新しき日本語ロックの道と光

Sambomaster( サンボマスター ) 新しき日本語ロックの道と光歌詞
1.愛しき日々

作詞:山口隆
作曲:山口隆

今だけほんのちょっと許してくれないか
だって僕等はずっと知らないで 知らないでいたんだ
その花だけずっと咲いてくれるのなら
愛しき日はきっとなくならないのだろう

寝転がっていても ああ 浮かんじまって もう
旅に出ようかしら 砂漠の夜はさぞ静かだろう

誰だ 誰だ 誰だ 何処だ 何処だ 何処だ
疲れてるんだ 今は 誰だ 誰だ 誰だ
君のせいだぜ

ずっと笑っていた子とか 優しかった子とか 泣いてた子とかは
全部全部忘れるんだ すべて愛しき君と 愛しき日々のためだぜ
だけど
寝転がっていても ああ 浮かんじまって もう
旅に出ようかしら あなたの声も聞こえなくなるだろう

誰だ 誰だ 誰だ 何処だ 何処だ 君は何処だ
疲れてるんだ 今は 誰だ 誰だ 誰だ
君に捧げる


2.そのぬくもりに用がある

作詞:山口隆
作曲:山口隆

すべてを握りしめて 僕はどこへ行く
君よ なぜに泣いているの
優しげな言葉はいつだって
胸の奥ではずっと光ってるんだぜ
声が聞こえたのは あの河のほとりの方
忘れはしないよ あなたとのぬくもりという名のケモノ道

涙流れて 愛が生まれる
愛が生まれて 五月雨になる

いつも僕らだけ いつも損してる
いつも騙されてる そんな気がしていたの
僕はあなたの事を ずっと愛してるなら
僕はあなたの事を 失うわけはないだろう

すべてをなくした僕と すべてを許した君さ
今 手に握ってるものは ぬくもりという名のケモノ道

涙流れて 愛が生まれる
愛が生まれて 五月雨になる
愛しき日々よ


3.人はそれを情熱と呼ぶ

作詞:山口隆
作曲:山口隆

今 言葉にできることのすべては
僕等にとって意味を成さないものになって
仮に本当に 光が射すのならば
僕等はすぐにでも苦笑いの日々を捨ててやる

だから君よ 愛しき君よ 笑うだけでいいんだ
それだけで 何も無い日々から始めるべきだぜ
今ここで!

いつまでもこのまま 逃げていくワケには いかないぜ僕等は
君との日々を情熱と名付けさせて

今 心に想うことのすべては
僕等にとって意味を成さないものになって
仮に、仮に本当に 君が笑うのならば
僕等はすぐにでも苦笑いの日々を越えてやる

だから僕等 あわれな僕等 歌い出せばいいんだ
それだけで 何も無い日々から始めるべきだぜ
今ここから!

いつまでもこのまま 逃げていくワケには いかないぜ僕等は
君との日々を情熱と名付けさせて
いつまでもこのまま いじけているワケには いかないぜ僕等は
本当の日々に透明な光あてて


4.夜汽車でやってきたアイツ

作詞:山口隆
作曲:山口隆

午前8時のため息は 冷えたコーヒーとともに在(あ)って
「アイツ」という名前の幻は 今頃はもう新しい暮らしへ
俺達は 誰に後ろめたいことをしてきたわけではないよ
俺達は イタリアの映画みたいに分かち合ってたんだ

このまま部屋の明かりは薄(うす)めないでおくれ 朝日よ
振り返り懐かしむような日々なら捨ててやる
それでも微笑みかける顔ならいつだって覚えてるんだ
夜霧に消えてった
それでもアイツのトレンチコート姿なら 忘れてないよ
夜汽車でやってきたアイツ

本当のことは 本当の優しさとか愛しさとか悲しみとか
誰かが持って行ったのか
俺達は 誰に後ろめたいことをしてきたわけではないよ
俺達は イタリアの映画みたいに愛し合ってたんだ

このまま僕の涙は忘れないでおくれ 愛しき人よ
くり返し涙するような夜なら捨ててやる
それでも微笑みかける顔ならいつだって覚えてるんだ
夜霧に消えてった
それでもアイツのトレンチコート姿なら忘れてないよ
夜汽車でやってきたアイツ


5.残像

作詞:山口隆
作曲:山口隆

ヒザに絡まって動かされてんだオレ 夜の砂漠でも驚きの速さで
無くした頃には聞こえてくるんだ声 「速く走り抜け」
後ろ振り返ると さっきまで動かしたものを
忘れねぇずっと
僕等の太陽 動かねぇ残像

※ずっとずっと沈まねぇぞ 太陽
あなたの後ろめたさを ずっと
沈まねぇ太陽 動かねぇ残像※

ここに集ったのは悲しみの花かよ
その花が本当に咲くというのならば
悲しみの果てまで行ってやるぜ
本当に咲くのなら その花が咲くのなら
本当だろ 本当だろ 本当かよ
悲しんで 話しかける言葉も忘れたかよ
さっきまで動かしてるって
いつでも僕を抱いて笑いかけるって
いつでもずっと抱いて笑いかけるって
忘れねぇずっと
僕等の太陽 動かねぇ残像

(※くり返し)


6.この世の果て

作詞:山口隆
作曲:山口隆

今ここはこの世の果て 僕はただあなたがすべて
汚れちまった思い出なんて 忘れちまえよ そんなのすべて
奴等またズルさを増して 僕等ただ無邪気な影
わかってるんだ 真っ白な雪で消してしまえよ 過去などすべて

ただ夜はいつも つるべ落としのように
穏やかな朝をよんでくるというよ

この世の果て 貴方は其処で笑ってみせて
この世の果て 僕等は其処でふたたび逢って

今 僕等 言葉の果て 夢に見た思いがすべて
そして越えてゆくんだ ここで 君に笑われたっていいんだよ
そして言葉の果てと この世の果てと
越えてゆけるんだ 必ず

悲しみはいつも つるべ落としのように
喜びをいつも連れてくるというよ

この世の果て 貴方は其処で笑ってみせて
この世の果て 僕等は其処でふたたび逢って


7.さよならベイビー(アルバム・バージョン)

作詞:山口隆
作曲:山口隆

愛しても愛しても 消えますよ 消えますよ
だけども僕はあなたの事 愛さずにはいられないの
今この胸に流れてる 恐るべきケチな宿命

さよならべイビー 懐かしい思い出よ
さよならべイビー 美しいあなたよ
さよならべイビー 誇るべき昨日よ
さよならべイビー さよならべイビー

信じても信じても 無くなりますよ 無くなりますよ
だけども僕はあなたの事 信じずにはいられないの
今この胸に流れてる 恐るべきケチな宿命

さよならべイビー 懐かしい思い出よ
さよならべイビー 美しいあなたよ
さよならべイビー 苦笑いの日々よ
さよならべイビー さよならべイビー

さよならべイビー 懐かしい思い出よ
さよならべイビー 美しいあなたよ
さよならベイビー 悲しみに暮れた日々にさよならだぜ


8.Oh ベイビー

作詞:山口隆
作曲:山口隆

あなたの過去ごともらうつもりだぜ
新たな日々では笑うつもりだぜ

何もない僕と 何気ない君さ 君が笑う時 それが合図だ
二人知らぬ間に時ばかりすぎて 知らぬ間に大人になるんだぜ

※Oh ベイビー 喜びを分け合った君に
Oh ベイビー ぬくもりのまたその先に
Oh ベイビー 悲しみが無くなった君に
Oh ベイビー 今夜はそっと明けてゆくんだぜ※

それでも僕等は笑い続けるぜ
なぜなら僕等は本当の日々の意味を知るからさ

何も無い僕と 何気ない君さ 君が笑う時 それが合図だ
二人知らぬ間に時ばかり過ぎて 知らぬ間に大人になるんだぜ

(※くり返し)


9.それでもかまわない

作詞:山口隆
作曲:山口隆

すべて忘れて アイツのひからびた言葉だけが胸に残る そんな男
声を荒げて「新しい日々だよ」というけれど
その目には なぜだか涙が溢れてる

ただ 今言えることは もしもこの弱い僕が
本当の日々ってヤツの意味をわかるのならば
涙は拭わぬ

それでも僕等はいつだって 汚さの前ではうつむいて
弱さの前で苦笑いしたりして
だけど決めたんだ もうやめたんだ
それでもかまわねぇ

ただ 今言えることは もしもこの弱い僕が
本当の日々ってヤツの強さをわかるのならば
涙は拭わぬ

それでも僕等はいつだって 汚さの前ではうつむいて
弱さの前で苦笑いしたりして
だけど決めたんだ もうやめたんだ
それでもかまわねぇ
これから僕等はいつだって 汚さの前では強がって
あなたの前で ハラかかえて笑って
そんな日々なんだ だから捨てるんだ
それでもかまわねぇ

言葉の向こう側 あなたと行こうかな
それでも儚さは あなたと知ろうかな


10.朝

作詞:山口隆
作曲:山口隆

もうすぐ朝がやってきて あなたの涙を乾かすんだぜ
もうすぐ朝がやってきて あなたの思い出を変えていくぜ

今ここで 涙ながらに 涙の理由は 今消えた

朝になってあなたと逢って 謝りたいことがたくさんあるのだから
朝になってあなたと逢いたいの 隠してたウソがたくさんあるのだから
たくさんあるのだから

今はきっと少しでも良くなるように なるだけ正直に祈っているの
ただそれだけを他のことはありませんよ 再び願って

今ここで 涙ながらに このまま 朝になって

朝になってあなたと逢って 謝りたいことがたくさんあるのだから
朝になってあなたと逢いたいの 隠してたウソがたくさんあるのだから
たくさんあるのだから