ベスト

雅夢 ベスト歌詞
1.愛はかげろう

作詞:三浦和人
作曲:三浦和人

窓ガラス 流れ落ちてゆく雨を
細い指先で なぞってみる
くもり とかして すべる 指先に
伝わる冷たさ 心にしみる
忘れ去られた 部屋の片隅
貴方の影 今もゆれてる

愛は かげろう つかの間の命
激しいまでに 燃やし続けて
別れは いつも 背中合わせに
人の心を ゆらして

別れ言葉を 口にする貴方は
いつもとちがって やさしすぎた
はき出すタバコの 煙の影が
教えてくれた 偽(つく)り言葉と
あつく いだかれた日々を
倖せと言えば かなしい

愛は かげろう さめきった愛の
過ぎ去る後(あと)に残るものは
いつも女の乾いた涙
さまよい歩く迷(まよ)い子

愛は かげろう つかの間の命
激しいまでに 燃やし続けて
別れは いつも 背中合わせに
人の心を ゆらして


2.残秋から


3.悲しくて

作詞:三浦和人
作曲:三浦和人

薄く曇った 硝子窓
コトコト揺らす風の便り
ひとり暮しの この部屋に
訪れた寒い季節
ひと冬前は あたしの
躰あたためる あなたが居た
けれど運命の悪戯か
あなたは還らぬ人に

悲しくて 悲しくて
身も心も やつるるほどに
哀しさよりも 人恋しさに
あふれた涙も涸れ果てて
生きてゆくには 面影だけが
あまりに優しすぎる

思い出だけに つつまれて
過ぎゆく日々は 淋しすぎる
いますぐ声を聞きたい
もう一度 抱かれてみたい
悲しくて 悲しくて
眠れぬ夜は 狂おしく
呼びかえすこと できるのならば
声を限りに 叫びもした
せめて叶わぬ願いならば
想い出消し去りたい

悲しくて 悲しくて
身も心も やつるるほどに
哀しさよりも 人恋しさに
あふれた涙も涸れ果てて
生きてゆくには 面影だけが
あまりに優しすぎる

あまりに優しすぎた


4.夢で逢いたいから


5.浮雲

作詞:保杉弘
作曲:三浦和人

うぶなお前はかわいさかくし
かくしきれずに影を残す
ついてくるのは女の方と
平気でほほもなぐれたものさ
二人つくった思い出たどれば
言葉とぎれて 目をそらす
そんなお前を この俺だけが
包みきれると信じてた

※遠くに消えてく
流れゆく浮雲
遠くに残した
お前の影を追いかけ※

私 本当は女なんかに
生まれるはずじゃなかったなんて
俺がひろった女の中で
お前だけは忘れられぬ

遠くに光を
見つけた時にお前は
遠くにはなれた
俺のことなど忘れるさ

(※くり返し)


6.じゅてーむ


7.秋時雨

作詞:三浦和人
作曲:三浦和人

アスファルト雨にぬれて 濡れ尽した足音
何気なしに行き交う影 長く揺れて消えてく
人まち顔かげりひとつ 瞳の奥にやどし
風に心さらした時 甦える思い出よ

秋は枯葉の舞う道で
貴方の胸で戯れた
誓い言葉のぬくもりに
心暖めたはずなのに

今は遠い昔話し 心に言いきかせてみても
別れ告げた後姿 ぬぐいきれないままに

秋は枯葉の舞う道で
愛はひそかに立ち止まる
振り向くだけの道しるべ
かなし雨に心ぬらす

生きてゆくことそれさえも
心かなしさ色染めて
貴方の胸のぬくもりを
追いかけては涙流す


8.旅愁


9.追いかけて

作詞:夏冬春秋
作曲:三浦雄也

明日(あした)も会えますか
からみ合った 小指のぬくもり
会えないこと 知っています
優しい最後の嘘

夕焼けの街角
愛の終りに似合いすぎます
胸を熱く 焦がしたまま
帰るあてもないのに

追いかけて 追いかけて
ドラマよ もどれ 今すぐ
追いかけて 追いかけて
出逢いから もう一度

サヨナラは いつでも
倖せの横で 待っていると
笑いながら 話せるほど
強くはなれなかった

生まれかわれるなら
白い翼の鳥になりたい
空と海に 抱かれながら
自由に翔びたいから

追いかけて 追いかけて
時間よ もどれ あの日に
追いかけて 追いかけて
想い出の迷い人

追いかけて 追いかけて
愛とは もどれない旅
追いかけて 追いかけて
過去からの尋ね人


10.風だより


11.霧雨の旅人

作詞:春夏秋冬
作曲:三浦雄也

肩をぬらす雨が 時間を戻す
今も影がひとつ 改札へ走る
別れではなくて 離れるだけだと
少し 笑った あの人

流行り歌が恋の季節を詩う
あなただけを 愛しつづけると詩う
見送る わたしを気遣うのなら
戻ってくると 言ってよ

※振りむけば いつも雨降り
あの人は 霧雨(あめ)の旅人
いつまでも 待ちつづけたい
愛・哀・愛※

昔 映画のラスト・シーンは いつも
愛しい人の胸に 抱かれて眠る
名前呼び合い 駆け寄ったとき
一人 夢から 目覚める

去かないで 声にならない
思い出が 背中をたたく
もう一度 心を濡らす
雨・霧雨・雨

(※くり返し)


12.風の言葉


13.夕映えよ心の鳩を抱け

作詞:小椋圭
作曲:三浦雄也

昔遠い日 心は
愛と夢とを ほゝばる鳩
戯れ舞い飛び知らぬ間に
こぼれ落として

風の強さをこらえて
翼ひろげるその空から
失くした宝を捜すのか
黄昏 淋しいか

夕映えよ 暖たかく鳩を抱け
あすの日の 約束を 見せながら
ふと 愛 夢さえ
もうすぐもどってきそうな

海辺 一人の少年
願い投げてる その小石に
優しく くちばしふれようか
翼に乗せようか

夕げ時 帰らない子供らの
いつまでも はしゃいでる ざわめきに
いますぐ飛び込み
仲間に入れてと云おうか

夕暮れの茜雲 鷲掴み
頬紅く どこまでも飛んでいる
心が 心が
嬉しい 予感を唄うよ

ふと 愛 夢さえ
もうすぐ もどってきそうな


14.河にそって歩こうか


15.辛口のゲーム

作詞:秋元康
作曲:三浦雄也

よく冷えたワインのグラス重ね
街の燈火(あかり)見おろしながら
せりふなど忘れたように
そっと 二人だけの夜に乾杯

熱い肌 行方(ゆくえ)は多分
わかっているはず 罪なゲームさ

※辛口の愛がいい
心を酔わせて 一夜限りの夢と
辛口の愛がいい
おまえの口唇 遊び上手に濡れている※

チャイナドレス 似合いすぎてるおまえ
飾り窓を見ているようさ
長い髪かきあげながら
ふいに 何か言おうとしてやめたね

薬指 はずしたリング
グラスにおとして 瞳そらした

辛口の夜になれ
成り行き次第で 女を娼婦にかえて
辛口の夜になれ
男を悪魔に かえる位に誘いたい

(※くり返し)


16.壊れた夜

作詞:飛鳥涼
作曲:三浦雄也

洒落た予感に 踊る瞳
緑玉を 見た気がして
絡んだ腕は もつれたまま
もう ほどくつもりもないし

見つめ合って 抱き寄せ合って
灯りの中 セクシー
秘密めいた 波にゆられ
愛を確かめた時

※Broken night tonight 夜が壊れた
時間は止まり 何もかもを迷わせた
Broken night tonight 夜が眩しい
二人が起こす 愛の蜃気楼※

愛は手慣れた 嘘つきで
いつか離れて 傷を残す
それでもいい 今はただ
あなたのルージュで 夢見心地

囁き合って 肌触れ合って
まどろみの中 ファンシー
指先に 漂うほどの
愛を閉じ込めた時

(※くり返し)

Broken night tonight Broken night tonight
時間は止まり 何もかもを迷わせた
Broken night tonight Broken night tonight
二人が起こす 愛の蜃気楼