1.プラトニカ
作詞:H ZETT ISM・mimitto
作曲:H ZETT ISM・mimitto
僕たちは 全て知っていた 始まりの 前から知ってた
困難な時代 目の前に 解決は 自らの中に
祈るよ不器用な僕のやり方で 純潔な君の微笑み
大事にして 大事にして
世界が終ると想ったあの頃
くだらなくなってく
変わっていく 始まってく
夢が
色褪せた 記憶呼んでいる あてもなく 探す旅に出る
光るよまだ見たことない未来が 夜明けを待ち続けた過去が
明けてゆくよ 明けてゆくよ
全てのいいわけ後にして
痛いほどやわらかな気持ち
届けに往く 伝えに往く
君に
祈るよ不器用な僕のやり方で 純潔な君の微笑み
大事にして 大事にして
封じ込められたプラトニカ
現在(いま)解かれ自由になって
昇って往く 救いに往く
空へ
2.Diamond Ring
作詞:H ZETT ISM・mimitto
作曲:H ZETT ISM・mimitto
僕の声 君の声が 歪みすぎた世界の中で
躾けられ 沈まされて 穴のあいた光を手にする
君のために僕の手を汚してみました
罠だらけの時代(とき)に生きる僕らここにいました
階梯の中うごめく欲が静かに息をひそめて隙を狙ってる
僕の声 君の声が 歪みすぎた世界の中で
躾けられ 沈まされて 穴のあいた光を手にする
ねえ難しいことなんて はじめからなかったんじゃないの
不思議なことくらい さっきまで 縋り付いてたのに
あなたは色褪せた存在証明の残骸を前に嘲笑(わらい)を浮かべてる
僕は君 君は僕に なりすまして時間の中で
植えつけて また消されて 繰り返し記憶を組み立ててる
僕は一日の中で 二度現実から遠のく
僕は僕を嫌いだよ
足りるはずのない君の涙
僕の声 君の声が 歪みすぎた世界の中で
躾けられ 沈まされて 穴のあいた光を手にする
僕は君 君は僕に なりすまして時間の中で
植えつけて また消されて 繰り返し記憶を組み立ててる
3.パンデミック
作詞:H ZETT ISM・mimitto
作曲:H ZETT ISM・mimitto
触れて壊れるくらいなら遠くで観ていようって
捏造(つくりあ)げた陳腐な論理で癒されたいと謂う?
嘆く自分に見とれる夜の 矛盾を叩き壊して
拡がってゆく宇宙のような 感情のパンデミック
説明だけの左脳理屈 意味などないだろう?
二重螺旋に刻まれた
細胞の暗号 今解き放て
汚れた僕らの過ちの数だけ立ち並んだ
ビルの隙間に迷い込んで自業自得だね
不都合な昨日までの塊
見える場所に飾って
真っ直(す)ぐに僕を射抜く君の 魂はエンジェリック
請(こ)われもせずに応えてく 以外にないだろう?
目を閉じてずっと愚直なままで
信じる強さを ただ守り抜け
物知り顔の自分がいる
足を踏み出せずにいる…
いちばん僕が理解(わか)ってんだ
虚無を切り裂く超新星(スーパーノーヴァ) 幸せのパンデミック
対峙(むきあ)うことを虞(おそ)れてる 時間(ヒマ)などないだろう?
生まれ変わる前の自分からの
切迫のメッセージ 今受け止めて
4.ディストピア
作詞:H ZETT ISM・mimitto
作曲:H ZETT ISM・mimitto
このままこの道を 進めば辿り着ける
信じこもうとしても 不安は肩に触れる
出来合いの妄想と 自分の現在(いま)重ねて
チグハグな現実 そうここは地獄郷(ディストピア)
僕以外を喩え世界が望めど
僕は僕でしかないと知った
穢れない瞳に
囚われのこの身を映してよ
かすかな未来は 君の中に…
拾い集めてきた それなりの言葉(かけら)で
くたびれた鎧の 隙間を埋めたなら
行き交う人々の 埃に埋もれゆく
鏡の中のぼくは 手をのばす理想郷(ユートピア)
君以外をもしも世界が望めば
心裂ける自分に気づいた
あどけない瞳に
邪(よこしま)な世界が映っても
頑なに護る 君をいつも…
僕以外を喩え世界が望めど
僕は僕でしかないと知った
穢れない瞳に
囚われのこの身を映してよ
かすかな未来は 君の中に…
5.BRAIN BLOWER
作詞:H ZETT ISM・mimitto
作曲:H ZETT ISM・mimitto
眠れない夜には 右往左往するだけ
愛する人さえ 助けてはくれない
耳を澄ましても 聞こえはしないだろう
目を見開いても 見えはしないだろう
Blow your Brain
気配消して 自分自身に気づけばいい
Storm your Brain
Roll your Brain
振り返る過去に 救いなど何もないよ
与えられたのは 瞬間(いま)と未来だけ
静寂は夜を越えて 世界を塗り替える
君が今屹(た)つ その場所からも
Froze your Brain
忘れてしまった 大事なこと感じるのさ
Fold your Brain
Close your Brain
Blow your Brain
気配消して 自分自身に気づけばいい
Storm your Brain
Roll your Brain
Blow your Brain
溢れ出した その存在(すべて)を叫べばいい
Storm your Brain
Roll your Brain
6.ボクラノミライ
作詞:H ZETT ISM・mimitto
作曲:H ZETT ISM・mimitto
裸足のまま走り抜ける
呼吸は底をついてるけど
僕が目指す先には
交錯する時代の狭間
焦燥と困惑の中
僕が手にした答え無き今
求めた声と心
君がもたらした確信の未来
暗く見えた世界で
君が僕を導いてく
迷走する現実を救い出せ
想像は僕らを簡単に越えてゆく
近い未来は無重力の中で泳ぎ回る
ハジマリはすぐそこにある
目を逸らした弱さの隣
踏み出す勇気だけが
僕らの力になると知った
暗くなった世界に
明かりを灯してく
君の自由が迷わないように
想像ば僕らを簡単に越えてゆく
近い未来は無重力の中で泳ぎ回る
希望も絶望もそばにある裏表
拾い上げる選択はゆだねられた
創造が僕らを導いてゆくんだ
この先にある僕らの未来へ
7.ランプ
作詞:H ZETT ISM・mimitto
作曲:H ZETT ISM・mimitto
ゆきづまること知らぬ 広い街にうもれた
テレビもついてない部屋にひとりきり
迷いも壁もない むなしさなど見えない
少年には無限の幾何学な地平
あの日想像してた未来は目眩(めくるめ)く速さで進んでゆくよ
人の哀しみもいつかは感じなくなるのかな
季節が移り変わるように僕の心も
少しずつ街の風に色づいてく
薄明かりのランプの下で弾(はじ)く音は
この雑踏の中へも微かにこぼれた
あの日想像してた未来は目眩く速さで進んでゆくよ
光りと影の瞬(またた)きを また繰り返しながら
街の隅で年老いた肩寄せ過去(とき)をわかちあう景色が
僕の心にふうっと光を分けてくれた
少年が描いていた未来は捨てたもんじゃなかったんだ
自ら放つ言葉を輝かせてる限りは
僕が生きる世界はゆらゆら意味を探しうごめくんだ
そして明日も僕は自分の道 照らしてく
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