1.傾いた空
作詞:江沼郁弥
作曲:江沼郁弥
あなたは問いかけてる いま僕は笑っているか
あなたに問いかけてる まだ僕は泣いているか
それがどんな答えであっても 只々、求めるだけなら
何かをどれだけ手にしても
満たされないものなんだろう
まだ僕は空白だらけなんだ
誰かの言葉だけを 一つづつ抱えてきた
いつかは剥がれ落ちる 本当の僕は何だ?
それがどんな答えであっても 只々、彷徨うだけなら
何かにすがりついたとしても 全ては解らないだろう
いま僕は何を捨て去れるか
愚かなのか? 不器用でも 歩き続けてるこの僕は
何が残り 何が消えるか 傾いた窓を見上げてた
それが一筋の光ならば一向照らし続けてよ
そこにどんな答えがあっても
まだまだ終わりはないだろう
そう、ここから 向こうへと続いてる
何処へ向かうのだろう
いま終わりの先へ
2.能天気日和
作詞:江沼郁弥
作曲:江沼郁弥
グッドモーニング!
毎日したいでしょ 朝寝坊
おひさまが覗き込む 悪戯な微笑み
一秒がせわしなく追いかけてくるから
朝食とため息を無理矢理に流しこむ
パジャマを裏返しに着てみては
もどーれ もどーれってさ 無駄な悪あがき
脳天気な気質 のんびりしてちゃいけないよ
煩忙的現実 余裕なくてもいけないよ
道理的防衛本能 交互にボクを攻めるのさ
遅刻まで あと5分
ちょっと待った 鏡のボクの顔を見よう
さぁ今日も始まるボクのふりのショー
楽天的気質 それじゃビリになるかもしれないよ
表面的現実 心許しちゃいけないよ
多難的人生行路 それでもめげずに行きますか
でもそんな感じでいいの? まぁ いっか
グッドモーニング!
3.ひとつ、さよなら
作詞:江沼郁弥
作曲:江沼郁弥
ひとしきり戯れて 君はもういない
かげりゆく八月の夕暮れ、青
いない いない
時が変わる
それはまるで嘘みたいだ
ひとつ、さよなら
なくさなくていいようにね
残されたのは君の香り 蜜のような
愛さないことは 簡単な ことさ
愛しいと思うけど
確かなのは僕のほうさ
微睡んで ゆらり ゆらり
いない いない
僕は祈る
それは まるで悪みたいだ
ひとつ、さよなら
こわさなくていいようにね
忘れないのは夏の香り 眩しいほど
かげりゆく八月の夕暮れの、不在
夢のあと 永久にいて
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