What's flumpool!?

flumpool( 符朗樂團 ) What's flumpool!?歌詞
1.Calling

作詞:山村隆太
作曲:阪井一生

その手を伸ばしてみて すべてを忘れよう
遠回りしてきた 曲がりくねった道を
大事にしすぎる僕ら ちいさなことほど不安で
幸せなはずなのに Hold on, I hold on

揺れる髪も 滑るその肌も 全部誰にも渡さない…なんてね
心がささくれるほど 自分らしさ疑うほど
失うこと恐れるよりもっと 裸で

声聴かせてよCalling×2
見つめてるからずっと
どんな顔もどんな夢も ふたつを重ねて
その瞳の輝きの理由になれるなら
何もいらない 此処にしかない 君という永遠

忙しそうだからって 電話をかけて来ない
本音は逆なのに 気づいてまた切なくなる
傷つけないためだけに 笑うのはもうやめよう
たまにはひっぱたいたりしてよ Go on, on and on

細い肩を 強く 手繰り寄せて 今夜 すべてを伝えたい
誓うよ 出会えた事の奇跡を 繋いでゆく意味を
君が君らしくいれるように傍にいるから

泣き顔のままCalling×2
クシャクシャに乱れるなら
ふたりじゃなきゃもうダメだと その胸に刻んで
この瞳の輝きは君と生きた証
欲しがるままに 求め合っていい 恋をしようよ

長い 髪も 滑る その肌も
細い 肩も 指も アツい頬も
清い 不安も 野蛮な 愛しさ…でも
暗い 朝も 歪んだ 真夜中も

磁石のように惹き合って 悦びも嘆きも
ぶつかり合う火花のような 絆を

声聴かせてよCalling×2
見つめてるからずっと
どんな顔もどんな夢も ふたつを重ねて
その瞳の輝きの理由になれるなら
何もいらない 此処にしかない 君という永遠


2.星に願いを

作詞:山村隆太
作曲:阪井一生

君がいない 日々の意味をいま知って
すべて何もかも 捨てて駆け出した
星の下で 今も心は飲み込んで
誰かのためだけに 笑ってるの?

君の生まれた町 向かい風の歩道橋の上
背中押す懐かしい歌

行かなくちゃ
この目に見えない感情が こんなにこの胸を
熱くする 満たしてゆく 壊れるくらいに
雨の日も風の日も忘れなかった
涙で濡れた笑顔
失くせない何よりも大事なモノ

いつか君と 夜空のふたつ星に
名前つけて 交わした指切り
キミはじっと 流れる星を探した
ずっと 僕の願いを祈ってた

幸せにならなきゃいけない人のために
星は夜に輝く

逢いたくて
この広い 暗い 空の下 今もしもひとりなら
なにひとつキミを包むモノも無いとしたら
逢いにゆこう
もう二度と眼をそらさない 悦びも痛みも
どんな顔も腕のなかで観ていたい

わかったんだ 幸せってさ
ふたつでひとつ ひとつずつじゃない
すべてを分け合える二人だけに許された願い

行かなくちゃ
桜の花びらが夜に 散ってしまう前に
誰よりも優しすぎる 心閉ざす前に

逢いたくて 逢いたくて いま 逢いたくて
今もしもひとりなら
なにひとつキミを照らすモノも無いとしたら
逢いにゆこう
流れ星にかけた願い 叶うのが今なら
この先に新しいふたりがいる
…行かなくちゃ


3.見つめていたい

作詞:山村隆太
作曲:阪井一生

好きだ というだけじゃない想いほど
カサブタの隙間に染みて
追いかけず ただ手を拡げて 映したい いくつもの仕草

廻り道を繰り返して 出会えたから
恐れないよ 畏(おそ)れないで every breath

よろこびも 悲しみも 星のない夜も
君という 花が咲く 涙が色付く
二度と無い 一瞬を まっすぐに咲き誇れ
かなわない輝きを 見つめていたい…ただ傍に 永久(とわ)に

人は 誰もが影を抱え
それでも恋に落ちてゆく
そうしていつか解りあえる 抱きしめたモノの儚さを

誰もいない道を 裸足で歩いていく
半歩後ろ 転ばぬように I'll be here

微笑(わら)ったり 泣きだしたり 躓(つまず)いてみたり
君がいる それだけで 涙が出るよ
紡ぐ日々 水をやろう 胸いっぱいに浴びて
いつの日も願いはひとつ…見つめていたい

吊革も持たずよろめきながら 送ってくれたメッセージ
届いてるよ…今も

微笑(わら)ったり 泣きだしたり すべての想い出に
君がいる それだけで 涙が出るよ

よろこびも 悲しみも 星のない夜も
君という 花が咲く 涙が色付く
二度と無い 一瞬を まっすぐに咲き誇れ
かなわない輝きを 見つめていたい
いつの日も 願いはひとつ 見つめていたい
…ただ傍に 永久(とわ)に


4.MW ~Dear Mr. & Ms.ピカレスク~

作詞:山村隆太
作曲:阪井一生

誰のための笑顔で 呼吸すら僕を伺うようで
これこそは…と 信じては また傷ついて?
立ち竦んでる その場所で 永遠へと続く
光を待つだけなら

強く抱きしめて 壊したい君を
粉々になるまで 愛してしまえば
もう一度立ち上がる君のすべて
光り輝 いてるのに…
傷つけないために 傷つく痛みだけが
証じゃない

眼に映ることを 聞いたことを ただ信じると
閉ざしてみる瞼には 別の答えが
零れては 消えなくて

ただ君でいて欲しい 自分でいたい
夜明けを待つだけの今日が遮るなら
新しい明日を生きればいい
感じてる君が観たい…
心を揺らす叫びだけを抱いて
死ぬほどに 生きてよ

はみ出さないフリしても
気付いてないフリをしても
忘れることだけを
上手くはならないで

震えるほどしあわせを感じるとき
それがいつなのかは どんな顔なのかは
僕が君の鏡になって その心に突き刺して
ただ君でいて欲しい 自分でいたい
ふたつを結ぶもの ただひとつ愛なら
振り返らず 前も見ず 溶けるように
この胸 ただ焦がしたい
ひとつ またひとつと 灯る愛だけ
瞼に焼きつけて


5.僕は偶然を待っているらしい

作詞:山村隆太
作曲:阪井一生

掻(か)い潜(くぐ)りながら 嗚呼もがきながら
それでも進む 振り返らず
「まぁいいか」って折れて「もういいや」って吐いた
走る背中に唾をかけんなよ

歪む世界 その中ですぅーっと
ただ真っ直ぐに居たいと願い
土は汚れて 森は流れた
あの頃のように 根ざす事なく

今日も向かうのは 相互依存の檻で
振り払えないと 腐ってくフレンズ

偶然と必然を 高速のカーヴで占って
曖昧で従順な心ごと 空へとスーサイド
憂鬱なだけの 朝への決別

笑われた親友 拳で庇(かば)った
親を馬鹿にした 上司を削った
壁の向こうは 未来への虚空(こくう)
それが道なら這って行くだけさ

今夜 あの月に向けて誓い立てる
どうせ孤独なら もう解き放て

夢はいつまで 夢で片付けるものか?
現実と幻想の間に 楔(くさび)を打ち込んで
こじ開けるのさ 一筋のリアルへ

いったい何処へ向かうのか?…って問われること
いちばん畏(おそ)れてた日々への復讐(リベンジ)

冬を越えた 蕾だけが咲くように
めぐる めぐる 季節を超えて 生き抜いて

偶然と必然を 高速のカーヴで占って
曖昧で従順な心ごと 空へとスーサイド
憂鬱なだけの 朝への決別

誰(た)がためじゃなく


6.回転木馬(メリーゴーランド)

作詞:山村隆太
作曲:阪井一生

並んだ旅行会社のパンフまで 君は
毎日眼がとけるくらい ずっと探してる
どこかの遠い場所きっと
君の好きな景色がある
そう信じてる 探してる

いつでも 「これだ」って思える 瞬間だけ
「ここだ」って思える 場所だけを 探してる
先なんて見えないのに
触れないのに わからないのに 知らないのに

いま 地球は廻っている めぐりめぐる回転木馬(メリーゴーランド)
一緒にあと何度 廻れるだろう?
いまも地球は廻っている 光放つミラーボールの下
あと何度 君と踊れるだろう?
幻じゃないように

僕にとって居心地のいい景色も 君は
すぐに嫌いっていって すねるけど
いつかは君の謎を解き明かす
その答えを遠い空に 夢みてる

誰でも 不安隠してる 実際 ぜんぶ幻
地図上の明日は かすんでても 暗くても
とがったその唇も
小さな事件が 今日も起きてる

いま 地球は廻っている めぐりめぐる回転木馬(メリーゴーランド)
探してるモノって、ホントは知ってる
いまも地球は廻っている 小さな僕らがそこで生きてる
あと何度 君と踊れるだろう?
幻だとしても

つないだ手 伝え合う ぬくもりという温度
ぶつかって 喧嘩した 今日という痛みも
君がいるすべてが いま僕の 現実で
たったひとつ抱きしめていたいもの

いま 地球は廻っている めぐりめぐる回転木馬(メリーゴーランド)
一緒にあと何度 廻れるだろう?
いまも地球は廻っている 光放つミラーボールの下
あと何度 君と踊れるだろう?
幻じゃないように

幻だとしても


7.車窓

作詞:山村隆太
作曲:阪井一生

夕立ちのホームの隅 たたずむ君
寄せてく人波 浮かぶシルエット

動き出す銀の窓枠 咄嗟(とっさ)に掴んで
思い知る まだ消し去れない
やさしさに 恐れ抱いた
愚かな日を

いまでもまだね 君が好きで
言えるはずもなくて
その微笑(ほほえみ)も 寂しさも 強がりも
受け止めてくれる人がいますように

窓を開けようとして 動かなくて
遠ざかる景色は 雨に滲む

夢という列車を 降りれなかった僕を
あの日も見送ってくれた
君だから 君だけに
伝えたいよ

いまでも君が 素敵なこと
愛されるべきこと
誰よりもっと 包まれていて欲しいこと
世界中の傘をいま 届けたい

よみがえる 救われたフレーズ
僕は君に何かを残せたかな

いまならわかる 痛いほど
伝えるかわりに
あの日々をいつか 誇れるように笑えるように
笑顔で手を振れる日まで 進んでく
振り向かずに


8.Hills

作詞:山村隆太
作曲:阪井一生

立ち並ぶビルの陰 熱にうなされる夜 誰のための夜
木漏れ日の朝を捨てて 何を癒すために都会を茹(ゆ)でるの

誰もが望んでる 景色は似たようなもんで
目に映る現実のイビツさにも慣れ合える
忘れがちな僕ら

陽の当たる丘へ
道は続くよ どんなに曲がりくねってても
いつの日か君と 遮るものの無い場所で
Hug したい そう、いつか

ニュースに吠えてる裏で ほくそ笑む輩たち 誇れるのはどっちだ?
額に汗した禄(ろく)を他人がバラまく 浮世の奇跡

ひたすら耐える時代の美徳 ひけらかすためだけの美学
目に浮かぶ切実な イラストとは違う近未来
どこで間違えたかな

どんな朝でもいい
目が覚めるなら 今を変えられるなら
いつまでも君と 見つめ合ってたい生きてたい そう
Hug したい もう、起きてよ

見逃さないで あきらめないで 手を伸す限り届く日が来るよ きっと

苦しみと希望を抱えて
明日の風の中へ飛び立っていく

陽の当たる丘へ
道は続くよ どんなに曲がりくねってても
いつの日か君と 遮るものの無い場所で
Hug したい そう、いつか
もう、起きてよ


9.夏Dive

作詞:山村隆太
作曲:阪井一生

流れる汗のしずくが 強張るココロ溶かす

素足がヤケドしそうな テトラの淵で
シャツもスカートも脱ぎ捨てて翔べ いま

青い空と海をバックに写せ 裸の自分を
照らす太陽のフラッシュがもうハレイション
涙も悔いも汚れたあの想い出も 夏のせいにしてDive!
掴め 雲まで手が届くパノラマ

道に迷える仲間と ホンネを忘れようとしてる君

笑えない時間ばかりを増やしてく日々を
洗い流せと太陽が告げる季節

日差しの下でビショ濡れで君を口説かないphilosophy
嗤え 妄想 跳び超えるchapterへ
両手を拡げ 今を人生を 唄え 夢見てdive
素肌 触ればほら 伝わる温度

青い空と海をバックに写せ 裸の自分を
照らす太陽のフラッシュがもうハレイション
波のシブキ 水平線の向こうに何があるかなんて
ナビに頼るな ほら 眼を逸らすな
弾ける笑顔 ありのままの素顔 知ってたいし 知ってほしい
躍ってるまま アガってSummer Dive

生きてくってDive


10.LOVE 2010

作詞:山村隆太
作曲:阪井一生

あと何度泣いたなら 僕らみんな笑えんだろう
生きてるってなんだろう

あと何度泣いたなら 君もまた笑えんだろう
生きてるってなんだろう
一緒に居りゃ 未来はもう明るいって決めてたの
僕だけだったよ 勝手にね

グズグズ言ってジタバタしてみたけど
案外おなかは ちゃんと空いてる
足んないの?…どれくらい
毎日誰かに 恋焦がれて欲しいだけなの?

愛しあいたい 今こそもっと with you
愛しあっていこう 手と手をぎゅっと 握って

信じるもの違うだけ それだけで傷つけていい
誰が許したの
誰も皆 誰かより上でいたいと思うけど
ひとつじゃないんだよ 道は

ブツブツ言ってダラダラついて行くわりに
アタマん中 ゴールは反対
そうだよね?…とんでもない
出来ないって知ってる事だけ増えて幸せですか?

愛しあいたい 君に会えたよ love is you
愛しあってみよう 喧嘩もたまに しようよ

これからは がんばるね
出来るって信じよう ひとりじゃなきゃ歩き出せるよ

愛しあいたい 今こそもっと with you
愛しあっていこう 手と手をぎゅっと 握って
愛しあいたい 君に会えたよ love is you
愛しあってみよう 喧嘩もたまに しようよ
しようよ


11.Quville

作詞:山村隆太
作曲:阪井一生

終わりなんて言わないでさ もう一回 もう二回 あと三回
羽織ったもの剥ぎ取るから やさしくそして激しく
上から下 下から上 …こうすれば鳴き声あげちゃって
腕の中転がした後は ソフトめに叩けば悲鳴

腰のクビレに這(は)わす指
背中まで調べる 唇で

誰にも見せないトコ 開いて確かめるのさ
白いバディ なぞりたいトップ 響いて音立ててよ
Don't let me down かけないでガウン 裸で放置はしないから
セッションしたい かき鳴らしたい 朝まで ABC いい成分

濃密なローズの匂い 光るうなじのライン
繋がるだけで ああ何かが 飛び出すよ震える予感

汗がカラダに滴り落ちる
両腕がつるほど 触っていたい

誰にも出来ないようなプレイ とんでもない技とスピードで
いじるパーツ 攻めるストローク 奏でたいそのすべてを
Can't buy me love 喘(あえ)ぐオクターヴ 素肌を撫でるオイル
溺愛したい でも壊したい これぞ名器 Dマイナー G7

遂に見つけた幻のBabe
もう手放せない恋人 白いギター

誰にも見せないトコ 開いて確かめるのさ
白いバディ なぞりたいトップ 響いて音立ててよ
Don't let me down かけないでガウン 裸で放置はしないから
セッションしたい かき鳴らしたい 朝まで ABC いい成分

これぞ名器


12.最後のページ

作詞:山村隆太
作曲:阪井一生

失ったものが 何かもわからず
しゃがみ込み探してたら
またひとつ落ちた

ぎりぎりで切り抜ける日々 鞭(むち)打って
何よりもそう 敗北を恐れ

ハチの巣をつついた
野球帽(キャップ)を風に預けて逃げた
遠い日の花火は 心で揺れたまま

あの日から僕ら 何処へ向かってきた
あの頃の夢の 何処をさすらう
あてのない旅 繰り返すデイズ
汚れたままじゃ 今はもう笑えない

ひとひらの希望と
慰めあつめて不確かな夜を耐え
また朝を待つ

泣き濡れてしまえば きっと楽だろう…
もがく様を舐めあえば いいんだろう…

降り注ぐ雪のベール
足跡の数を誇らしげに綴った
絵日記の結末は 今じゃない

あの頃僕らは 足りないものだらけで
ほころびのシューズが勲章だった
果てしない未来 破れた地図
憧れを乗せた列車に 手を振ってた

遠い日の花火は 心で揺れたまま

あの日から僕ら 何処へ向かってきた
あの頃の夢の 何処をさすらう
あてのない旅 繰り返すデイズ
最後のページに これから何を描く


13.今年の桜

作詞:山村隆太
作曲:阪井一生

深呼吸ひとつ 明日へ向かう列車に乗った
色褪せた星も見慣れたこの街で
迷いながらでも 自分らしさ ひとつひとつと
積み上げる度に落ちた涙拭いて

キラキラと光る橋 降り注ぐ黒い雨
出会えたもの全て 抱きしめよう

赤く染まった 頬のような咲き誇る桜は
ひらひら 舞い落ちては この身をいま誘い
永い冬を越え 辿り着いた 想い焦がしたこの場所で
夢を刻んでゆこう 胸に溢れた歌を響かせ

繰り返す日々を 心測る物差しにして
輝きの種を育む糧にして
乾いた花を 責めない強さを以て
散ることを恐れず芽吹かせる軌跡よ

これからに続く道 振り向けば凍る谷
噛みしめた全てを 背負って行くよ

見上げた空の遥か彼方 故郷(ふるさと)の桜が
ひらひら 舞いあがれと 今年も背中押す
永い冬を越え 辿り着いた 想い焦がしたこの街で
いまを刻んでゆこう 希望という名の未来へ向けて

「数えきれないほど何度も呼んだ君の名前
どこかで微笑んでる」 いま確かにそう言える

見上げた空の遥か彼方 故郷(ふるさと)の桜が
ひらひら 舞いあがれと 今年も背中押す
永い冬を越え 辿り着いた 想い焦がしたこの街で
いまを刻んでゆこう 希望という名の未来へ向けて
歌を響かせ


14.タイムカプセル

作詞:山村隆太
作曲:阪井一生

この街はジオラマ 詰め込まれた箱の中
人と人はぶつかり痛んでく
傷つけるのが他人(ひと)? それとも癒すのが他人(ひと)?
結局みんな答え探してる

絵文字のハートの数 信じて待ちぼうけた駅
掴めたと想う瞬間(とき) すり抜ける

人はひとりじゃ 泣くことしかできないけど

胸焦がした 恋の終わりも
抱いた夢に破れそうなときも
ひとりじゃない そう想えた
少年の誓いを詰め込んだ カプセル

自分じゃなきゃダメなものが何かあるかと
覗き込む鏡に 書いてはない…けど
奏で合うギターで わかりあったりハズしたり
おまえらしいって笑う仲間がいる

思い出し笑い かみしめる幸せよ

喜びなら きっと倍になって
大きな哀しみは半分に
夢は それぞれだけど
肩組んであの日と同じ誓い 抱いて

あの晴れた日 木陰に埋めた
小さな銀のカプセルひとつ
今もずっとこれからも
繋ぐ変わらない想い

喜びなら きっと倍になって
大きな哀しみは半分に
ひとりじゃない そう想えた
少年の誓いをこの絆を 抱いて


15.サイレン

作詞:山村隆太
作曲:阪井一生

君の涙 気付かないフリをして そっと ガス栓捻るケトル
「彼氏はいない」 最初で最後の君の 嘘 それでも嬉しかった

欲張れば欲張るほど君を 苦しめるだけしかできなくて
沸き立つ想いがもう火を消せと 鳴らす警笛(サイレン)

いつだって…
傷つけず誰も愛せやしない 好きな人にさえ好きと言えない
言葉は心を隠すためじゃない せめて伝えられないなら
涙を包む風になるよ

出会った瞬間 秒速で駆け抜けた 夢 君と観たかった将来
世界を止めて その笑顔独占したい ただ ガムシャラに愛を謳った

誰かが鳴らす携帯メロディー 君を連れ去る12時の鐘
あわてて止めないで 彼への愛を示す警笛(サイレン)

一度も…
見つめあうこともなく目的を果たす 割り切れた関係それならいい
皮肉なもんだな 求めているのは 君の笑顔だけなのに
それが一番観れなくて

シンクの背中に響いてる 泣き声に似た警笛(サイレン)
慣れたフリで止めるんだ 恋心

いつだって…
傷つけず誰も愛せやしない 好きな人にさえ好きと言えない
言葉は心を隠すためじゃない せめて伝えられないなら 最後に笑って
占いは今日も最下位なんだろう トップは君の乙女座かな?
どこかで笑える それだけを願ってる 君が幸せであるように
この願いだけは止めないから


16.フレイム(Album Version)

作詞:山村隆太
作曲:阪井一生

舞い上がる花 アスファルト叩く向かい風吹く坂道 上ってく
破れた靴を気にしないように 新しい景色だけを見据えている

走った分だけ 磨いた分だけ すべて報われるわけじゃない
それでも時々見える希望(ひかり)に 心奪われて
また立ちあがって 歩き出す

指で創ったフレイムを覗きこめば
遠くで手を振る 真っ白な僕がいる
こんな風に生きてんだって たったひとつ
光る瞳で Yesと答えたい
自分で良かったと思える瞬間を追いかけて歩く
生きてゆくよ

背中を押され 聴こえるは愚痴で 通り雨を恨むような しかめ面で
安物のシャツ 破れば古着に見えるとつぶやく背中泣いている

誰もが何かを決める時に よぎる苦い思い出は
これから出会う宝の価値を測るためにある
掴み取るものの愛しさを

今がすべてで現在(いま)がすべてじゃないと
逃げたり慰めたりしながら 進んで
花びらが舞う 風のなか僕は
ひとつ ひとつと足跡を残してゆく
せつなさや虚しさの瓦礫の中
もがきながら 希望(ひかり)探している

孤独な旅路は 坂を登る途中 …それこそ夢

指で創ったフレイムを覗きこめば
遠くで手を振る 真っ白な僕がいる
くたびれたリュックは空っぽのまま
それでも微笑(わら)って Yesと答えたい
自分で良かったと思える瞬間
この世に出会えて良かったという瞬間
自分で良かったと叫びたい瞬間を追いかけて歩く
生きてゆくよ