MAIDEN VOYAGE

Salyu MAIDEN VOYAGE歌詞
1.messenger

作詞:小林武史
作曲:小林武史

あ一いつも夜の隙間で
ひとり泣いていたあの頃
いまは 少し違う 淚がでる

あ一どうして あなたが好きで
あなたに迷ってしまうの
だけど 少しでも そばに居たいよ

あなたと 森の中を
さまよっているうちに
愛にクライ 闇にクライ
物語がはじまり
出逢えた時に 開いた時に
その壁を越えるよ

あ一少し重たい氣持ち
地面に張り付いたままで
白く伸びた羽根が
あれば いいのに
空高く 森の上を
飛んでいる夢の中で
愛がフライ 空にフライ
愛しいほどの地上に
失ったもの なくしたもの
そのすべて見つけた

何かに つまずいたら
シ一ンは變わってゆくけど
それでも このスト一リ一は
綴られてゆくから
映畫のように 子守唄のように
進んでゆくから

あ一すべて受け入れるだけ
そしてそれを渡って行く
そこに メッセ一ジがなくても
みんな 次の 何かに 伝える
メッセンジャ一


2.イナヅマ

作詞:小林武史
作曲:小林武史

たぶん 勇氣がなくて
手近なとこで
濟ませるように生きて きたよ
そんな每日が過ぎた
この世界の中で
違う次元には行けない

今年は季節が 早く過ぎてく
去年よりもまだ早い
そんな風にいま
時をかさねる
いまさらも何もなく

イナヅマ ほら
見上げたら 暗い街を 照らしてた
ビルの谷間
見えただけの光
でもそこに地平線があった

今年はあなたと共に
何處か行きたかった
少し小さな旅のような
世界が少し動いて
見えるような氣が
するかもしれないじゃない

イナヅマ ほら
また見えた 黑い雲が 動いてた
雨はやがて
降りそうで降らぬまま
世界だけ 蒼く染めていった

あなたとの距離は測れない
前に 抱きしめた記憶と
二人に充分な氣壓と
濃い空氣 汗ばんだまま

さよならも言わないまま
離れているね
難しい關係に有りがち?
世界はパズルのピ一ス
バラバラのようで
組み立て直せるかな
イナヅマ ほら
見上げたら 暗い街を 照らしてた
ビルの谷間
見えただけの光
でもそこに地平線があった
そしてまた イナヅマが光った


3.EXTENSION

作詞:Salyu
作曲:國府達矢


香りの無い花にパヒュ一ムを
吹きかけてから 鏡に映す內緒のウィンク
不器用な體がつくり出す 罪深いフェイク
でも あたしがさっきより
あたらしく見えるのは なぜ

ダ一リン そばにいたいな
あなたはどお?
一緒にいないなんて あり得なくない?
ダ一リン あなただけに つきたい噓がある
つま先立ちで その耳に 近づいて言いたい
愛しい あなたへの背伸び

戀は水に潛る直前の呼吸
あなたという 最後のひと呼吸を飲む
あなたの眼差しは
どれだけのあたしに會うの?
絕えずあたしを裡切りたい
もっとあなたに出逢えるように

ダ一リン 見つめてたいな 瞳も
それを守ってきた あなたの瞼さえも
ダ一リン 噓を映して やさしいハズよ
つま先立ちで その目に
映っていたい 愛しい あなたへの背伸び
水たまりで器用に遊ぶよりも 海へ…
どれだけ泳げるかを 知りたい

ダ一リン 背伸び(フェイク)みたいな
こんなあたしも
いつかはあなたへの
等身大(リアル)になる
ダ一リン あたしを映して やさしいハズよ
つま先立ちで その耳に近づいて
言いたい 觸れたい 抱きしめるよ
愛しい あなたへの
あたしへの 背伸びを


4.コルテオ ~行列~

作詞:小林武史
作曲:小林武史

每日の家路をたどる
長い行列にまぎれて
生きていく重さ 感じて
そんな時も 夜空はそこにある
變わりゆく時の悲しさ
もう二度と會えない人にも
思いは驅け巡る
どうしてあなたと晝も夜も
一緒にいたいと思うのでしょうか
それはまるでspace travelerみたいに
どんな場所にでも行ける 搭乘券のよう
それを持って 願い事想ってみる

愚かでも人を想って
間違っても あきらめずに
小さい思いそれぞれでも
繰り返す波のように美しい
あなたを想い 手を取る
どこまでが自分なのかさえ
わからなくなる
くりかえす命のコルテオ(行列)
幾千の時空を超え繫がってる
行列の先はどこへ續く
行く先は誰にも知らされてないから
時々迷っても また步き出す

どうしてあなたと晝も夜も
一緒にいたいと思うのでしょうか
それはまるでspace travelerみたいに
どんな場所にも繫がる 鍵穴
くりかえす命のコルテオ(行列)
幾千の時空を超えて繫がってる

行く先は誰も知らないけれど
鄰にはいつも あなたがいた


5.新しいYES

作詞:小林武史
作曲:小林武史

自分の中にあるけれど
どうしても うまくとりだせないもの

しくじった うまくのれなかった
ひっそりと 奧の方で縮こまってるよ
空は曇り空で 曇ってる事以外氣づかない
だけどそこに雨がポツリ
またポツリと降り出した

雨は空から落ちて
全てを濡らして行った
新しいYESが光った
淚の向こう側に
光がこぼれていた
新しいYESと出逢えた
ららら

いつでも 夢を見てたいけど
包まる 毛布が見つからないから
探そう外に出たら
いまもどっかで待ってる新しいサウンド
自分の中 何か響いて
それが輝きだすから

風が舞い誘ったら
あなたが微笑んだら
新しいYESが聽こえた
明日の空に浮かべた
雲を追いかけてたら
新しいYESと出逢えた
どこまで續く この空の先は
わからないけれども
あなたといたいな
そしてそれがいつでも
最高のYESで あれたら

雨は空から落ちて
全てを濡らして行った
新しいYESが光った
淚の向こう側に
光がこぼれていた
新しいYESと出逢えた
風が舞い誘ったら
あなたが微笑んだら
新しいYESが聽こえた
明日の空に浮かべた
雲を追いかけてたら
新しいYESと出逢えた


6.L.A.F.S.

作詞:Salyu
作曲:Salyu

搖らいで 漂う まじわれずに
あいだに 重ねる 回り道
ひとり 色づいて
そっと見つけたの
Love at first sight

乾いて ひろがる エゴの醉い
ひとり モノクロ一ム
そっと 見逃すの
Love at first sight

乾いて

結んで

搖らして

離した


7.emergency sign

作詞:小林武史
作曲:小林武史

遠いとこから見ているような
自分の事じゃないような
靜止畫のよう 止まるしかない
まるで動けない體

夜の街で瞳が追う 赤く瞬く非常燈
それは何かをまた壞して
また作り直すサイン
變わらないでって 誓いたてたって
朝日の中消えて行くように
この思いだって このせつなさだって
夜の闇に隱しきれなくて

再生ボタンをただ押したような
終わりが唇から出てきた時
外を流れるヘッドライトに照らされた
夜の街で瞳が追う
通り過ぎて行くタクシ一
それはいつでも立ち止まらず
流れるためのサイン
變わらないでって 誓いたてたって
朝日の中消えて行くように
この思いだって このせつなさだって
夜の闇に隱しきれなくて
あなたに思う 思いの全てが大きすぎて
不安定な世界も視界の全ても
壞れそうだよ
支えきれもしないで
包みきれもしないで

lalala

耳鳴りのように鼓動がなる
エマ一ジェンシ一サイン

變わらないでって 誓いたてたって
街の燈り滲んでしまってる
夜の淵にたって 金縛りにあって
踞ってまた步き出す
押し出されるように
この思いが朝日に溶けて行く
この悲しみだって このせつなさだって
光の中溶けて行くから


8.iris~しあわせの箱~

作詞:Salyu
作曲:Ryoki Matsumoto

あなたの方が知っていた
私が大事にしてたもの
また會えることを信じて
約束もせずに手を振った
車窗は 流れ出す
景色の フレ一ム
そっとそっと 始まりを映し
出し始める

二人で生きる理由を
貫くような眼差しで確かめ合った
今でも息衝く痛みは 記憶
それ以上の何か 誓いそのもの

あなたが置いた約束
そのままずっとかばってる
もう會えないと しても いつも
私の箱にしまっていく
それぞれの想いで
同じ唄を愛した
過ぎ行く時の 彼方に
書くメロディ

違う景色の中にも
同じ色が輝いてる
ことを知ったの
背中合わせの間に
ある 溫もりをきっと感じていける
「失わずには前に進めない」
そんな想いも 手品みたいに
種を明かされることを待ってる

鐵路の先を辿って
フレ一ムは新しい 街を宿した
サヨナラを唄に出來たら また
あなたに出會える どこにいても
違う景色の中にも
同じ色が輝いてる
ことを知ったの
背中合わせの間に
ある 溫もりをずっと感じていける


9.HALFWAY

作詞:小林武史、ERIKO、Salyu
作曲:小林武史

どこで めぐり逢えるかな
あの日 夢見た季節と
冬の光に 泳いでいた ふたり
それは 永遠の始め
そして 瞬きのように
消えてゆくのに 時の風に
そっと そっと ゆれた
ケ一キの上のキャンドルのように
今も またたく
あなたの夢も あなたの聲も
あなたのしぐさも 覺えてる
ずっとずっと…。 でもね
あなたの心のドアの鍵を持てたら
もし持ってたなら 今でもふたりは…。
なんてね、ごめんね。
愛を 探すふりをして
戀に つまずいてたんだ
淋しかったから イジワルも言った
「じゃあね」って さよならしても
すぐに 會いたくなっては
困らせたね あかねぞら
遠く、近く 高く 低く
夕暮れに ひびく
闇を 超えて行け
いつかは きっと 大人になって
君を守れる きっと守れるなんて 思う…だけど
ホントは あの時 泣いてる君の
今 その君の未來ごと 抱きしめてれば…。
できずに、ごめんね。

そっと そっと ゆれた
ケ一キの上の キャンドルのように
今も またたく
あなたの夢も あなたの聲も
あなたのしぐさも 覺えてる
ずっとずっと…。 でもね
あなたの心のドアの鍵を持てたら
もし持ってたなら 今でもふたりは…。
なんてね、ごめんね。


10.SWEET PAIN

作詞:Salyu
作曲編曲:渡邊善太郎

むかしからの
戀人みたいな錯覺
今も醒めない
知り合う前
からきっとあなたのことを
知っていたんだわ
あなたを感じたい
會えない時間さえ
いつでも觸れていたい
でも???
抱き合ったら
顏が見えなくて
離れても
溫もりが無くて
我がままに
苦しくなる

生まれ變わる
としても また出會えるように
あなたがもし
鳥に變わるなら
あたしも同じ命の
形になる
あなたを守りたい
そう想う強さが
あたしを守り續けてる
伝えずに
はいられないのに
「愛してる」
じゃ何も足りないから
このまま
キスしていて

ねえ???
抱き合ったら
顏が見えなくて
離れても
溫もりが無くて
我がままに
苦しくなる
この甘い痛みは
あなたへの戀の
高鳴りを
裡打ちしているから
ずっと 會いたくなる

顏が見えなくて


11.cruise

作詞:一青窈
作曲:國府達矢

まだい ますか、聞こえますか
海の上の情熱の
コミュニケ一タ一 クウォ一タ一マスタ一
夜を拔け、水平線にあなた探す
私はいまSOS 信號を出したんだ
永遠にあなたと私 航海 oh ride on
oh o-o-o oh ride on the waves
寄せる波が消す想い
雲が流れて oh ride on
oh o-o-o oh ride on the air
鳥のように見つけ出したい

彼はドン·ファン
舵を取り 風を切る
あの棧橋であなた探す
私はいま笑い方忘れたら掃れない
永遠に永遠 私 後悔 oh ride on
oh o-o-o oh ride on the waves
YES もNO も見えない
星の瞳が oh ride on
oh o-o-o oh ride on the air
光る限り待ち續けたい

あなたのいないこの街で
どんなふうに永遠に愛描くの woh
私 航海 oh ride on
oh o-o-o oh ride on the waves
寄せる波が消す想い
雲が流れて oh ride on
oh o-o-o oh ride on the air
月のように浮かべた
愛が流れて oh ride on
oh o-o-o oh ride on the air
風いだ心がみせたcruise


12.BIRTHDAY

作詞:Salyu
作曲:國府達矢

ああ これじゃない
描いてたビジョンじゃない
ああ めかくしのリアル
ひとつの體(ハ一ド)じゃ
たえらんない 一喜一憂
どうすりゃいいイメ一ジ?
Ah Ah
昨日も今日もバ一スデイ
あたらしい話
Ah Ah
妥協も翼に
I wanna fly fly
夜が明ける ごらん
新しいスト一リ一のBIRTH
HAPPY BIRTHDAY TO YOU
昨日と言う過去世
その報いが今日の景色よ
因果のマトリックス
Ah Ah
今日も明日もバ一スデイ
變わらない話
Ah Ah
惰性も翼に
I wanna fly fly

Ah Ah
每日がバ一スデイ
あなたの話
Ah Ah
日はまたのぼる
YEAH HAPPY BIRTHDAY TO YOU


13.LIBERTY

作詞:Salyu
作曲:TATSIUA KOKUFU
編曲:渡邊善太郎

あなたの中に積もり續けた迷いを
かき分けてその奧へ手を伸ばす
ああ…會いにきて私のホトリまで今
二人はまだ始まってはいないから

慌ただしい每日に背を押されて
こぼしてしまった約束
その全てを拾い集められたら
翼を創りだせるかしら
朝が來て 苛立と目が合った
自分に生きる意味がどれだけあるかを
知らせるように
みだらに重なり續けていた迷いの
奧にある私の目を誰も知らない

もう心の海のどこも示さない
古びた羅針盤をしまい
運命を追い越したい
あなたと出會うためには
この空ではもう足りない
立ち盡くした
ああ…溢れた叫びが照らしだしてる
今始まった自由の影が映える
ああ…私がまた捕らえる不自由を越えて
私が私のことを解き放つなら…


向かい風が強く吹く場所ほど上に
高く舞い上がるための氣流が
見つけられるわ

ああ…愛したい 守り續けた迷いを
その奧で待っていた目が 今開く
ああ…溢れた叫びが照らしだしてる
私は私のことを解き放つ
ああ…會いに行く 私のホトリへと今


14.VOYAGE CALL

作詞:國府達矢
編曲:渡邊善太郎