矢車草

松井誠 矢車草歌詞
1.矢車草

作詞:麻こよみ
作曲:浜圭介

男心の片隅に
忘れられない 女(やつ)がいる
薄紅色の花びらに
おまえの姿が見え隠れ…
花の香りを 唇を
思い出させる 矢車の花

眠りつくまで 腕枕
かして欲しいと 甘えてた
名前をそっと呼んでみる
こぼれる吐息の やるせなさ…
花に手を添え 詫びたって
咲いて儚い 矢車の花

そばの幸せ 捨ててまで
ばかな男さ はぐれ癖
おまえのつらさ 哀しみを
今ならわかってやれるのに…
嘘じゃなかった 惚れていた
胸にこぼれる 矢車の花


2.もくれんの花

作詞:新本創子
作曲:浜圭介

酔いにまかせて 抱き寄せた
罪な男の 燃える背中に
ひやりと散りこむ もくれんの花
おぼろ月夜の 泪かい…
何も言わずに しがみつく
おまえも瞳に 俺を映して
うれしいのかい 怨んでるのかい
おまえは命の もくれんの花

胸のふる傷 正直に
ぜんぶお前に 晒す俺だよ
甘えてくれたら 死んでもいいぜ
けちな野郎に 渡すかよ…
遠い世間の 海鳴りも
ふたりの枕にゃ 追っちゃ来ないさ
泣いてるのかい 怨んでるのかい
おまえは命の もくれんの花

たったひとりの 女だと
身も世もないほど 逢いたかったぜ
うれしいのかい 怨んでるのかい
おまえは命の もくれんの花