誰が為に鐘は鳴る

まきちゃんぐ 誰が為に鐘は鳴る歌詞
1.誰が為に鐘は鳴る

作詞:まきちゃんぐ
作曲:まきちゃんぐ

守りたかったものですら
この指からすり抜けて
「人の手は小さいんだ」と
貴方は呟いてた

過ぎる風の冷たさを
誰に言えばいいのだろう

今日も一人で生きるのなら
何を信じていけばいい
心の鐘を照らす太陽
いつか昇る日まで

命に重さがあって
人それぞれ違うのなら
どれだけの重さであれば
生きていてもいいのだろう

崩れそうな世界に優しさがほら
輝いてる

どんな正しさの前でも
心の奥は泣いている
聞こえる音を信じているなら
ひらく次の扉

けして忘れないようにと
鳴り止まぬ声が呼んでいる

心の鐘を照らす太陽
いつか昇る日まで

明日も一人で生きるのなら
アタシを信じて生きたい
心の鐘を照らす太陽
いつか昇る日まで
前に前に 響け


2.光

作詞:まきちゃんぐ
作曲:まきちゃんぐ

そばに居る事だけが優しさじゃないと知った
どうしてもどうしても降り止まぬ雨も知った
貴方に出会わない人生もあると知った
愛してることばだけ ことばだけ ことばだけ

たった一人にこころ奪われて
貴方以外誰も愛せない
苦しさの中に光が見えたら
それだけで生きていけるでしょう

目に見えぬものだけど確かにそこにはあって
形すらないけれど何よりも壊れやすい
一人だとなくさない でも一人だと増えもしない
大切な大切な大切なものを知った

たった一人にこころ奪われて
貴方以外誰も愛せない
降り続く雨がいつか止むように
祈りながら明日を待つのでしょう

アタシに光教えてくれた人
惑う日々を超えて

たった一人にこころ奪われて
貴方以外誰も愛せない
苦しさの中に光が見えたら
それだけで生きていけるでしょう


3.恋

作詞:まきちゃんぐ
作曲:松本俊明

サヨナラと永遠を繰り返して
人はただ死んでゆく そうだとしたら

寂しさとか嬉しさとか全部
意味のないものだねと
貴方は言う

巡り合いの中 立ち止まって
この人しかいないと思える気持ちを恋と言うならば
アタシは形のないものでも
信じられる そんな気がする

窓を打つ悲しみの音を聞いていた
少しずつ近づいて アタシを弱くしたがる

小さな手は砂しか掴めずに
濡らしてく雨水が
泥にした

傷つけあっても 私たちは
許しあえる強さを持っているはず
貴方がつまづき苦しい時
どんな言葉かけることができるだろう

伝えたい気持ちの全てに
言葉がないのはなぜだろう
欠けた心 埋めるため
強くなれる アタシ
きっと

巡り合いの中 立ち止まって
この人しかいないと思える気持ちを恋と言うならば
アタシは形のないものでも
信じられる そんな気がする

巡りあえた 苦しくて愛しい恋


4.ベランダ

作詞:まきちゃんぐ
作曲:まきちゃんぐ

あの日が本当に最後の日なら
伝えたい言葉は山ほどあった
命のロウソクが見えるのならば
アタシの半分を繋げたかった

ペアのマグカップも少し大きなパジャマも
見えない貴方を今も探しているのに

貴方がいない明日を一人どうやって待てばいい
この先ずっとアタシだけ このベランダに立つのね

命のロウソクが溶けたその後
人は星になると昔から言う

昼間の雑踏で埋めたはずの隙間から
消えない傷跡を笑いながら撫でていく

貴方がいない明日を一人どうやって待てばいい
この先ずっとアタシだけ このベランダに立つのね

夜空に光る星の数だけ思い出があるのなら
名もない星なんて無いよと もう一度教えて

貴方がいない明日をずっとこのベランダで待つの
もうすぐ貴方に会えるの 今夜は晴れだから

もうすぐ貴方に会えるの 今夜は晴れだから


5.海月

作詞:まきちゃんぐ
作曲:末光篤

ねぇどこまでアタシは泳ぐの 独りで
気付かない振りして見上げた空には満月
漂うアタシを照らす

誰にも会いたくなくて 誰かに会いたい夜
月明かりが水面に落ちてまるでくらげのよう
自分だけに歌うわ
誰もいない独りの海

そう全ての願いが叶うというなら
一つだけアタシは願うの
当たらぬ光の色を教えて欲しいと

どんなに求めていても掴めないものならば
流してきた涙はどこへ消えていったのでしょう
あの日と同じままの
誰もいない独りの海

ずっと笑って
いられたら良いな
見えない鎖に今触れる

誰にも会いたくなくて 誰かに会いたい夜
月明かりが水面に揺れてまるでアタシのよう
自分だけに歌うわ
誰もいない独りの海

誰もいない独りの海