微睡みの楽園

Ceui 微睡みの楽園歌詞
1.微睡みの楽園

作詞:こだまさおり
作曲:小高光太郎

からっぽの鳥かごは 昨日の旅立ち
朝焼けの中 さよならを告げた
目覚めたらまるで別人だわ 毎日
新しい 懐かしい ふたりがいるね

愛したい 真実に
意味はないの 触れあえばすべて

印された愛に 守られながら生きてるのに
群青はなぜ儚さをはらむの? 会いたい
この空は永遠を 海はいのちをくれるだろう
翼やすめるように 花びらが揺れる
微睡みの楽園で

約束をせがむ 小さな手をつないで
寄り添う影に 名前をつけよう
選ばれて気がついたの わたしどうして
はじめから こんなにも あなただけだわ

満ち欠けに 喜びを
剥がれ落ちた 記憶は夢幻へ

朽ちてゆく時に 逆らうように抱きあっても
うつろう心引きとめられないの わかって
どうか怖れずに 強くて脆いふたりのまま
開かれた扉に 射し込んだ光
何度でも導いて

印された愛に 守られながら生きてるのに
群青はなぜ儚さをはらむの? 会いたい
この空は永遠を 海はいのちをくれるだろう
そして何度目かの 約束の朝を
微睡みの楽園で


2.Qualia

作詞:Ceui
作曲:小高光太郎

なぜ 涙が
今 流れたの
傷ついたままの羽で
見つけ出せないクオリア

ねぇ、ここから
ねぇ、還れるの
瞼の草原に散った
君だけを呼んでる…

遥か彼方へ飛び立つわ
光より速く触れたい
哀しみを終わらせて
君の透明なその指で

ほら 聞こえる
今 甦る
過ぎ去る時の砂辺で
失くした波のハープ

この、鼓動に
愛、響いたら
希望に満ちたアルペジオ
身体じゅうを巡った…

もしも夢なら覚めないで
君と生きるための輪廻
探してた声がする
揺れる面影が星になる

たとえ夢から目覚めても
君は離れてゆく現在も
背中押す風の中
果てを感じてる

遥か彼方へ飛び立つわ
光より速く触れたい
さぁ翔ぶよ
見つけたの
君の透明なその指を