雨降る波止場

三門忠司 雨降る波止場歌詞
1.雨降る波止場

作詞:仁井谷俊也
作曲:中村典正

倖せひとつ おまえにやれず
うしろ姿を 見送った
あゝあの日も… こんな雨だった
出船の汽笛が 遠くで哭(な)けば
思いだすんだ… 雨降る波止場

ポツリと点(とも)る 桟橋あかり
何故か目頭 熱くなる
あゝあの日も… こんな雨だった
歳月(つきひ)は過ぎても むかしの笑顔
胸で揺れてる… 雨降る波止場

男は一度 愛したおんな
忘れられない 忘れない
あゝあの日も… こんな雨だった
いまさら逢えない おまえの名前
今も呼んでる… 雨降る波止場


2.雨の居酒屋

作詞:仁井谷俊也
作曲:中村典正

あんなに愛した ふたりじゃないか
なんで悲しい ことを云う
雨の居酒屋 お馴染み横丁
男ごころは どしゃ降りなのさ
別れるなんて 云うんじゃないよ

未練というのじゃ ないんだけれど
他のおんなじゃ 駄目なのさ
雨の居酒屋 気まぐれ夜風
二度とかえらぬ 果敢(はか)ない恋さ
なぐさめなんか 聞きたかないよ

どこでも行きなよ 忘れてやるさ
馬鹿な男の 痩(や)せ我慢
雨の居酒屋 涙のグラス
胸の芯まで ずぶ濡れなのさ
倖せどうか 掴んでくれよ