光の記憶

angelo 光の記憶歌詞
1.光の記憶

作詞:キリト
作曲:キリト

真っ白に降り積もる光に手をのばした
記憶あの日のままで
失くしてしまわないように
言葉に託した想い 君に屆けて


月明かりに照らされて
夢のかけら夜に舞う
震えながら寄り添った
溫もりまで覺えている
未來はその扉を開いて

瞳の奧映し出す 物語はいくつもの
淚を超え 新しい景色をまた見せるから
たとえ君が明日を見失って
移り變わる季節(とき)に心を奪われても
真っ白に降り積もる光を追い續けた
記憶あの日のままで
壞れてしまわないように
この胸に秘めた想い 君に屆けて

遠い過去に散りばめた
夢のかけら手のひらに
拾い集め何度でも
言葉にして捧げよう
たとえ君が明日に背を向けても
移り變わる季節(とき)はあの空を染めていく
真っ白に降り積もる光が明日を見せた
記憶あの日のままで
離れてしまわないように淚に隱した
想い 君に屆けて
重なり合った二つの影 呼び合うように
終わる事なく運命(さだめ)の糸を手繰り寄せる

鐘の音聞こえる その手を握りしめた
記憶あの日のままで
刻んだ時間のなか 小さく芽生えた
想い 君に屆けて
いつまでも降り積もる 光が君を抱いた
記憶あの日のままで
忘れてしまわないように 未來に描いた
想い 君に屆けて
想い 君に屆けて


2.Last song

作詞:キリト
作曲:キリト

霧が晴れ渡っていく
祝福のような白い夜明け


未だ胸踴らせ
戀い焦がれていた樂園を想って
いつかこの旅路の
果てが見えたら 君に會える
もう淚を拭いて ほんの少しだけ笑って
悲しい時間は過ぎゆくから
花びら踴る 春の風に乘せた
別れ告げる唄聲
そしてこの兩手に
抱えきれない記憶を捨てて
いつか何もかもが
許される時 君に會える
もう淚を拭いて ほんの少しだけ笑って
悲しい夢は終わったから
面影搖れる 春の風に乘せた
別れ告げる唄聲
やがてたどり著くその時
眩しい光に抱かれながら

いつかこの世界に
生まれ墮ちた日へ還るために
そう瞳閉じて そっと指先ふれて
言葉なんていらないから
凍える朝へ 踏み出す君に捧ぐ
別れ告げる唄聲
だから手を振って 二度と振り返らないで
傷跡は消えないから
輝く明日を 選んだ君に捧ぐ
別れ告げる唄聲


3.RAINBOW

作詞:キリト
作曲:キリト

感情を搖さぶるように
儚げな愛をつらぬいて
抱き寄せたはずの影は
この腕をすり拔けていく
再會を待ち焦がれて
時間に取り殘された
君が目を覺ます朝
世界は鮮やかに彩られて
降り續けた長い雨が止んで
七色の虹が見えるころ

空を染めていく朱い光
見失った夢に妖しく降り注いだ
まだ追い求めるいつかの景色
君に導かれ 眠りにつくその時まで

感情を傷つけるように
危なげな愛をつらぬいて
抱き寄せたはずの夢は
白い霧へと消えていく
悲しみに打ちひしがれて
時間を見失っていた
君が目を覺ます朝
世界はもう一度動き出して
降り續けた長い雨が止んで
七色の虹が見えるころ

君を染めていく朱い光
出會ったばかりのあの日を映し出した
そして廣がるいつかの景色
君に導かれ 眠りにつくその時まで
太陽が解き放った 幻想を燒き盡くす光が
映し出す扉がいま開かれて

過去を濡らしていた淚も枯れ果て
七色の虹が輝く

明日を染めていく朱い光
初めて抱いた 夢を思い出させた
いつか手にする最期の景色
その幕が降りて 眠りにつくその時まで