1.あなたが終着駅
作詞:久仁京介
作曲:徳久広司
わがままでした 馬鹿でした
長い月日の 回り道
黙ってわたしに 微笑くれて
待っていたよと 抱きしめる
女ごころの 終着駅は
あなたの胸と 知りました
ふたりでいれば 苦労など
つらくなんかは ないという
あなたのやさしさ 心にしみて
愛の深さを 噛みしめる
戻り道ない 人生なのに
あなたは待って くれました
遅れた春は あたたかい
そんな気持ちに させるひと
今度はあなたに つくして生きる
きっとふたりで しあわせを
女ごころの 終着駅は
あなたの胸と 知りました
2.ふたりの始発駅
作詞:田中しゅうじ
作曲:徳久広司
夢ばかり 追いかけて 気づかなかったよ
雨の日も 風の日も おれを待っていた
おまえと も一度 出直そう
わがままやめた 泣かすのやめた
世間に負けずに 生きてゆく
あしたに向かう ふたりの始発駅
愚痴ひとつ こぼさずに 許しているのか
バカな奴 可愛い奴 灯りともす奴
おまえの情けが しみてくる
涙を捨てて 悲しみ捨てて
今日から同(おんな)じ 夢を見る
可憐な花よ 心に咲いた花
振り向けば 人生の 苦さわかる歳
もう二度と 離さない おれを離すなよ
身近にあったね しあわせは
やさしさ抱いて いたわり抱いて
笑顔のおまえと 生きてゆく
あしたに向かう ふたりの始発駅
3.アカシヤ物語
作詞:水木れいじ
作曲:遠藤実
アカシヤの 咲くこの町で
待っていたんだね ひとりあてもなく
俺のいのちを ひきかえに
幸せやれたら それでいい…
夜が…夜が…せつない ふたりのしのび逢い
アカシヤの 小窓の下に
愛の目じるしか 赤く錆びた合鍵
俺が夢など 追わなけりゃ
続いていたのか あの暮らし…
夜を…夜を…どこまで はぐれた流れ星
アカシヤの 花降りやまず
時は過ぎたけど 今も綺麗だね
俺に抱かれて 泣く君と
死ぬまで一緒さ 今度こそ…
夜が…夜が…泣かせる ふたりの物語
4.そして旅立ち
5.優子
作詞:いではく
作曲:遠藤実
ありふれた名前で ひかえめだけど
愛する心は 海より深い
離さないよ いつまでも
いのちあずけた 優子 優子
名前のような やさしさをあげたいよ
夕顔の花には 悲しい影が
あるわと涙を 浮かべたおまえ
同じさだめ 見てるのか
長く生きなよ 優子 優子
おまえはおれの やすらぎの花だから
喜びも涙も ふたりで分けて
よりそい暮らそう それだけでいい
苦労かけた そのぶんは
きっとつぐなう 優子 優子
名前に似合う その笑顔いつまでも
6.命のひと(アルバムバージョン)
7.花ひとつ
8.出直そう
9.しあわせ迷子
作詞:かず翼
作曲:遠藤実
泣かずに終る 恋があるのなら
誰か教えて この胸に
バカよバカなの 尽くしすぎ
みんなあげちゃう お人好し
別れの足音 背中で聞いて
私やっぱり しあわせ迷子
小雨が肩に 沁みるこんな夜(よ)は
揺らすグラスに浮かぶ面影(かお)
ダメよダメなの 愛したら
世話を焼きすぎ 嫌われる
あなたのぬくもり 忘れるまでは
私酔えない しあわせ迷子
今日から独り 生きて行くのよと
涙ふき取る 寒い部屋
イヤよイヤなの もう二度と
恋はしないと つぶやいて
それでも待ってる おんなの未練
私今夜も しあわせ迷子
10.つゆ草の女
作詞:かず翼
作曲:遠藤実
命ふたつを 重ねて生きた
春夏秋冬 忘れるものか
つゆ草の つゆ草の
花は水色 なみだ花
うらみ言葉も 言わないで
見つめた瞳の 哀しさよ
たとえこのまま 逢えなくたって
あなたを愛して 生きると言った
つゆ草の つゆ草の
花は水色 なみだ花
ふたり暮らした 北国の
灯りが瞼に また浮かぶ
なんで運命に 背いてやれぬ
魂が呼び合う この恋なのに
つゆ草の つゆ草の
花は水色 なみだ花
今度生まれて 来る時は
離れはしないと 泣いた女
11.真情(ニューバージョン)
12.未練のグラス
作詞:池田充男
作曲:水森英夫
あの夜は泣くような 雨が降り
すこし早めに 灯りを消して
二人で乾したわ 赤いグラス
こゝろが情けが 触れ合って
あれがせつない 愛のはじまり
あのひとのあの匂い タバコまで
好きになったの 抱かれるたびに
あふれるよろこび 胸にしみて
けれども二人に 二年目の
秋が来たころ 愛はもつれた
すき間風肌さむい こんな夜は
ドアが開くたび また振りむいて
未練のグラスが 指に重い
涙のむこうに 揺れている
夢をみつめて 生きてゆくのよ
13.たださりげなく
14.一緒に暮らそう
15.流れて日本海
16.落日
作詞:吉岡治
作曲:弦哲也
故郷遠く 海の落日
渚をゆけば 流離の愁い
名も上げず 身も立たず
流れ木のごと 朽ちるものあり
啼くな千鳥よ やる瀬なく
啼くな夕波千鳥
ねじれて寒き 砂山に
浜昼顔の 花も咲く
からくれないの 海の落日
たぎりて落ちて あとは夕闇
この旅路は 愚かにも
埋れ火のごと いまだはてなむ
啼くな千鳥よ 寂しげに
啼くな夕波千鳥
夜ごとの夢の 通い路に
優しき母の 顔があり
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