1.ジャック・ナイフ
作詞:Wataru Ujihara
作曲:Wataru Ujihara
指の先から紅差す
鉄の匂い雨に濡れ
塵にまみれて踊れば
白い刃が暴れ出した
涙ささくれて剥きだした牙
月夜にさすらうジャック・ナイフで
金縛りの目を閉じて
怯えがちな子供たち
月が石に変わるころ
ダイヤモンドが弾け飛んだ
惰性に流され錆びれた刃
四の五のやるならジャック・ナイフで
嘆きのハイカラ乙女等
闇に溶ける花火消して
涙ささくれて剥きだした牙
月夜にさすらう君を探して
惰性に流され錆びれた刃
四の五のやるならジャック・ナイフで
2.ギンガムの街
作詞:Wataru Ujihara
作曲:Wataru Ujihara
曖昧な記憶に迫る
日燒けした真晝の風景
少年はひなびた隘路に
太陽を投げ捨てた
危ない橋を渡るなら
靴と燈りは置いていけ
ガラス張りの目を閉じれば
すべてが見えるはずさ
傍觀者に笑われて
放浪者になってようよ
後悔はしないと言いながら
モノクロの空を睨んで
ギンガムの街を步いた
遠くから聞こえる合圖
過ぎてゆく日々の音がしてた
白塗りの僕らを苛む
黑蜜の怠惰みたいだ
そのうちに霧が晴れたら
すべてはうまくいくさ
面倒たちに追われて
逃亡者になってたんだ
焦燥ばかりを撒き上げて
錆びついた鐵の匈いで
ガ一ベラの君を想った
ざらついた石の路上に
足跡を刻みつけながら
痺れた手をつないで
望みを連れている
虹のような地平線の向こうまで
モノクロの空を睨んで
ギンガムの街を步いた
遠くから聞こえる合圖
過ぎていく日々の音して
錆びついた鐵の匈いで
ガ一ベラの君を想った
ざらついた石の路上に
足跡を刻みつけながら
二度と後戾りができない樣
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