胸が痛みます 今も今も
花梨 花梨 実らぬ恋
つよがりも 嘘にも疲れました
花梨 花梨 いつになれば
白い薔薇になれるのかしら
(※くり返し)
カリン カリン オモイデノ
カリン カリンノハナ
7.白夜の国へ
作詞:澤地隆
作曲:Frankie.T
赤いランプがガラス越しに
冬の空へと舞い上がるわ
旅立つ前のエアー・ポートで
わたしはひとり
優しすぎた 愛しすぎた
あなた あなた どこへ
白夜の国で涙を捨てて
生まれ変われる気がするわ
別れたのもこんな夜ね
外は雨 雨 雨
ファイナル・コール響くフロアー
あの日のことを想い出すわ
見知らぬ女がほほえんでた
あなたのとなり
忘れられる 強くなれる
わたし わたし きっと
白夜の国で傷を癒して
歩き直せる気がするわ
出逢ったのもこんな夜ね
外は雨 雨 雨
白夜の国で涙を捨てて
生まれ変われる気がするわ
別れたのもこんな夜ね
外は雨 雨 雨
8.薔薇時間
作詞:及川眠子
作曲:安藤直弘
あなたへの伝言(メモ)書いたあとで
花瓶の薔薇は 捨ててゆきましょう
その腕のなかで咲いた日々
せめてきれいに終わりたいから
幸せに慣れた指先が
思い出をくりかえすけれども
これ以上 これ以上 もとめたら
優しさに爪立ててしまいそう
どうぞ 輝いた時間(とき)のまま この愛を
あなたの胸で 咲かせておいてね
決心(こころ)が乱れてしまうから
逢わずに去(ゆ)くわ そっと許してね
愛しすぎたせつない気持ち
もうジェラシーに変えたくないの
ぬくもりに素肌つつまれて
本当は微笑んでたいけど
これ以上 これ以上 抱かれたら
あなたへのわがままが止まらない
どうか 哀しみになる前に この涙
秘密の箱に しまっておきたい
これ以上 これ以上 もとめたら
優しさに爪立ててしまいそう
どうぞ 輝いた時間のまま この愛を
あなたの胸で 咲かせておいてね
9.わかれうた
途に倒れて だれかの名を
呼び續けたことが ありますか
人ごとに言うほど たそがれは
優しい人好しじゃ ありません
別れの気分に 味を占めて
あなたは 私の戸を叩いた
私は別れを 忘れたくて
あなたの眼を見ずに 戶を開けた
わかれはいつもついて來る 幸せの後ろをついて來る
それが私のクセなのか いつも目覚めれば独り
あなたは愁いを身につけて
うかれ街あたりで 名をあげる
眠れない私は つれづれに
わかれうた 今夜も 口ずさむ
だれが名付けたか 私には
別れうた唄いの 影がある
好きで別れ唄う 筈もない
他に知らないから 口ずさむ
恋の終わりは いつもいつも
立ち去る者だけが 美しい
残されて 戸惑う者たちは
追いかけて焦がれて 泣き狂う
わかれはいつもついて來る 幸せの後ろをついて來る
それが私のクセなのか いつも目覚めれば獨り
あなたは愁いを身につけて
うかれ街あたりで 名をあげる
眠れない私は つれづれに
わかれうた 今夜も 口ずさむ
10.夕月檸檬
逢うたびに 恋しくて 夕月檸檬
その胸に 実るまで 愛を知らない
黃昏は べルシヤ織りのひざかけ
ふるえる想い 綺麗にたたむ
抱かれたら かくれてしまいそうな
わたしのからだ 子供でしょ
あなたが知つている女のひとは
恋をどんにふまいますか
紅もひかな唇に そつと教えてほしい
逢うたびに恋しくて 夕月檸檬
その胸に 実るまで 愛を知らない
約束は ほどけた首飾り
絹より細い 涙でつなぐ
好きなのと言いかけ またやめる
せつないしぐさ もどかしい
あなたの心に かなう女には
わたし少しもなれないですか
そばにいたいと つまんでいる
袖に気づいてほしい
逢うたびに 恋しくて 夕月檸檬
その胸に 実るまで 愛を知らない
逢うたびに 恋しくて 夕月檸檬
その胸に 実るまで 愛を知らない
11.しあわせ音頭
花が季節の 扉を開けりや
春と夏とが かくれんぼ
ソ一レ ソレソレ ソ一レソレ
春が逃げてく 夏追いかける
ただいま青春 真つ只中よ
あの人この人 手拍子ホイ
あの人この人 手拍子ホイ
ホイホイ手拍子 ホイホイ手拍子
しあわせ音頭だよう
蕾 十六 花なら十九
甘才大人の 仲間入り
ソ一レ ソレソレ ソ一レソレ
若い生命を 浴衣に包む
あなたとわたしの 心と心
ひらいて結んで 手拍子ホイ
ひらいて結んで 手拍子ホイ
ホイホイ手拍子 ホイホイ手拍子
しあわせ音頭だよう
まいた種なら 秋にはみのる
恋の種なら 誰にまく
ソ一レ ソレソレ ソ一レソレ
夢はふくらむ みのり秋よ
みんなでしあわせ 作りましょうと
明るい笑顏で 手拍子ホイ
明るい笑顏で 手拍子ホイ
ホイホイ手拍子 ホイホイ手拍子
しあわせ音頭だよう
明るい笑顏で 手拍子ホイ
明るい笑顏で 手拍子ホイ
ホイホイ手拍子 ホイホイ手拍子
しあわせ音頭だよう
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