夢つづり

雅夢 夢つづり歌詞
1.冬京


2.陽だまり


3.銀色の情景


4.十六夜物語


5.グッドバイ


6.帰り路


7.愛はかげろう

作詞:三浦和人
作曲:三浦和人

窓ガラス 流れ落ちてゆく雨を
細い指先で なぞってみる
くもり とかして すべる 指先に
伝わる冷たさ 心にしみる
忘れ去られた 部屋の片隅
貴方の影 今もゆれてる

愛は かげろう つかの間の命
激しいまでに 燃やし続けて
別れは いつも 背中合わせに
人の心を ゆらして

別れ言葉を 口にする貴方は
いつもとちがって やさしすぎた
はき出すタバコの 煙の影が
教えてくれた 偽(つく)り言葉と
あつく いだかれた日々を
倖せと言えば かなしい

愛は かげろう さめきった愛の
過ぎ去る後(あと)に残るものは
いつも女の乾いた涙
さまよい歩く迷(まよ)い子

愛は かげろう つかの間の命
激しいまでに 燃やし続けて
別れは いつも 背中合わせに
人の心を ゆらして


8.気まぐれ


9.風


10.悲しくて

作詞:三浦和人
作曲:三浦和人

薄く曇った 硝子窓
コトコト揺らす風の便り
ひとり暮しの この部屋に
訪れた寒い季節
ひと冬前は あたしの
躰あたためる あなたが居た
けれど運命の悪戯か
あなたは還らぬ人に

悲しくて 悲しくて
身も心も やつるるほどに
哀しさよりも 人恋しさに
あふれた涙も涸れ果てて
生きてゆくには 面影だけが
あまりに優しすぎる

思い出だけに つつまれて
過ぎゆく日々は 淋しすぎる
いますぐ声を聞きたい
もう一度 抱かれてみたい
悲しくて 悲しくて
眠れぬ夜は 狂おしく
呼びかえすこと できるのならば
声を限りに 叫びもした
せめて叶わぬ願いならば
想い出消し去りたい

悲しくて 悲しくて
身も心も やつるるほどに
哀しさよりも 人恋しさに
あふれた涙も涸れ果てて
生きてゆくには 面影だけが
あまりに優しすぎる

あまりに優しすぎた