花凜

Suara 花凜歌詞
1.凛として咲く花のように

作詞:巽明子
作曲:巽明子

朝霧に浮かぶ道 私をどこへ導く
たとえ霧が晴れて進んでも 不安で

風に吹かれ 雨に打たれ 一人孤独感じても
涙こらえ 前を向けば 不安な心 消えてゆく

凛として咲く花のように 青空見上げる
新しい光りを身体に感じて
月仰ぎ吹く風に抱かれて 瞳を閉じれば
胸の奥 見えてくる 希望の扉

たとえ回り道でも 自分の心信じて
胸に蒔いた種は いつの日か花咲く

道に迷い 歩き疲れ 膝を抱え泣いた日
胸に咲いた 花は歌う 止まない雨は無いのだと

凛として咲く花のように 向かい風に負けず
果てしない世界にこの種飛ばして
月仰ぎ吹く風に抱かれて 口笛吹いたら
胸の中 晴れわたる 想いに満ちて

凛として咲く花のように 青空見上げる
新しい光りを身体に感じて
月仰ぎ吹く風に抱かれて 瞳を閉じれば
胸の奥 見えてくる 希望の扉


2.風のレクイエム

作詞:未海
作曲:衣笠道雄

風のレクイエム 君に屆けよう
聞かせて 秘めたままの その聲を

まっすぐなその眼差しは
ねぇ たくさんの思いが見える
ひとりでは背負いきれない
悲しみを 今 君は知っている
愛しいあの日々を求めるでしょう
世界を美しく照らす朝は 祈るように
風のレクイエム 君に屆けよう
忘れない夢の續きを
淡いひと風 永久(とわ)が在るなら
聞かせて 秘めたままのその聲を

この記憶この指先も
ねぇ いつかまた還ってゆくよ
だからまだ步いてみよう
誇らしく今 君の姿を
願いながら消える星になろう
もしも望むのなら君のために 祈り唱え
風のレクイエム 君に誓うよ
歌うよ 明日の奇蹟を
白い夜明けよ 光に滿ちた心が
きっと君を守るから

風のレクイエム なぜに僕らは
探すの? 愛しき人よ
淡いひと風 永久(とわ)が在るなら
聞かせて 秘めたままのその聲を
風のレクイエム 君に誓うよ
願うよ 今日も奇蹟を
白い夜明けよ 光に滿ちた心が
きっと君を守るから


3.かくれんぼ

作詞:巽明子
作曲:松岡純也

あなたとかくれんぼ 夢の中 ふたりだけ
月の影 隱れては 指折り數え

「もういいかい」「まあだだよ」
二人の聲 闇の中響く
「もういいよ」と私の聲が
聞こえたのならば 探して欲しい
あなたの事を想うたび
喉の奧がやけどしそうです
あなたの事を憎めたら
心の中輕くなるのです

いざよう月明かり 鬼をここへ導いて
しのび愛 かくれんぼ 日が昇るまで
「もういいかい」「まあだだよ」
二人の影 闇の中搖れる
「見つけた」とあなたの聲を
聞きたくて 私は 圓舞曲(ワルツ)を踴る
あなたの聲が聞こえたら
鼓動の音 耳を裂きそう
あなたの姿見つけたら
高鳴る胸 張り裂けてしまう

あなたの事を想うたび
喉の奧がやけどしそうです
あなたの事を憎めたら
心の中輕くなるのです


4.アレハタレドキ

作詞:未海
作曲:衣笠道雄

寄り添うと 頰に伝う熱
優しさが 切なくて泣けた
蟬時雨 止まぬ夕月夜(ユウヅキヨ)
さようなら 忘れ得ぬ日々よ
もう少し素直な自分なら
寫真の中の 幼いふたりに
戾れてたのかな?
いつか過去(キノウ)が想い出に變わるとき
わたしは わたしらしく前を向くから
もしもまたどこかで會えたら お願い
好きだった あの日のまま 微笑んで
好きだった あなたのまま 微笑んで

離れると 賴りない指先
最後まで あなたを求めた
夏の果て 背中に涼風(スズカゼ)
秋鄰 おいでと囁く
意味のない出會いなどないんだと
教えてくれた 愛しいあの聲
信じてもいいかな?
いつか過去(キノウ)が想い出に變わるとき
未來(アシタ)は 未來(アシタ)らしく動き出すから
もしもまたどこかで會えたら お願い
好きだった あの日のまま 步いてて
好きだった あなたのまま 步いてて
胸騷ぎも風を迎えるでしょう
胸の傷みも時がさらうでしょう

いつか過去(キノウ)よりまぶしい幸せを
わたしは わたしらしく見つけられるよ
だけどまたどこかで會えたら お願い
好きだった あの日のこと 覺えてて
好きだった わたしのこと 覺えてて


5.横恋慕

作詞:未海
作曲:松岡純也

緋色の空は 今わたし残して
宵街飾り そっとあなた想うの

無情でしょうか? まだ暑さを抱いた
季節のせいと ねえ笑うのですか?

ためらいの恋をひとつだけ すくい頬にのせて
ありがちな愛が欲しいのと 問うて泣くのよ オンナは誰彼

横恋慕 一重咲く花よ
あなたをさらった紅染(べにぞ)めの月夜に
とうせんぼ こころかさねましょう
ひと時浮世の恋物語 恋物語

間に間に流がる あの星座の銀河(かわ)も
跳び越えましょうか? またあなたを誘う

契りなき恋をひとつだけ 秘めた目蓋(まぶた)の縁(ふち)
あいまいな愛は綺麗なの そんなウラハラ オンナは誰しも

横恋慕 一重咲く花よ
あなたを手招く十五夜の月夜に
かくれんぼ 幼き子のように
うたかた浮世の夢物語 夢物語

横恋慕 一重咲く花よ
あなたをさらった紅染めの月夜に
とうせんぼ こころかさねましょう
ひと時浮世の恋物語 恋物語
まだ 終わらない…


6.ビートに合わせて

作詞:U
作曲:衣笠道雄

La la la… ホラ聴こえるかな?
胸の奥のほうで 鳴り出したビートを感じて…

結んだ髪ほどいて 久しぶりに切ったら
いままでと違うわたしになれそうで
買ったまましまっていた ハートが揺れるピアス
耳元でキラキラ弾んでいるよ

昨日見たのは あのひとの夢
目覚めた朝の予感 「今日も会える気がする」

ボリューム上げてく 景色を変えてく
出会えた瞬間の 胸の鼓動
きっと始まってる 心は決まってる
恋を奏でよう 鳴り響くビートに合わせて

鏡を覗きこんで いつにもなく真剣
まっすぐに目を見て話せるように

また見てしまった あのひとの夢
もう理由などいらない 「このキモチは現実」

スピード上げてく わたしを変えてく
すれ違う瞬間の 胸の鼓動
きっと始まってる 心は決まってる
恋を奏でよう 鳴り響くビートに合わせて

ボリューム上げてく スピード上げてく
高まり続ける 胸の鼓動
きっと始まってる 心は決まってる
恋を奏でよう 鳴り止まぬビートに合わせて


7.カイト

作詞:未海
作曲:石川真也

見果てぬ夢を追い續けて
驅出した空 青くて
伸ばした指先 光がとけていった
白地圖を廣げてる君
信じていたよ 想うことは
現實さえもかえてく
世界が動いて 鼓動が聞こえてくる
今 僕らシンクロしてる
探してたものはいつでも
あの雲よりもっと遠くに
それは七色の虹のようだね
僕らを呼んでいる
君のカイト 向かい風うけ
高くもっと高く その夢へゆけ
僕のカイト きっと葉うさ
いつも心のまま
さぁまだ終わらない
この空をゆくよ 君と僕のカイト

見えないこと 感じること
忘れたくはないから
大事な氣持ちを 失くさずいたいだけさ
今 僕ら互いに誓おう
手にしたいものはひとつで
太陽よりもっと熱くて
そんなイメ一ジを描いていれば
僕らは屆くんだ
君のカイト 搖れる風うけ
遙かずっと遙か 輝きのように
僕のカイト きっとわかるさ
いつも繫がってる
さぁ始まりは今日だっていい
ゆくよ 君と僕のカイト

君のカイト どんな風でも
高くもっと高く その夢へゆけ
僕のカイト きっと未來へ
めぐる時のなかへ
さぁ まだ終わらない
この空をゆくよ 君と僕のカイト
いつも胸に揭げている
空へ 君と僕のカイト


8.帰郷

作詞:未海
作曲:光田英生

ふいにほどけた 右のスニーカー
結ぶその姿は 幼き日の僕

白いライン スタートに立ち
見ていた夢(もの)は 何処(どこ)だろう?

いつの間にか大人になった ただ背が伸びただけの子供だ
懐かしい街も景色をかえてく 僕 ひとりをそのまま残して

「走り続けた日々もあったね」と
友と語るは まだまだ後にしよう

どんな事も出来る気がした
あんな強さが欲しいだけさ

そうさ 僕ら大人になった でも自由を持て余す子供だ
色あせた記憶 繰り返す朝も
故郷(ここ)で ずっと そっと待っている

いつの間にか大人になった ただ背が伸びただけの僕でも
ありがとう いつも 勇気の欠片(かけら)を
「また帰るよ」 小さなこの街
思い出だけ そのまま残して


9.僕らの旅

作詞:巽明子
作曲:衣笠道雄

こんなにも長い旅になるなんて
君なら想像していた? あの始まりの日
暗闇でひとり 立ち止まってた時
新しい景色を 君が見せてくれたんだ
道のない道を步いてく 僕らの旅
胸に抱いた想いは ただ一つ
言葉にはしなくてもわかる
強く強い絆に導かれ 進んでる
空に描いた夢 探しに行こう
君といれば 葉うはずさ

手探りの日々に 迷う時もある
それでも未來信じて 乘り越えていける
終わらない 描き續けてく 僕らの夢
ありふれたゴ一ルなんて 無いんだ
同じ時代(とき) 生きている奇蹟
強く強い絆を守りたい これからも
君と見つけた道 步いて行こう
たとえ それが險しくても

道のない道を步いてく 僕らの旅
胸に抱いた想いは ただ一つ
言葉にはしなくてもわかる
強く強い絆に導かれ 進んでる
行こう 悲しみさえ 希望に變えて
君と二人 どんなときも


10.唄種-ウタタネ-

作詞:U
作曲:衣笠道雄

あなたの心の庭で いつか花となれ
笑顏笑かす唄種

「ことば」=想い伝える 時にためらうけど
それは それは すべての
はじまりなのかもしれない
光へ續くとわかっていても
ひとりきりでは遠く感じるでしょう
「裡切りだとか、こりごりだよ」って
疑っても 強がっても 近づけないよ
手と手を繫ぎ合えたら
きっと屆くはず このぬくもり
あなたの心の庭で いつか花となれ
笑顏笑かす唄種

「響く」=絆深める 時に離れても
それは それは 永遠の
はじまりなのかもしれない
すぐそばにある幸せでさえ
手放すのなら 孤獨感じるでしょう
愛されたいと願うばかりで
欲しがっても ただ待っても
滿たされないよ
手と手を重ね合えたら
思わずまどろむようなやすらぎ
あなたの心の庭で いつか花となれ
笑顏笑かす唄種

淚雨の色 忘れないあの日の
「ありがとう」の聲がこだまする空を
見上げていよう

手と手を繫ぎ合えたら
きっと屆くはず このぬくもり
その手を高くかざして
受け止めてほしい この唄種
あなたの心の庭で いつか花となれ
笑顏笑かす唄種


11.雪の魔法

作詞:須谷尚子
作曲:松岡純也

出逢ったときからもう 何でも話せた
昔からの 友達のように 思えた
あの時にはわたしは
氣がついていなくて
あなたの事を好きに なり始めてた
たくさん話して たくさん見つめ
ふたりだけの時間 積みかさねてゆこう
あふれる雪の中で はじめて心ふれあえた
きっと忘れることない 寶物になるね
あふれる雪の中で やさしくふたりを包んだ
きっとそれは 輝く とくべつな雪の魔法

あの時にはあなたも 氣がついていなくて
わたしの事を好きに なり始めてた
たくさん遊んで たくさん笑って
ふたりだけの時間 積みかさねてゆこう
あふれる雪の下で おなじ心がふれあえた
きっと忘れられないね ふたりの寶物
あふれる雪の下で やさしくふたり抱きしめた
きっとそれは 輝く とくべつな雪の魔法

このまま この氣持ち ずっと變わらぬように
あなたとずっと これからも
そばにいれますように
あふれる雪の中で はじめて心ふれあえた
きっと忘れることない 寶物になるね
あふれる雪の中で やさしくふたりを包んだ
きっとそれは 輝く とくべつな雪の魔法


12.POWDER SNOW

作詞:須谷尚子
作曲:下川直哉

粉雪が空から 優しく降りてくる
手のひらで受け止めた 雪が切ない
どこかで見てますか
あなたは立ち止まり
思い出していますか
空を見上げながら
うれしそうに雪の上を步くあなたが
私には本當に いとおしく見えた
今でも覺えている
あの日見た雪の白さ
初めて觸れた唇の溫もりも忘れない
I still love you.

粉雪が私に いくつも降りかかる
暖かいあなたの 優しさに似ている
樂しそうに話しをしてくれたあなたが
私には心から戀しく思えた
今でも夢を見るの あの日見た白い世界
あの時觸れた指先の冷たさも忘れない
I still love you.
今でも覺えている あの日見た雪の白さ
初めて觸れた唇の溫もりも忘れない
粉雪のようなあなたは 污れなく綺麗で
私もなりたいと雪に願う I still love you.