DICTATORS CIRCUS-A deformed BUD-

PIERROT DICTATORS CIRCUS-A deformed BUD-歌詞
1.蜘蛛の意図

作詞:キリト
作曲:アイジ

変えられない運命なら ずっとここで頬よせて
やがて来る審判に 膝を抱え身をゆだねる

愚かな人々が争ってあの糸を目指す ブザマニ

選ばれない二人なら せめてそっと手をつなぎ
やがて来る壊滅に 瞳閉じて身をゆだねる

君と僕の距離がこんな時 初めて近づく気がしてる
改めて解ったこんな時 隣にいるのは彼女じゃなかった

崩れかけた廃虚の中 つないだ手は放さず
蜘蛛の意図に貪りつく 人の群れを横目に
記念すべき最後の日を 二人きりで過ごそう
光りながら空から降る 硝子の破片を浴びて

君と僕の距離がこんな時 初めて近づく気がしてる
改めて解ったこんな時 隣にいるのは彼女じゃなかった

崩れかけた廃虚の中 つないだ手は放さず
蜘蛛の意図に貪りつく 人の群れを横目に
記念すべき最後の日を 二人きりで過ごそう
光りながら空から降る 硝子の破片を浴びて

ツナイダテワハナサズ ガラスノハヘンヲアビテ


2.MOTHER scene II

作詞:キリト
作曲:キリト

濃い霧の中いつの日も見つめてた 母になるはずだった貴方の横顔
汗ばむ寝姿を何度も苦しませた やりきれないだけの届かぬ言葉で

管を断ち切った子宮は再生する そしてまた新しい生命を宿す
ふいの別れもやむをえない過ちも 過ぎる季節が忘れさせるはずなのに

mother, 一度だけその子を抱く様に
貴方の温りを感じられたら

それでも両親は罪としてとらえてた もう後悔の涙も見たくないけれど

mother, 一度だけその子を抱く様に
貴方の温りを感じられたら
ただ mother, この世界はあまりに冷えるから
ここまで来るようなことだけはしないで

確かな肉体がもし僕にあったなら
貴方の憂鬱を今すぐに消せるのに
消えかけたロウソクがまだ影を残すなら
貴方の記憶からこの僕を消してあげるのに

mother, 一度だけその子を抱く様に
貴方の温りを感じられたら
ただ mother, この世界はあまりに冷えるから
ここまで来るようなことだけはしないで
確かな肉体がもし僕にあったなら
貴方の憂鬱を今すぐに消せるのに
消えかけたロウソクがまだ影を残すなら
貴方の記憶からこの僕を消してあげるのに


3.カナタへ…

作詞:キリト
作曲:キリト

あてもなく時に身をまかせて 誕生と消滅を繰り返して
そのたび記憶は罪に汚れ 君の笑顔がもう思い出せない

そしてまた出会えることもなく 同じ終幕をむかえるけれど

まだ脈打つこの鼓動が忘れ去ることを認めない
視界の中立ちはだかる鉄柵を突き抜けて

凍り付く風にふかれ震えてる 君の待つ彼方へたどり着けたら
あの時のふたりがただ信じていた
迷いのない未来がもう一度見えるのだろうか

引き離す瞬間を避ける様に小さく息を殺して
こごえながら交わしあった約束は消えないから

凍り付く風にふかれ震えてる 君の待つ彼方へたどり着けたら
あの時のふたりがただ夢見ていた
終わりのない景色にもう一度立てるのだろうか


4.Labyrinth~鏡には映らない君が~


5.GENOME CONTROL

作詞:キリト
作曲:キリト

望み通りの愛情表現で
満たされて… おかしい程
君は僕の理想をそのまま実現する…
艶かしく潤わしく

予想外の展開を待つのさ
何もかも与えるから
心焦がす涙も必要さ何もかも
予定されているけど

四つのアルファベットが
組み替わる(C.A.T.G)
全ては記号の並びで決まる

見てご覧、誰もが同じ笑顔で
手を振ってくれるよ
ここがみんなで願った
不公平の無いユートピア

四つのアルファベットが
組み替わる(A.T.C.G)
全ては記号の並びで決まる

見てご覧、誰もが同じ涙を
流してくれるよ
ここがあれほど願った
不公平の無いユートピア

愛と平和を夢見た
生易しい時代が終わる
行くあてのない未来は
「怪物」と手を結ぶしかない


6.パウダースノウ

作詞:キリト
作曲:キリト

哀しすぎるほど痛みのない
終わりがまた来てしまった

何が僕をこうさせるのだろう
地獄へまた近づいていく

君を見つけた季節は真っ白な雪に包まれて
かじかんだ体を暖めあったね
いつかくる別離の影で

もっと降り積もってこの目を潰して
身動きもとれない位に
かすかに笑う君の面影が思い出せなくなるまで

増えた傷跡を眺めながら
堕ちた自分に酔いしれるのだろう

君を見つけた季節は真白な雪に包まれて
お互いの孤独を慰めあったね
永遠はあきらめていたけど

もっと降り積もってこの目を潰して
身動きもとれない位に
血のかよわない怪物はここでただ叫び続けるから
もっと憎みきって
存在をせめて君のなかで生きていかせて
抉りとられた想い出はいつか粉雪のように溶けていく


7.FOLLOWER

作詞:キリト
作曲:アイジ

君がその手を振りかざす度、
後光が射して見えたものさ
君がいなけりゃ僕もあの場で
死んで逃げてしまってたのかもね

早くまた目の前に現れ、
明日の話を聞かせてよ
ツジツマならいつも僕達が
無理矢理あわせてきたじゃない

中途半端に決意まげないで貫き通すのさ
大衆はすぐに飽きるからオトナシクシテレバ

「あまりに失望させないで
あなたはカリスマなんだから」

相変わらず青いこの空の下
夢はまだ成し遂げられないけれど
志は高いままさ
また肩で風切って歩こう
間違いなんて誰にでもあるもの
僕は何度でも信じるつもりさ

中途半端に決意まげないで開き直ればいい
大衆はすぐに飽きるからナマエトカカエレバ

「そこまで失望させないで
あなたはカリスマなんだから」

相変わらず青いこの空の下
夢はまだ成し遂げられないけれど
志は高いままさ
また悩める子羊を探そう
どんな時も暗黙に 人々は
「必要悪」をきっと求めているのさ


8.PURPLE SKY

作詞:キリト
作曲:アイジ

悲鳴の雨を抜けて会いに来たよ
不自然な微笑みを投げかけて
恐怖に麻痺した僕の精神を
そう、優しく癒せるのは
いつだって君だけなんだから

小さな身体をそっと抱き寄せて
不自然な微笑みを返すのさ
どれだけ不安な夜を乗り越え
この時を君が待っていたのかが解るから

空を見てみなよ
信じられない色に染まってるだろ?
あの日僕がいった言葉の意味に
もうすぐ君も気付くよ

どこまでも広がる
可能性だけをイメージして
少しだけでいいから
そこにあるラインを踏みだして
世界が壊れていくことなんて君は恐れないで
何もかも新しい景色はもうそこまで
来てしまっているから

空を見てみなよ
信じられない色に染まってるだろ?
今、君と交わす次の約束も
きっと守ってみせるよ
どこまでも広がる
可能性だけをイメージして
少しだけでいいから
そこにあるラインを踏みだして
祈り捧げるのはもうそれくらいで終わりにして
君が握り締めるこの手が
君の救世主になるのさ、これから…


9.神経がワレタ寒い夜


10.*自主規制


11.DOMESTIC VIOLENCE

作詞:キリト
作曲:アイジ

さあ、戸惑わずに見つめて皮肉な現実を

さあ、怖がらずに感じてこの愛情を
さあ、断ち切って汚れなきその夢と希望

これでお別れをしたなら明日また生きて会えるの?

※だからそう、ここにいて
震えが止まらないこの身体を静かに抱きしめて
「こんなにも愛している」
君の何もかもを跡形も無く壊してしまうほど※

さあ、戸惑わずに捧げて皮肉な連続を

これでお別れをしたなら明日また生きて会えるの?

(※くり返し)

だからそう、そばにいて
押さえがきかないこの身体を静かに抱きしめて
「こんなにも祈っている」
何も変わらない
この日常が少しでも続くように…


12.有害の天使

作詞:キリト
作曲:潤

貴方が素晴らしい恋に
目覚めて報われる為に
ただ一つ不必要なモノ
それはね、汚れた肉体

貴方が素晴らしい夢を
その手につかみ取る為に
ただ一つ不必要なモノ
それはね、汚れた肉体

白昼夢から貴方を連れ出して
嫌気のさす現実の有り様を眺めよう

「二人が混ざりあう為には
タブーを犯さなければならない?」
目を閉じて 本能で 生き急いで
「正義を踏みつける為には
タブーを犯さなければならない?」
目を閉じて 本能で 選び取って

貴方が素晴らしい愛に
包まれ報われる為に
ただ一つ不必要なモノ
それはね、汚れた肉体

白昼夢から貴方を連れ出して
吐気のする現実の有り様を蹴散らそう

「二人の邪魔をする存在は
殺してしまわなければならない?」
目を閉じて 本能で 生き急いで
「正義を振りかざす存在は
殺してしまわなければならない?」
目を閉じて 本能で 選び取って

頬を染めて夢見る恍惚の世界
精神で結ばれ合ってみないか

張り裂ける空 立ち尽くす僕
地上に降りた有害の天使
耳もとで囁いた「トキワキタ」と
泣き叫ぶ空 泣き叫ぶ僕
何かに突き動かされるように
搾り出す 貴方への熱い思いを


13.真っ赤な花

作詞:キリト
作曲:潤

予告もなく浮かびあがる
深層意識のドグマ
震える手を見せないように
君に知られないように まだ・・・

目を閉じても浮かびあがる
絶対不変のロジック
逆らわずに流れに乗る
不条理なラブロマンス

それでも 愛が狂って疲れきった世界で
独りきりじゃ もう きっと歩けないから

※ただ肌に伝うとても小さな温もりだけをたどって
モノクロの景色に真っ赤な花びらを描こう 一ひら
ただ肌に伝うとても儚い温もりだけど これから
色褪せた景色に真っ赤な花を咲かせようか そっと※

忘れたころ浮かびあがる
イビツに歪んだエゴイズム
君の涙 見えないように
心が痛まないように

それでも 愛が狂って疲れきった世界で
独りきりじゃ もう きっと歩けないから

(※くり返し)

ただ肌に伝う祈りに近い温もりだけど
これからあきらめた景色に
真っ赤な花を咲かせようか もっと


14.サルビア


15.REBIRTH DAY

作詞:キリト
作曲:アイジ

「木漏れ日が差し込む 愛に溢れた朝
隣には優しく微笑む君がいて
怒りも悲しみも ひとかけらも無くて
寄り添って眺めている」そんなこの世の終わり

Ah 稲妻よ引き裂いて 荒みきったこの精神までも
Ah 何もかも消える時 約束の場所へ行けるのかな

「頬をなでる風が やけに心地良くて
君の膝の上で 眠ってしまったり
ふいに目覚めても 君はそこにいて
また瞳を閉じる」そんなこの世の終わり

Ah 稲妻よ引き裂いて 疲れきったこの身体までも
Ah 何もかも消える時 君の待つ場所へ行けるのかな

それでも 両手を広げて
太陽はまだそこにあるから
いつしか 報いの日射しに
包まれる中 再会の日はきっと来る

見あげてみた空は いまだに灰色で
君がいない日々にも 慣れ始めていて
世界の向こう側の どんな惨劇も
モニター越しの悲劇 そんなこの世の終わり

それでも 両手を広げて
太陽はまだそこにあるから
いつしか 報いの日射しに
包まれる中 再会の日は…
それでも 足を止めないで
行き先はまだ見えているから
いつしか 報いの日射しに
包まれる中 再会の日はやがて来る


16.LANDSCAPE

作詞:キリト
作曲:キリト・潤

Hades Side,
覚醒した世界で 愕然としてないで
瞼開いてこの手を掴んで
完璧に限界点 弾けよう二人で
完全なるフィールドまで

Real Side,
まして君はかつて 勝手に傷増やして
まるで余計な涙を流して
助けを求めて 微かな希望抱いて
僕を待っていたんだしね

まだ 風はさえぎるように
冷たく吹きつけ暗闇ちらつかせ
ただ愛した現実を
突然にいつでも突きつけるけれど

瞳を閉じてみれば ホラ 祝福の歌声が
踏み出し始めた君を 肯定する
見渡してみれば ホラ 驚異的な歌声が
途方に暮れていた君の 願いに触れる

Heaven Side,
想像力と行動力 愚かな妄想狂
もうどうにかなってしまいそうな程
戻れなかろうと もっと壊れようと
その身体もろとも

まだ雨はさえぎるように
冷たく降りつけ 暗闇ちらつかせ
ただ 変わらぬ過去ばかり
突然にいつでも 突きつけるけれど

瞳を閉じてみれば ホラ 祝福の歌声が
踏み出し始めた君を 肯定する
見渡してみれば ホラ 狂気的な歌声が
世界を愛した君に「景色」を見せる


17.メディアノイド

作詞:キリト
作曲:キリト

歓声をもっと浴びせてくれよ それくらいじゃないと物足りない
怖いもの見たさで弾けてよ 所詮は俺も見せ物小屋の道化師

スポットをもっとあてておくれよ そんなもんじゃ割に合わない
勝手にあれこれと批評してよ 興味もないし どうてもいい

素晴らしい! 見るも華やかな世界
欲望とデマゴギー 舞台裏て咲き乱れているよ
高らかに「愛だ恋だ」と唄おう
どうせ終わるのなら 見たこともないド派手なスーサイド

打ち壊してしまえ何もかも 涙は押し殺せ
誰もが待ち焦がれてるのは 狂気に染まったカリスマ?
蹴り飛ばしてしまえ何もかも 後先考えず
本当は安らぎに酔いしれ ただ眠っていたいだけ

情報に操られてくれよ おかしなくらい 西へ東へ
嫉妬に狂って取り乱してよ 興味もないし どうてもいい

素晴らしい! 語るも無惨な世界
間違ったデリカシー 舞台裏て咲き乱れているよ
高らかに「夢や希望」を唄おう
どうせ終わるのなら 予想もつかないド派手なスーサイド

打ち壊してしまえ何もかも 涙は押し殺せ
誰もが憧れているのは 見かけだおしのカテゴリー?
蹴り飛ばしてしまえ何もかも 後先考えず
本当はいつまでも貴方と ただ愛し合いたいだけ


18.夕闇スーサイド

作詞:キリト
作曲:キリト

霞みゆく夕闇に独り 思いを馳せていた
胸の中のどこかに何か 未練が残っているかどうか

震えている足元はきっと 僅かに残ってる恐怖
少しだけ踏み出せばそこで 安らぎに包まれるだろう

さあ、ここから飛び立ってみよう
痛みを感じる暇なんてないさ Ah

だけど 君の声がまだ耳もとで離れないのさ
眩しすぎる 夕闇の太陽が 何かを伝えようとしてる

噛み締めた唇はきっと 眠りにつくまでの微熱
少しだけ踏み出せばそこで 永遠に包まれるだろう

さあ、ここから飛び立ってみよう
痛みを感じる暇なんてないさ Ah

だけど 君の声がまだ耳もとで離れないのさ
眩しすぎる 夕闇の太陽が 何かを伝えようとしてる

さあ、ここから飛び立ってみよう
未来を夢見る意味なんてないさ Ah

だけど 君の顔がまだ思い出を離れないのさ
眩しすぎる 夕闇の太陽が 何かを伝えようとしてる


19.パラノイア

作詞:キリト
作曲:アイジ

誰もが君に怯えてるぜ 壊れやすい年頃だって
あまり暴力的な歌って 危険な思春期

ガンジガラメの僅かな自由? まるで孤独のバーゲンセール
慰め合って 抱き締めあって 傷舐めあって 現実逃避

誰もが俺に怯えてるぜ 悪影響の元凶って
勘違いで頭にきちゃって まるでパラノイア

ガンジガラメの僅かな自由? まるで孤独のバーゲンセール
慰め合って 抱き締めあって 傷舐めあって 現実逃避
羽交い締めにされた青春? まるで自虐のバーゲンセール
ガキの戯言 垂れ流しても 誰も振り向いてはくれないぜ

Birth the hate
急所はそこさ 動くなよ 甘えた傷を 蹴散らそう
Ha Ha Ha!

誰もが二人引き離すぜ 害悪しか産まれないって
邪魔されて絆深まって 理想の関係

ガンジガラメの僅かな自由? まるで涙のバーゲンセール
慰め合って 抱き締めあって 傷舐めあって 現実逃避
情け容赦なしの真昼に カーテン締めて剃刀握り
真っ赤に染まる 手首ぶら下げ 呆気無く野垂れ死ぬ結末

Birth the hate
急所はそこさ 動くなよ 甘えた傷を 蹴散らそう
Birth the hate
もう安心さ 目覚めなよ その苦しみを 引き受けよう
Ha Ha Ha!


20.EASTER


21.THE DREAM WHICH WARPED

作詞:キリト
作曲:アイジ

高鳴る鼓動と 腹で渦巻く歪んだ希望
誰にも言えない イビツな夢が膨らむばかり
限界が破れた 素敵な瞬間

涙は枯れ果て まともな神経も枯れ果てた
痛みも忘れて 深い傷を刻み込むばかり

これから

君のいないどこか寒い空へ飛び立ってみるさ
辿り着く大地に思い描く あまりに辛い未来

髪を掻き乱して 胸を掻きむしって 醜い俺を曝け出そう
誰もいなくなって 孤独と抱き合って 見知らぬ風に吹かれてみようか

見えない出口を 探しては立ち尽くした夜明け
扉を見つけて 急に恐怖を感じてみたり

それでも

君のいないどこか寒い空へ飛び立ってみるさ
辿り着く大地に思い描く 悪夢のような未来

髪を掻き乱して 胸を掻きむしって 醜い俺を曝け出そう
誰もいなくなって 孤独と抱き合って 見知らぬ風に吹かれたら
君とまた出会って 愛確かめあって もう二度と離れないなんて
絵空事のような 叶わない夢なんて 頭をかすめる事もないだろう