1.ヴァージニティー
作詞:秋元康
作曲:田中俊亮
ねえ キスをしたって
減るもんじゃない
言いたいこと わかるけど
でも キスしちゃったら
何か減るんだ
私の中の
ヴァージニティー
日が暮れて行く教室の外
窓枠の空が砂時計
カーテン引いたあなたが急に
大人に見える
そう 好きよ 誰より好きは好きよ
冷静じゃダメなんだ
ねえ キスをしたって
減るもんじゃない
男の子は思うでしょ?
でも キスしちゃったら
きっと変わるよ
パパに言えない
ヴァージニティー
汚さないで
ヴァージニティー
非常階段 緑のサイン
ぼんやり浮かんだ廊下で
冗談言って あなたの顔が
近づいて来た
もう 無理よ 私 こんなの初めて
感情はストレート
ほら キスをした後
減ってしまった
それが何かわからない
そう キスされながら
瞼 閉じてた
愛の代わりに
ヴァージニティー
背伸びしてる
ヴァージニティー
ねえ キスをしたって
減るもんじゃない
言いたいこと わかるけど
でも キスしちゃったら
何か減るんだ
私の中の
ヴァージニティー
ヴァージニティー
ヴァージニティー
ヴァージニティー
2.妄想ガールフレンド
作詞:秋元康
作曲:春行
君はガールフレンド(ガールフレンド)
僕のガールフレンド(ガールフレンド)
ずっと 大好きだったよ
胸の奥のラブコールに
やっと 応えてくれたんだね
テレビの中で
微笑む君と
初めて出会った瞬間
そう雷に打たれたように
僕は恋してしまった
ああ バラの花よりも
美しい人がいるなんて
ああ 世界は広いね
未来は希望に満ちてる
僕はボーイフレンド(ボーイフレンド)
君のボーイフレンド(ボーイフレンド)
ちょっと 自慢したくなる
嘘じゃないよ 夢じゃないよ
2人 似合いのカップルだよ
僕はボーイフレンド(ボーイフレンド)
君のボーイフレンド(ボーイフレンド)
大きな声で叫ぼう
忙しくて会えなくても
今日も電話を待っているよ
触れたら(触れたら)
消えてく(消えてく)
妄想の花
君はアイドル
ねえ 僕だけに
話しかけて!
プリーズ!プリーズ!プリーズ!
君はガールフレンド
僕のガールフレンド
だって 約束したんだ
スキャンダルはまずいけれど
愛は止められないだろ?
君はガールフレンド(ガールフレンド)
僕のガールフレンド(ガールフレンド)
ずっと 大好きだったよ
胸の奥のラブコールに
やっと 応えてくれたんだね
3.砂浜でピストル
難波鉄砲隊其之壱
作詞:秋元康
作曲:cAnON.
あなたのことは
きっと誰より
理解してるし
そう邪魔なんかしない
今 つき合ってる
彼女がいること
前に友達から
聞いてたんだ
あきらめて
もう 忘れてしまえるのなら
クラスメイトで(変わらず)
冗談言って
笑えたね
砂浜でピストルを
撃ってみる
しっかりと
人差し指を向けて親指を立てて…
この恋を背後から
一発で倒したい
そして腕の中 全部 独り占め
私の思い
たぶん全然
気づいてないし
うん その方が楽よ
ほら 好きな時に
近くへ行けるし
ちょっと 彼女のこと
聞き出せるし…
陽が落ちる海
一緒に帰れるのなら
この関係も(まあまあ)
失恋よりは
悪くない
太陽の引き金を
引いてみる
ためらわず
“愛しさ”なんていつも“思い切り”だよね
接吻(くちづけ)の銃弾を
その影に撃ち込んで
何食わぬ顔で 後を追いかける
潮風とピストルと
キラキラの金(きん)の海
振り向くあなたは
不死身の片想い
砂浜でピストルを
撃ってみる
しっかりと
人差し指を向けて親指を立てて…
この恋を背後(うしろ)から
一発で倒したい
そして腕の中 全部 独り占め
4.ちょっと猫背
作詞:秋元康
作曲:市川裕一
夏の終わり
ぱらついた雨は
傘をさすほどじゃない
意地っ張り
頬が濡れたのは
低気圧のせいかな
まだ 微熱が残るハート
街を一人歩く
Ha 〜!
猫背 猫背
ちょっと猫背
悲しくなると
俯(うつむ)いちゃうね
猫背 猫背
恋の猫背
思ったよりも
傷ついてた
そんな自分に驚いて
背中 丸くなってしまったよ
雨が止んで
蒸し暑い風が
首の辺りを過ぎる
不快指数
100%は
あなたが原因なんだ
もう 忘れようって無理に
他の男(ひと)を想う
Ha 〜!
凹む 凹む
かなり凹む
そんなあっさり
言われるなんて…
凹む 凹む
心 凹む
本気ってこと
気づいてない
涙 はらはら流れたら
なぜかお腹空いてしまったよ
猫背 猫背
ちょっと猫背
悲しくなると
俯(うつむ)いちゃうね
猫背 猫背
恋の猫背
思ったよりも
傷ついてた
そんな自分に驚いて
背中 丸くなってしまったよ
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