ムネニキボウヲ

遼花 ムネニキボウヲ歌詞
1.ムネニキボウヲ

作詞:遼花
作曲:遼花・溝口和彦

立ち昇る朝日を眺めてたんだ 涙を乾かすため
長い夜 震えて 数え切れない 弱音を噛み殺した

この国の中の 暗闇を 照らしてゆくのは 僕だけだから
すべて壊したい まだ見ぬ世界を開け

今 僕らは生まれ変わるんだ
希望が痛みを 乗り越えていくストーリー
手を伸ばせば 消えてしまいそうな
わずかな光だけで、 ただそれだけで生きてく

運命は僕らを突き落とすんだ いかにも得意そうに
あと何度転べば 救われるだろう 僕にはわからないよ

覚えているかな 朝焼けを 夢見た未来は裏切るけれど
きっと試してる 這い上がるその強さを

なんにもない場所で 確かめよう
捨てない限りは 間違いじゃないストーリー
手探りでも 辿り着けるかな?
わずかな祈りだけを、 ただそれだけを頼りに

打ちひしがれても唱えてる 忘れはしないよ 七つの文字を
ムネニキボウヲ
偽りだらけの街に…!

今 僕らは生まれ変わるんだ
希望と名付けた 出来損ないのストーリー
手を伸ばせば 消えてしまいそうな
わずかな光だけで、 ただそれだけで生きてく


2.流星群の時代

作詞:遼花
作曲:遼花・溝口和彦

新しく出会っては また別れる あわただしい 人ごみの中
僕たちはとどまれない だから今も あがいているんだろう

どんなに強く 偉い人も 永遠は買えないのなら
僕がいた証も 消えてなくなるの?
やりきれない思いだけ噛み締めたまま

同じ時代に生まれて 出会えた奇跡を 今すぐ抱きしめたい
どんな小さな事でも 欠けてはいけない つながる歓びを
感じてほしい めぐりあえる小さな 奇跡の連鎖を

この石を蹴飛ばしたら つまづく人 いるかもしれない
あの人は悲しむかな? だから僕は想像するんだろう

歴史の中で かき消される そんな小さな存在(もの)だとしても
点と点をつなぎ 線を描くように 僕達は生きている 輝きたくて

限りある時の中で 繋がる奇跡を 僕らは抱えてる
次に何が起こるのか 誰もわからない 宇宙のピンボール
感じてゆこう めぐりあえる小さな 奇跡の連鎖を

すべてが繋がるとき 僕らはそれを「運命」なんて呼ぶんだ
前から知ってたみたいに

同じ時代に生まれて 出会えた奇跡を あなたに伝えたい
どんな小さな事でも 欠けてはいけない 絆の意味を知る
限りある時の中で 輝きを見せる 僕らは流星群
刻んでゆこう めぐりあえる小さな 奇跡の連鎖を


3.拳と鎖

作詞:遼花
作曲:津田直士

生まれた時から 自由な心を
いったい誰が奪えるというの?
どんなに傷ついたって 誇り高く守るよ
たとえ全てが敵でも

荒らされ 踏みつけられた 脈打つ僕の魂
鎖に繋がれたまま 拳を握り締めた
生まれた時から 自由な心を
守る意味など ないと言うのなら
ガラガラ崩れた愛で どうぞ、裁いてよ

この身を捧げて 誰かを救える
そんな優しいひとではないけど
それでも信じてほしい
守るために挑むよ 倒れそうな時でも

気づけば汚れた服で 正しい居場所もない
ひとつの勇気があれば さすらう旅人でいい

無様な格好で 手にした自由を
笑いたければ笑えばいいのさ
勝ち取る誇りを高く
左胸に掲げよう 向かい風の中でも

つないだ鎖も だんだん錆び付き
時代遅れの 古びた輪になる
その手でちぎればいいさ 誰を憎んでも

最後に残った 揺るがぬ思いを
僕は譲らない 誰にも渡さない
この胸切り裂きながら 高く高く掲げよう
何もかもをなくても