1.花火
作詞:aiko
作曲:aiko
編曲:島田昌典
眠りにつくかつかないか
シーツの中の瞬間はいつも
あなたの事考えてて
夢は夢で目が覺めるとひどく悲しいものです
花火は今日もあがらない
胸ん中で何度も誓ってきた言葉がうわっと飛んでく
「1mmだって忘れない」と...
もやがかかった影のある形ないものに全て
あずけることは出來ない
三角の目をした羽ある天使が戀のしらせを聞いて
右腕に止まって目くばせをして
「疲れてるんならやめれば?」
夏の星座にぶらさがって上から花火を見下ろして
こんなに好きなんです 仕方ないんです
夏の星座にぶらさがって上から花火を見下ろして
淚を落として火を消した
そろったつま先 くずれた砂山
かじったリンゴの跡に
殘るものは思い出のかけら
少しつめたい風が足もとを通る頃は
笑い聲たくさんあげたい
三角の耳した羽ある天使は戀のため息きいて
目を丸くしたあたしを指さし
「ー度や二度は轉んでみれば」
夏の星座にぶらさがって上から花火を見下ろして
たしかに好きなんです もどれないんです
夏の星座にぶらさがって上から花火を見下ろして
最後の殘り火に手をふった
赤や綠の菊の花びら
指さして思う事は
ただ1つだけ そう1つだけど
「疲れてるんならやめれば...」
花火は消えない 淚も枯れない
夏の星座にぶらさがって上から花火を見下ろして
こんなに好きなんです 仕方ないんです
夏の星座にぶらさがって上から花火を見下ろして
淚を落として
夏の星座にぶらさがって上から花火を見下ろして
たしかに好きなんです もどれないんです
夏の星座にぶらさがって上から花火を見下ろして
最後の殘り火に手をふった
夏の星座にぶらさがって
2.親指の使い方
作詞:aiko
作曲:aiko
編曲:島田昌典
部屋の明かりは照らしてて
この泣いた顏も照らしてて
赤くなった頰の所
光る醜いあたしの水
餘裕を見せた目の下は
熱を持った親指は
それはそれは上手に
この淚をふきとった
逢えなくなってから
15日經ちました
穴あいた體と
妄想があたしを食べた
欲ばったんじゃないのに
わがまましなかったのに
ほしかったんじゃない
愛したかったのに
ごめんなさい 忘れられない
ごめんなさい
思いつきの足どりは
癖のある方へ進む
たどりついたその場所に
光る醜いあたしの水
下唇嚙んでても
強く指丸めてみても
手が觸れたらたちくらむ
あなたへの滿タンなメーター
逢えなくなったから
今やっと知りました
鄰にいる事が
この上ない幸せだった
慰めをいたわりを身がまえしたあたしに
どうか御褒美を 「そんなんじゃない」
ごめんなさい うまく言えない
ごめんなさい
本當のあたしはせつなさのかたまり
あなたへの想いは強くいられる印だった
欲ばったんじゃないのに
わがまましなかったのに
ほしかったんじゃない
愛したかったのに
ごめんなさい 忘れられない
ごめんなさい
ごめんなさい うまく言えない
ごめんなさい
3.相合傘(汗かきMix)
作詞:aiko
作曲:aiko
編曲:島田昌典
相合傘の所 右傘に誰が宿る
あなたであるように望みたくして
相合傘の所 右傘に誰が宿る
白い隙間うめるえんぴつ探し
涙にともる青いバラは悲しい程に咲き乱れ
あなたに届く事のない 想いが今日も宙ぶらり
相合傘の所 右傘は誰に宿る
広い隙間の上 淋しいみたい
相合傘の所 右傘に誰が宿る
あなたであるように望みたくして
相合傘の所 右傘に誰が宿る
白い隙間うめるえんぴつ探し
周りに集まった友達 何も言ってくれないのは
あなたのそのまなざしが 遠くのあの子映したから
相合傘の所 右傘は誰に宿る
広い隙間の上 淋しいみたい
あなたのその目を誰よりも追ってたのは
報われないあたしだから あたしだから
相合傘の所 右傘に誰が宿る
あなたであるように望みたくして
長い渡りろうかで少し目があっただけで
射抜かれたあたしは誤解したみたい
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