暫存

まきちゃんぐ 暫存歌詞
1.煙

作詞:まきちゃんぐ
作曲:まきちゃんぐ

知っていたの 何もかも
待っていたの 今もなお
とりまく宇宙の真ん中で
一体どこまで行けばいいのか

まぶたの裏の記憶さえ
このカタマリを濡らす

※貴方はアタシを弱くする
貴方はアタシを弱くする
アタシは弱い 弱い 弱い...
アタシの涙を貴方は知らない※

火照った身を殴り描いて
放り投げた夢と照らす
冷えた優しさを覚えても
淡く光る月に同じ

悲しみを乗り越える力を
信じられる強さを

(※くり返し)

貴方を忘れてどこか遠く
行きたい 行けない 行きたい 行けない
アタシは弱い 弱い 弱い...
アタシの涙を貴方は知らない

アタシは弱い 弱い 弱い...
涙の行方を貴方は知らない


2.雨と傘と繋いだ手

作詞:まきちゃんぐ
作曲:まきちゃんぐ

愛しい君のもとへ 雨の中を歩く
傘にあたる雨音だけがアタシを今つつむ

叶わない夢だってあるし
追いかけなきゃいけない絶望だってある
繋いだ手 はにかむ笑顔
守らなきゃいけないものに気付いた

信じてもいいよね
ここがアタシの場所だって
その手の温もりとか
優しく降る雨とか

愛しい君のもとへ おニューの靴で歩く
気付いてくれなくてもいい 傘をひとつたたむ

もどかしさを胸に抱いて
きっと人はみんな生きてる
愛が悲しみを救うなら
愛は悲しみを生まないのかな

信じてもいいよね
ここがアタシの場所だって
その手の温もりとか
優しく降る雨とか

信じてもいいよね
ここがアタシの場所だって
その手の温もりとか
優しく降る雨とか

愛しい君のもとへ 雨の中を歩く


3.ちぐさ

作詞:まきちゃんぐ
作曲:まきちゃんぐ

僕は地球の真ん中に立ってるみたいだ
僕の周りでいろんな事が起こっている

僕は弱虫 矢印のオシリ
いつものような顔でせこい近道

君になりたい 君になりたい
なりたい

張り裂けそうな胸の痛み
これが孤独というものか

ちょっと弱い でもちょっと強い
ちぐさ 僕は君になりたい
ちょっと弱い でもちょっと強い
ちぐさ 君になりたい

時計の針が進む度に
得るものと失うものが同時に増えていく

この世界が現実ならば僕は
この世界が現実ならば僕は屍を愛す

ちょっと弱い でもちょっと強い
ちぐさ 僕は君になりたい
ちょっと弱い でもちょっと強い
ちぐさ 君になりたい

ちょっと弱い でもちょっと強い
ちぐさ 僕は君になりたい
ちょっと弱い でもちょっと強い
ちぐさ 君になりたい

僕は地球の真ん中に立ってるみたいだ
僕の周りでいろんな事が起こっている


4.ハニー

作詞:まきちゃんぐ
作曲:まきちゃんぐ

不揃いの前髪
アタシを見るその目
タバコを持つ右手
左肩のドラゴン

吐息混じりの鳴き声を聞かせてあげる
そっと腕をまわして
抱き寄せて髪をなでて
好きって言ってよ
好きって言ってよ
アタシを好きって言ってよ

耳に身体に心に
突き刺してよ
アタシの体中全部
貴方の全てが欲しいの
だから抱いて抱いて抱いて抱いて
ギュッと

長く伸びた影が
二つ重なるその時
耳元で囁く
深い愛の言葉

抱きしめた広い胸に
温もり感じそっと身体をゆだね
奥のほうまで優しく触れて
好きって言ってよ
好きって言ってよ
アタシを好きって言ってよ

耳に身体に心に
突き刺してよ
アタシの体中全部
貴方の全てが欲しいの
だから抱いて抱いて抱いて抱いて
ギュッと

だからハニーハニーこっちを向いて
世界で一番アタシが可愛いって言って
ハニーハニーハニーハニー
だから抱いて抱いて抱いて抱いて
ギュッと


5.からまる毛糸

作詞:まきちゃんぐ
作曲:まきちゃんぐ

自分にさえ 嘘をついてしまった日は
眠りに落ちるのが ひどく遅い
「もう帰るんだね」 あなたの肩に手をかけた
夢の中では 素直にそう言えるのに

大きく伸びた背も その優しいまなざしも
アタシを包むためだと 思いたい

あなたがその笑顔するのなら
このままのほうがいいのかな
強がりとかじゃなくて
本当は すごく すごく 小さい
同じ気持ちならいいと 誰だって思うでしょう

人はみな心の中に もう一人の自分を飼う
問い問われ 初めて向き合えたとき 迷いは消えるのでしょう

あなたがその笑顔するのなら
このままのほうがいいのかな
強がりとかじゃなくて
本当は すごく すごく 小さい
同じ気持ちならいいと 誰だって思うでしょう


6.鋼の心

作詞:まきちゃんぐ
作曲:まきちゃんぐ

吐き出した刃の水溜りに
自分の居場所を探してみる
あの日の背中追いかけたのに
あるのはただ泣き出した空だけ

月も星もみんな黙ってしまった
アタシは一人身を縮める
「守りたいものかあると人は強くなれる」
と人は言う

この背中の重みが心地よくなっていく
アタシの中をそっと掻き乱す
雲間から光が流れ落ちるように
貴方が溶かしてく
鋼の心

いつしか手にしてたものの数と
捨てた数 天秤にかけてみた
一方に傾く秤を見て
貴方だけはどうしても乗せられなかった

鋼の隙間から貴方の腕が
アタシを強く掴む

虹の橋を渡ろう
見つからないようにホラ
カーテンレールに手を延ばす
雲間から光が流れ落ちるように
貴方が溶かしてく
鋼の心

この背中の重みが心地よくなっていく
アタシの中をそっと掻き乱す
雲間から光が流れ落ちるように
貴方が溶かしてく
鋼の心
虹の橋を渡ろう
見つからないようにホラ
カーテンレールに手を延ばす
雲間から光が流れ落ちるように
貴方が溶かしてく
鋼の心

貴方が溶かしてく
鋼の心


7.鼓動

作詞:まきちゃんぐ
作曲:まきちゃんぐ

ねえ聞こえる この1つしか無い
心臓が時を 刻んでいる
何もできない 無力さを
証明しているようで嫌だった

何もなくても 貴方とアタシ
ずっと つながっていられるかな

誰の心も 縛れないから
何度でも 約束しよう
たどり着いた ここに
愛を誓おう

照れ臭いけど 手をつなごう
体温がお互いを かけ巡る
貴方と幸せになりたい
それくらい 望んでも良いよね

何もなくても 貴方とアタシ
きっと つながっていられるから

誰の心も 縛れないから
何度でも 約束しよう
たどり着いた ここに
愛を誓おう

意味もなく 血が流れた身体
貴方の為に 生まれ変わるわ
もし何もなくても 貴方とアタシ
きっと つながっていられるから

誰の心も 縛れないから
何度でも 約束しよう
たどり着いた ここに
愛を誓おう
たどり着いた ここに
愛を誓おう


8.罪の果実

作詞:まきちゃんぐ
作曲:まきちゃんぐ

はしゃぐだけの季節はもう終わりと
告げるような夕日
愛しい貴方の匂いに
胸の奥のアタシが泣く

アダムとイヴの食べてしまった
甘い罪の果実がここにある

恋という名の理屈を超えた力が
今 無力なアタシを動かしている

アタシの代わりに空は乾いて
苦しくて心が濡れる
甘い罪の果実の木が
心に生えて実をつける

アタシは悪い子
どんどん果実が大きくなるばかり

恋という名の理屈を超えた力が
今 無力なアタシを動かしている

風が止み 紅に染まる空
この果実と同じ色
やがて闇がのみこんでもすぐに
星が輝くように

恋という名の理屈を超えた力が
今 無力なアタシを動かしている
今 無力なアタシを動かしている


9.泣きたい夜に

作詞:まきちゃんぐ
作曲:まきちゃんぐ

今日はもう眠ろうか 何も考 えずに
いつもと同じ今日を 思い出すわけもない

どこにも 行けない

神さまを恨んだ夜に限って
月がキレイだ
胸にあふれた思いは
睫毛ふり切って落ちる
がんばれ がんばれ
記憶の貴方が言う

甘くないコーヒーを しかめっ面で飲み干す
目を閉じても眠れない 今日はこのくらいでちょうどいい

このまま 消えたい

夢中で迫いかけた夢は
夢のまま 幼いまま
ねえ 子供みたいに
今くらい 泣いてもいいよね
月の下で 一人うずくまる

だれにも 言えない

神さまを恨んだ夜に限って
月がキレイだ
涙で眠れない夜は
コーヒーのせいにしよう
きっと きっと
明日は眠れるはず
もう少し もう少し
ぼやけた月 ながめよう


10.サプリ

作詞:まきちゃんぐ
作曲:まきちゃんぐ

きっと何度も誰かを思い
夜を明かすことはあった
きっと何度も望まなくして
夜を明かすこともあった

人は飛べない
だから歩いて行こう
カメラは忘れずに

伝えたい気持ちが納まるような
大きな両手が生憎無いから
ありがちな言葉で良いのなら朝まで喋り続けよう

繰り返す愛と愛のエゴ
貴方のためにアタシでいたい
きっと世界はここにあるから
アタシのためにアタシでいたい

誰だって 例え報われなくても
美しくいたいでしょう

伝えたい気持ちが納まるような
大きな両手が生憎無いから
ありがちなラブソングで良いのなら朝まで歌い続けよう

伝えたい気持ちが納まるような
大きな両手が生憎無いから
ありがちなラブソングで良いのなら朝まで歌い続けよう

La La La …


11.レイン

作詞:まきちゃんぐ
作曲:まきちゃんぐ

視界をさえぎる雨音
また今日が来てしまった
重たい身体を起こし
いつものアタシを身につける

満たされない思いを抱えてうずくまる
雨宿りしようか少し疲れてしまったから

やがて朽ちていくこの身を
容赦なく叩くこの雨に
許しを乞うとて何しても
何も変わりやしないのに

灰皿から昇る煙の向こうで
幼い子供がスタートを切る
ああ あんな子でさえアタシを
追い越して行く

満たされない思いをどこへやろうか
一人きりでは少し重たすぎるから

やがて朽ちていくこの身を
容赦なく叩くこの雨に
許しを乞うとて何しても
何も変わりやしないのに

自分を責めて
ひたすら責めて
もう十分傷付いたでしょう

やがて朽ちていくこの身を
容赦なく叩くこの雨に
許しを乞うとて何しても
何も変わりやしないのに

何も変わりやしないのに


12.愛の雫

作詞:まきちゃんぐ
作曲:まきちゃんぐ

雨に打たれて喜ぶ傘
ため息で曇る窓ガラス
天気予報はこの先もずっと
雨が続くとはしゃいでいる

水溜まり踏んでは笑った過去を
どこヘアタシは忘れたんだろう
花も草も木も命の全てが
愛の雫を望んでいる

目に見えないのはきっと
奪い合わないようにと

貴方を抱きしめる為に
アタシは何を吐き出すだろう
迷い続けた日々も
アタシの中 生きている

太陽だけでは 花も実も
つけずに枯れてしまうでしょう
いつか降り続いた雨の日を
愛しく思う日がくるはず

目に見えないのはきっと
奪い合わないようにと

憎しみや悲しみにも
包み込むように降り注ぐ
貴方の全てを許す
アタシは愛を知っている

貴方を抱きしめる為に
アタシは何を吐き出すだろう
迷い続けた日々も
アタシの中 生きている
アタシの中 生きている

アタシは愛を知っている


13.満海

作詞:まきちゃんぐ
作曲:まきちゃんぐ

願った分だけ
この空は遠くて
人間の体に
翼はないと知った

こんなもんじゃないと
貴方が一番貴方を知っている

どこへ向かい 何を残す
全てを許したい
満ちてゆく 海を誰が
責められるだろう

強くあるだけが
生き方じゃないけれど
貴方のその手足は
何の為に生えている

開け放たれた窓に
まぶしい程の朝日が差し込んでく

どこへ向かい 何を残す
全てを許したい
満ちてゆく 海を誰が
責められるだろう

どこへ向かい 何を残す
全てを許したい
満ちてゆく 海を誰が
責められるだろう

流れ着いて 抱(いだ)かれてく
生まれた地を背にし
満ちてゆく 海を誰が
責められるだろう


14.愛と愛の間に

作詞:まきちゃんぐ
作曲:まきちゃんぐ

手繰り寄せたその糸は
余りにか細く
アタシを支えきる程
強度は到底ないだろう

両足で飛ぶったって
たかだか知れてる
誰かを踏んででも
高く高く昇りたい

愛と愛の間に深い溝があるから
愛と愛をお互いぶつけ合うんだ
愛と愛の間に暗い闇があるから
愛と愛をお互い照らし合うんだ

例え嘘をついてでも
守るべきものを知った
思いは溢れてるのに
アタシは羽ばたけずにいた

貴方の思うような
女じゃないかもよ
アタシの髪さえも
声も血も骨も愛してね

愛と愛の間に深い溝があるから
愛と愛を本気でぶつけ合うんだ
愛と愛の間に暗い闇があるから
愛と愛を本気で照らし合うんだ

愛と愛の間に深い溝があるから
愛と愛をお互いぶつけ合うんだ
愛と愛の間に広い海があるから
愛と愛の間に命があるんだ


15.夢だもの

作詞:中島みゆき
作曲:中島みゆき

ありえないってことが わからない訳(わけ)じゃない
ありえないからこそ夢に見るものでしょ
説明はつかない 理屈にも合わない
ありえない話を夢と呼ぶものでしょ
踊ってくださいと くじけないで言える
あなたは気さくに 手を取ってくれる
だって夢だもの 全部夢だもの
好きになっても 打ち明けても 誰も困らない
どうせ夢だもの 全部夢だもの
儚(はかな)くっても 短くっても
嘆かないのよ 夢だもの

月の降る夜です 思い出が呼びに来る
湖の面(おもて)に町が出来てるよと
出かけましょ 行(ゆ)く先はなつかしい町角
出かけましょ 出会うのはなつかしい人々
あったかもしれない なかったかもしれない
初めてをもう一度 あなたと出会おう
だって夢だもの 全部夢だもの
好きになっても 打ち明けても 誰も困らない
どうせ夢だもの 全部夢だもの
儚(はかな)くっても 短くっても
嘆かないのよ 夢だもの

踊ってくださいと くじけないで言える
あなたは気さくに 手を取ってくれる
だって夢だもの 全部夢だもの
好きになっても 打ち明けても 誰も困らない
どうせ夢だもの 全部夢だもの
儚(はかな)くっても 短くっても
嘆かないのよ 夢だもの


16.貴方のいない部屋に慣れる日が来るまで

作詞:まきちゃんぐ
作曲:まきちゃんぐ

少し腫れた まぶたが重くて
今日が日曜で 良かったと思う
それも優しい 貴方の計らいで
なんてちょっぴり 考えすぎかしら

枯れた愛の花に
しがみついてた花ビラを
全部捨てたいけれど

悲しみよ サヨウナラ
扉に手をかけて
貴方のいない部屋に慣れる日が来るまで

貴方のいない部屋に 一人きりで
過ごす1日の長さに 戸惑う

愛の花はきっと
苦く黒くしょっぱいだけの
涙じゃ育たない

悲しみよ サヨウナラ
扉に手をかけて
貴方のいない部屋が思い出になるまで

愛の花はきっと
苦く黒くしょっぱいだけの
涙じゃ育たない

悲しみよ サヨウナラ
扉に手をかけて
貴方のいない部屋に慣れる日が来るまで

悲しみよ サヨウナラ
扉に手をかけて
貴方のいない部屋が思い出になるまで

悲しみよ サヨウナラ
扉に手をかけて
貴方のいない部屋に慣れる日が来るまで

悲しみよ サヨウナラ
扉に手をかけて
貴方のいない部屋に慣れる日が来るまで


17.愛と星

作詞:まきちゃんぐ
作曲:まきちゃんぐ

見上げる星にかざした 手のひらの小ささ
つかんではこぼした何かに 振り向きもしないで

あらゆるものが溢れて アタシはいつも見失う
欲しいものはいつも 遠くにあるような気がして

人は届かない 星ばかり目指す

大切な人がいるよ
ありふれた言葉だけれど
ただ誰かの為に生きる
それが貴方で良かった

アタシの名を呼んで 笑う貴方の声で
ああこんなに 近いとこで 愛が産声上げる

ここにいるよ アタシをきいて

貴方のその笑顔に
一体何が返せるか
ただ誰かの為に生きる
それが貴方で良かった

笑って踏んで
泣きながら壊して
愛して憎んで
守って守って

大切な人がいるよ
ありふれた言葉だけれど
ただ誰かの為に生きる
それが貴方で良かった

貴方のその笑顔に
一体何が返せるか
ただ誰かの為に生きる
それが貴方で良かった

笑って踏んで
泣きながら壊して
愛して憎んで
守って守って


18.大都会のモンスター

作詞:まきちゃんぐ
作曲:まきちゃんぐ

信じ続けた あの頃は
太陽だって味方だった
誰も知らない所で
ただ 濡れる事だけには慣れた

望まない朝が来て
アタシは目を覚ます

孤独を抱きしめて 震える
アタシはこの街のモンスター
ちいさなアタシの泣き声を
大都会のサイレンが消した

口から出てくるもの全て
ふるいにかけて 何が残る
しがみついて守ったものに
命の息吹はありますか

始めから あきらめて
それじゃ悲しいでしょう

この眠らない大都会は
狭いけどちゃんと空もあるよ
昇っては沈む太陽は
あの頃と何が違うだろう

孤独を抱きしめて 震える
アタシはこの街のモンスター
ちいさなアタシの泣き声を
大都会のサイレンが消した


19.名前

作詞:まきちゃんぐ
作曲:まきちゃんぐ

海に溺れる夢をみた 自分でも笑ってしまったの
溜まった洗濯物の中には アタシの服しかないのね

いつものように朝が来て アタシの一日が始まる
アタシの名前照れて言えない いつも適当にごまかした

目も合わせないようになって 愛しかった顔も忘れて
アタシを呼んだその声で 愛しい誰かを呼ぶの

突然来た最後の夜 どしゃぶりの雨ならよかった
街灯一つ薄暗い中 アタシは聞こえないふりした

目も合わせないようになって 愛しかった顔も忘れて
アタシを呼んだその声で 愛しい誰かを呼ぶの

どしゃぶりの雨ならよかった アタシは聞こえないふりした
どしゃぶりの雨ならよかった アタシは聞こえないふりした

目も合わせないようになって 愛しかった顔も忘れて
アタシを呼んだその声で 愛しい誰かを

忘れられるよ 貴方なんて 握り返した繋いだ手も
忘れられるよ 貴方なんて 最後に呼んだアタシの名前


20.灰色のピアノ

作詞:まきちゃんぐ
作曲:まきちゃんぐ

閉じたピアノの上に
いつのまにかホコリまみれて
思い出すことのできないアタシの
心のより場になる

小さな芽はいつしか大木となって
真実はかくされるの 見えなくなるの
貴方の心みたいに

あの頃のピアノは白黒で
思いのまま歌ってた
灰色のピアノは悲しみの声しか出ない

小さい頃の記憶
希望と夢をたたきこまれ
妥協と諦めを覚える事で
大人になっていった

どんなに時が経っても
変わらず胸で刻むもの
聞こえなくなるの 忘れてしまうの
そうよ人は誰でも

いつの間にか止まってしまった
メトロノーム手に取って
何度でも巻けばいい もう一度
刻めばいい

あの頃のピアノは白黒で
思いのまま歌ってた
灰色のピアノがもう一度アタシを呼ぶ


21.愛しさが止まらない

作詞:まきちゃんぐ
作曲:まきちゃんぐ

今 貴方が隣にいても
これから先はわからない
たった一つの道しるべだから
この手は離さないで

ずっとずっと隣で 笑っていたいから

身体じゃなくて 言葉じゃなくて
つながる術がわからなくて
ただただ涙が溢れて
愛しさが止まらない

貴方の為に出来る事
昨日考えてみたけれど
何一つ良い事なんて
浮かんできやしなかった

特別なことなんていらないよね きっと

身体じゃなくて 言葉じゃなくて
つながる術がわからなくて
傷つけ合った日々さえも
笑える日がくるなんて

身体じゃなくて 言葉じゃなくて
つながる術がわからなくて
ただただ涙が溢れて
愛しさが止まらない

ただただ涙が溢れて
愛しさが止まらない


22.世界の終わり

作詞:まきちゃんぐ
作曲:まきちゃんぐ

何でも良いよ 願いを言いな
叶わなくても アタシが忘れないから

全て捨てて どこかに行って
アタシを抱きたい 貴方は言った

世界の終わりに 貴方とアタシだけ
幸せな顔して
死んでいけたら良い

まっすぐだけじゃ 生きられない世界よ
普通の肺じゃ 死んでしまう

大丈夫だと その手を握り
言ってほしい だけかも知れない

世界の終わりに 貴方とアタシだけ
幸せな涙を
流せていたら良い

世界の終わりに 貴方とアタシだけ
幸せな顔して
手をつなげたら良い

世界の終わりに 貴方とアタシだけ
幸せな顔して
死んでいけたら良い