彩の無い世界

妖精帝國 彩の無い世界歌詞
1.彩の無い世界

作詞:YUI
作曲:橘尭葉

いくつの夜を越えて
目覚めを誘う風

いつしか朝を迎え
凍てつく躰溶けて

覚めた記憶で
早すぎた死を還して

虫たちの鳴く声も
鳥たちの舞う羽音にも

音を亡くした白き涸れ地に
あふれる彩をそそいでいく
あざやかに…

凍える朝にひとり
眠りの合図を待つ

いつか本当の
目覚めを知ると信じて

飛び交う森の風も
行き交う遠い空の雲も

音を亡くして光閉ざして
あふれる彩は消えていく
おだやかに…

閉じ込めた過去を
怖がらないで
幾千の刻に
全て委ねて

飛び交う森の風も
行き交う遠い空の雲も

音を亡くして光閉ざして
あふれる彩は消えていく
おだやかに…

虫たちの鳴く声も
鳥たちの舞う羽音にも

音を亡くした白き涸れ地に
あふれる彩をそそいでいく
あざやかに…

途切れた音も
掠れた彩も
いま満ちている
この世界
その全て


2.Destrudo

作詞:YUI
作曲:橘尭葉

失いし 生命のlibido
無に還る 低迷の血潮
失いし 生命のlibido
生き返る 黎明呼ぶ思想

闘い 死耐えたい 仕留めたい
ただ壊し 絶え絶えに遂げたい
闘い 死耐えたい 仕留めたい
ただ廃し 枯れ枯れに吼えたい

消滅に惹き合う心怯える影
引き裂く腕の痛みで
(霊魂幽か咎を科すか 霊魂消すか混在勝つか)
存在を消し合う運命を
恐れずにいるから 永遠に狂おう
(霊魂幽か咎を科すか 霊魂消すか混在勝つか)

止まらない 衝動Destrudo
繰り返す 行動の意味は
止まらない 衝動Destrudo
ぶり返す 本能の欲動

壊滅呼び合う心絡む糸に
切り裂く胸の痛みで
(霊魂幽か咎を科すか 霊魂消すか混在勝つか)
神霊を守る力を
求めると言うなら 永遠に狂おう
(霊魂幽か咎を科すか 霊魂消すか混在勝つか)

永遠に狂おう…

消滅に惹き合う心怯える影
引き裂く腕の痛みで
存在を消し合う運命を
恐れずにいるから

壊滅呼び合う心絡む糸に
切り裂く胸の痛みで
(霊魂幽か咎を科すか 霊魂消すか混在勝つか)
神霊を守る力を
求めると言うなら 永遠に狂おう
(霊魂幽か咎を科すか 霊魂消すか混在勝つか)


3.Valtica

作詞:YUI
作曲:橘尭葉

絶対運命迷子人間 冷酷心情最高 Program
完全焼失灰 Cemetery 強引契約

正体幻滅機密人間 反感感情 PsychoProgram
膨大記録難解 Mystery 消滅継続

混在禁断禁忌生命 制御不能 CycleProgram
生涯階級 High Society 予想裏切る

魂の墓場に浮遊する
還る場所を知らない永遠の痛み

惹かれ遭う繋がりに互いを見初めて消し合う運命 Death Game
微かな叫び声も過去の記憶へ変化する
求め欲す意志のまま殺めに狂うよりも
錆びた鼓動を雪げ神霊へ

衝撃緩衝配置結界 幽閉監獄廃坑 Program
全霊修得 Soul Mastery 生命運自在

犯罪心理監視解明 有能構造 Cyber Program
崩壊精神 Personality 存在壊滅

魂の強さで支配する
果てる訳も知らない永遠の怒り

擦れ違う日々の祈りも砕けて消し合う運命 Death Game
僅かな抵抗も魂の乖離へ変化する
求め欲す意志の殺めに狂うよりも
錆びた腕よ届け神霊へ

擦れ遭う日々の祈りも砕けて消し合う運命 Death Game
僅かな抵抗も魂の乖離へ変化する

惹かれ遭う繋がりに互いを見初めて消し合う運命 Death Game
微かな叫び声も過去の記憶へ変化する
求め欲す意志のまま殺めに狂うよりも
錆びた鼓動を雪げ神霊へ


4.遠い幻

作詞:ゆい
作曲:橘尭葉

ときほどいた心で
千の星を散らして
夜を創ってる
過去の帷が薄らぐ前に

届かない声
響かない歌
差し延べた手を
拒み続けた薔薇の姫に
終焉りを告げよう

息を止めた鼓動で
千の風を興して
雲を創ってる
空の終わりが始まる前に

聞こえない声
唄わない歌
褪せた瞳で
祈り続けた奇跡の姫に
終焉りを告げよう

麗しき声
暖かき歌
記憶の彼方
遠き幻

届かない声
響かない歌
差し延べた手を
拒み続けた薔薇の姫に
終焉りを告げよう

透き通る声
澄み渡る歌
記憶を辿り
蘇る声


5.Alte Burg

作詞:YUI
作曲:橘尭葉

荒れ地に聳える古城の上
誰にも登れぬ砦に
一つの小さな窓が開く

初めて覗いた窓の外は
光も吸い込む闇色
心も翼も黒く染める

この世のほんの全ての
自由な行動さえも
世界の一握りの
彼らが監視している

出会い別れ生き死の全て
運命など信じるは愚か

見下ろした大地は遠くて
呼吸も出来ないほど深くて
悲しみも願いも叫びも
無限の闇に塞がれていく
同じ日々を幾度過ごせばいいの

初めて降り立つ闇の外は
身震いするほど広くて
小さな鼓動は熱く踊る

すべては操られた
稀代の繰り人形
世界の一握りの
彼らが動かしてる

黒く朱い扉の奥で
愚かな私たちを視てる

踏み出した大地に注いだ
私を貫く朱い光
絡んだ繰り糸はほどけて
身体は支え無くし崩れる
何選び何を信じればいいの

仰いだ夜空があまりにも
綺麗で涙が溢れていた

私が私である為に
必要なものなど何も無く
此処に私が存在している
それだけで私は私なの
全て知る為何を捨てればいいの


6.彩の無い世界