全曲集2001

村田英雄 全曲集2001歌詞
1.男の門出

作詞:中村正義
作曲:中村正義

死んだつもりで 対ってゆけば
きっと開ける 男の人生が
決して弱音を 吐くじゃない
まして愚痴など 言うじゃない
親父なりゃこそ…
きつい言葉の 送り酒

どうぞ身体を 労うておくれ
何の役にも 立てないけれど
いつも祈って いる母親の
影があるのを 忘れずに
男だったら…
希望大きく 持ちなされ

独り立ちして 出て行く朝に
泣いてくれたよ 俺らの為に
強い親父を 真似ながら
母親のやさしさ 抱きしめて
浮世荒波…
夢を見つめて 越えて行く


2.男山


3.男朝吉


4.人生峠

作詞:宮原哲夫
作曲:小松原てるを

ひとつ越えれば またひとつ
つづく浮世の なみだ坂
負けて泣いてりゃ 突き落される
無情谷間の 無情谷間の
人生峠

おまえいりゃこそ この俺も
耐えてしのんだ いばら道
目から血を出す 口惜さつらさ
他人は知るまい 他人は知るまい
人生峠

風よ吹雪よ 吹き荒れろ
冬は必ず春となる
それを信じて 二人で生きる
愛の花咲け 愛の花咲け
人生峠


5.兄弟船


6.花と龍


7.人生劇場

作詞:佐藤惣之助
作曲:古賀政男

やると思えば どこまでやるさ
それが男の 魂じゃないか
義理がすたれば この世は闇だ
なまじとめるな 夜の雨

あんな女に 未練はないが
なぜか涙が 流れてならぬ
男ごころは 男でなけりゃ
解るものかと あきらめた

時世時節(ときよじせつ)は 変ろとままよ
吉良の仁吉は 男じゃないか
おれも生きたや 仁吉のように
義理と人情の この世界


8.死ぬまで一緒だよ


9.あんたの女房


10.男の一生

作詞:賀川幸生
作曲:賀川幸生

(セリフ)おまんら なめたらいかんぜよ

土佐のいごっそ 黒潮育ち
意地を通した 男伊達
酒と女にゃ 目がないけれど
折目筋目は きっちりつける
男一生 俺は行く
(セリフ)花火はまっこときれいやのう
パット咲いて パット散りよう
ほんまに 男の姿にようにちょうあョ

顔で笑って 心で泣いて
吐いたツバなら 呑みこめぬ
馬鹿じゃ出来ない 利口じゃ出来ぬ
中途半端じゃ 尚更出来ぬ
これが男の 生きる道
(セリフ)母ちゃんなんで早よう 死んでしもうたがや
今日の花嫁姿 まっこときれいやったぜよ
これでわしも安心して おまんのとこへいけるらあよ

嫁ぐ娘の 花嫁姿
俺の淋しい 祝い酒
暴れ者でも 吾が子を思う
親の心は 誰でも同じ
泣くなほえるな 土佐の海


11.おふくろの灯


12.恋情


13.逢いたかったぜ


14.男の友情

作詞:村田英雄
作曲:村田英雄

夢に泛んだ 苦労の道に
負けちゃなるまい 意地を張れ
弱い心で 生きては行けぬ
天に一点 星を見て
男の友情 男の友情 忘れるな

明日があるんだ 信じて生きる
遊ぶ心は 捨てようぜ
人生最後の 恩忘れるな
まけちゃならぬと 友の声
男の友情 男の友情 手のぬくみ

変わる世間は だれでも同じ
残る人生 運命草
男だったら 我慢を抱いて
前に進めよ あと見るな
男の友情 男の友情 影をみる


15.忍耐

作詞:石本美由起
作曲:船村徹

曲げちゃならない 筋道立てりゃ
行く手遮る 奴ばかり
誰が相手に なろうとまゝよ
俺が恐れる 物はない
忍耐一路 堪えて勝つ

好いた惚れたと 心を重ね
忍ぶ恋なら それもよい
後ろ指差す 噂の風にゃ
顔を素向けて 情け酒
忍耐一路 燃えて勝つ

「いまに見てろ」と 叫んだ声を
そうだ一生 忘れまい
やれば出来るさ 昔も今も
意地を背中に 縛りつけ
忍耐一路 きっと勝つ


16.なみだ坂

作詞:松本礼児
作曲:むらさき幸

人の世の悲しみに 負けて生きるより
力合わせて二人で 歩いて行かないか
細いうなじの ほつれ毛さえも
胸をしめつける
辛い過去なら 誰でもあるさ
泣くがいい 泣くがいい
涙が涸れるまで

お前さえよかったら こんな俺だけど
ついておいでよ この手をしっかり握りしめ
言葉少なに うつむく頬に
浮かぶ泣きボクロ
生きてりゃこそ 明日もあるさ
泣くがいい 泣くがいい
涙が涸れるまで

一人では果てしない 遠い道のりも
心重ねてたどれば 幸せ見えてくる
やせてやつれた お前の肩を
濡らす涙雨
生命かけても 守ってやるさ
泣くがいい 泣くがいい
涙が涸れるまで