1.厚木
作詞:浜崎貴司
作曲:宮沢和史
私は信じない私を
その理由を言わぬかわりに
手紙さらさら送りつけて
そそくさと消えてしまうの
多分口紅でよごしちゃった
厚木基地のフェンス越し覗きながら
またよからぬ事を 今考えているの
次は釣りの少し上手な輩を連れて
河をのぼる魚みたいに逆らってみましょうか?
意味は無いけどわざと私
厚木基地のフェンス越しもたれてた
見事何ごとも起きない 二月誕生日
後ろめたい気持ちいくつかないわけじゃなく
河をのぼる魚みたいにしくじったりするから
私は信じない私を
だけど明日になれば気が変わるかも
見事何ごとも起きない 二月誕生日
多分口紅でよごしちゃった
厚木基地のフェンス越し覗きながら
またよからぬ事を 今考えてみよう
取るに足らぬ事だけ考えてみよう
こんな私で ごめんね
2.モクレンの花
作詞:宮沢和史
作曲:宮沢和史
見つめ合う 双葉のように
葉を濡らす 夜露のように
いつの日か あなたのそばで
同じ夢を見たい
名も知れぬ 星座のように
時を待つ さなぎのように
誰よりも あなたのそばで
同じ夢を見たい
生まれたての月に 気づいているかしら
あなたが行く道を 照らしている月を
溢れだす 言葉を捨てて
咲き誇る モクレンの花
いつの日か あなたの胸で
そっと咲いてみたい
流れる星くずに 気づいているかしら
あなたの旅立ちに 手を振る星たちを
新しい緑の中で
咲き誇る モクレンの花
いつの日か あなたの胸で
そっと咲いてみたい
いつの日か あなたの胸で
そっと咲いてみたい
3.きのみ
作詞:永積タカシ
作曲:永積タカシ
ウツムキがちな時も
その身を 責めなくてもいいよ
それが 君らしさだよ
心を 伝えたいのに
言葉がたりなく なるんだね
それも 君らしさだよ
傷をおそれて 心をとじた
見えた物も 消えてしまうんだ
何を覚えて 人は急ぐの?
あせることは 何もないはずなのに
どんなに時がたっても 忘れないでおこうよ
君は君らしくいて 僕も僕らしくゆこう
4.Summer Calling
作詞:BIKKE
作曲:高野寛
黄昏れる 町かど
誰かを 待つ影は
焼けた 肌をさらし
風にもたれかかる
一人
焼けた まなざしから
波の音 高鳴り
ざわめく町も 消えてく
私を呼ぶ声がするの
真夏の瞳から
あの日の光射し
あなた待つ私に
届けてよ
届けてよ
焼けた影が伸びて
静かに消えてゆく
あなたの足音さえも
誰かを呼ぶ声も
消えた
真夏の瞳から
あなたを誘いだし
さざなむ波の音
抱きしめて
泣きたいの
真夏の輝きが
波にさらわれても
一人待つ瞳に
届けてよ
届けてよ
あなたを呼ぶ声が
聞こえているのでしょ?
あなたを呼ぶ声が
答えなの
答えなの
5.Japanese Beauty
作詞:曽我部恵一
作曲:曽我部恵一
寒い夜にはあたためて どこでもないこの場所で
ふたりがまだ知らない そんなこともいっぱいある
声に出すほどつめたいから 愛のことばは言わないで
いまはただだまって ふたりでそれを待ちましょ
目に見えないほどの うすいうすいブルーの夜明けとか
※ふたりの心にともす炎 雲の白よりきれいなもの
信じてるわ Japanese Beauty
うまく説明できないけど なつかしいカンジなんとなく
それはそうね Japanese Beauty※
夏の日々のおもかげと 恋のゆくえがまざりあえば
それはまだだれも 見たことのないふしぎな色
楽しい日には一緒にいて どこでもないこの場所で
いまはただ目をとじて ふたりでなにかを待ちましょ
バラの花よりも 甘く甘く淡いような香りとか
ふたりの心にともす炎 雲の白よりきれいなもの
信じてるわ Japanese Beauty
あなたの瞳また見つめるとき あたしには何が見えるでしょう
それはそうね Japanese Beauty
(※くり返し)
6.ピアノ
作詞:宮沢和史
作曲:宮沢和史
月も見えない夜の底で 終わりのない沈黙が響く
泣き出してしまいたいけれど ひとりきりでは声も出せない
張りつめたまま並ぶ弦で 羽を休める鳥もいない
あなたを罵りたいけれど あなたなしでは音も出せない
ピアノ ピアノ ただのピアノ あなたの指に従いながら
踊りたくないワルツを踊る あなたが飽きてしまう時まで
どうせいつもの場所で始まり どうせいつもの場所でつまずく
声をつぶしてしまいたいけど ひとりきりでは何もできない
ピアノ ピアノ ただのピアノ あなたの指を追いかけながら
歌いたくないボレロを歌う あなたがそっと席を立つまで
歩いたことのない街の風景を知らずに奏でている 私はピアノ
ピアノ ピアノ ただのピアノ あなたの指に従いながら
踊りたくないワルツを踊る あなたが飽きてしまう時まで
ピアノ ピアノ ただのピアノ あなたの指に触れていても
ふたりきりのこの部屋の隅で あなたが見つめるのは五線紙
ふたりきりのこの部屋の隅で あなたが見つめるのは五線紙
7.あの頃と同じ空
作詞:宮沢和史
作曲:宮沢和史
突然の夕立ちが 音をたて
ゆっくりと移りゆく 季節をせかす
何ひとつ恐れずに 抱き寄せ合った
あの頃と同じ空 さがしてる
一言も交わさずに この気持
伝わってしまうのが 少しさびしい
何もかも投げ捨てて 抱きしめ合った
あの頃と同じ空 さがしてる
背を向けたまま どこか遠くを
見つめている あなたに
手を伸ばしたら 届くこの部屋が
やけに広く感じる
人はなぜ 夕焼けを追いかける時
積み上げた想い出を 手放すのだろう
もう一度 あの雲を追いかけて
あの頃と同じ空 さがしたい
あの頃と同じ空 さがしたい
8.シャボン
作詞:浜崎貴司
作曲:浜崎貴司
私は泣かぬよう うわの空のふりをして
最初の言葉を 思い出そうとした
揺れた森がこぼす 光に目細めながら
なんにも言わないでと 声を出さずつぶやく
明日は痛いほど また何食わぬ顔をする
なかないシャボンは宙を彷徨い すぐ消えた
あなたへの心の 流れ着くはずの場所を
ひとりで歩いたら 瞳ははらはらと
涙を河にして 封じ込めてた感情は
なんにも隠せやしない 口を開けたまま
私は声を上げ泣いていた まるで子供のように
空には雲ひとつ 春うららかな夜を待つ
はかないシャボンに映る 月が昇り 風の中で 涙枯れるまで
9.サヨナラCOLOR
作詞:永積タカシ
作曲:永積タカシ
そこから旅立つことは
とても力がいるよ
波風たてられること
きらう人 ばかりで
でも 君はそれでいいの?
楽がしたかっただけなの?
僕をだましてもいいけど
自分はもう だまさないで
サヨナラから はじまることが
たくさん あるんだよ
本当のことが 見えてるなら
その思いを 僕に見せて
自分をつらぬくことは
とても勇気がいるよ
だれも一人ボッチには
なりたくはないから
でも 君はそれでいいの?
夢の続きはどうしたの?
僕を忘れても いいけど
自分はもう はなさないで
サヨナラから はじまることが
たくさん あるんだよ
本当のことが 見えてるなら
その思いを 捨てないで
サヨナラから はじまることが
たくさん あるんだよ
本当のことは 見えてるんだろ
その思いよ 消えないで
その思いを 僕に見せて
10.また逢いましょう
作詞:曽我部恵一
作曲:曽我部恵一
さよなら どうもありがとう
今宵のおもかげ
夢にいつもみてた
そんな夜がいま
でも さよなら どうもありがとう
あなたのハートに
うたって おどった
ちの夜のおもいでに
今夜はそうふたり
出逢った夜みたい
でも さよなら 愛しています
あなたのことを
さよなら どうもありがとう
今宵のおもかげ
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