1.東京ブギウギ
作詞:鈴木勝
作曲:服部良一
東京ブギウギ リズムウキウキ
心ズキズキ ワクワク
海を渡り響くは 東京ブギウギ
ブギの踊りは 世界の踊り
二人の夢の あのうた
口笛吹こう 恋とブギのメロディ
燃ゆる心のうた 甘い恋の歌声に
君と踊ろよ 今宵も月の下で
東京ブギウギ リズムウキウキ
心ズキズキ ワクワク
世紀のうた 心のうた 東京ブギウギ ヘイー
さあさブギウギ たいこたたいて
派手に踊ろよ 歌およ
君も僕も 愉快な東京ブギウギ
ブギを踊れば 世界は一つ
同じリズムとメロディよ
手拍子取って うたおうブギのメロディ
燃ゆる心のうた 甘い恋の歌声に
君と踊ろよ 今宵も星をあびて
東京ブギウギ リズムウキウキ
心ズキズキ ワクワク
世界のうた 楽しいうた 東京ブギウギ
ブギウギ 陽気なうた 東京ブギウギ
ブギウギ 世紀のうた 歌え踊れよ ブギウギ
2.買物ブギー
作詞:村雨まさを
作曲:服部良一
今日は朝から 私のお家は
てんやわんやの 大さわぎ
盆と正月 一緒に来たよな
てんてこまいの忙しさ
何が何だか さっぱりわからず
どれがどれやら さっぱりわからず
何もきかずに とんでは来たけど
何を買うやら 何処で買うやら
それがごっちゃに なりまして
わてほんまに よう言わんわ
わてほんまに よう言わんわ
たまの日曜 サンデーと言うのに
何が因果と言うものか
こんなに沢山 買物頼まれ
ひとのめいわく考えず
あるもの無いもの 手当たり次第に
ひとの気持も 知らないで
わてほんまに よう言わんわ
わてほんまに よう言わんわ
何はともあれ 買物はじめに
魚屋さんへと とびこんだ
鯛に 平目に かつおに まぐろに ブリにサバ
魚は取立 とび切り上等 買いなはれ
オッサン買うのと 違います
刺身にしたなら おいしかろうと思うだけ
わてほんまに よう言わんわ
わてほんまに よう言わんわ
とり貝 赤貝 たこに いか
海老に 穴子に キスに シャコ
ワサビをきかせて お寿司にしたなら
なんぼかおいしかろ なんぼかおいしかろ
お客さんあんたは一体 何買いまんねん
そうそうわたしの買物は 魚は魚でも
オッサン鮭の缶詰 おまへんか
わてほんまに よう言わんわ あほかいな
丁度隣は八百屋さん
人参 大根に ごぼうに 蓮根
ポパイのお好きな ほうれん草
トマトに キャベツに 白菜に
胡瓜に 白瓜 ぼけなす 南瓜に
東京ネギ ネギ ブギウギ
ボタンとリボンと ポンカンと
マッチにサイダーに ダバコに仁丹
ヤヤコシ ヤヤコシ ヤヤコシ ヤヤコシ アア ヤヤコシ
ちょっとおっさん こんにちは
ちょっとおっさん これなんぼ
おっさんいますか これなんぼ
おっさんおっさん これなんぼ
おっさんなんぼで なんぼがオッサン
おっさん おっさん おっさん おっさん
おっさん おっさん おっさん おっさん
おっさん おっさん おっさん おっさん
わしゃ 聞こえまへん
わてほんまに よう言わんわ
わてほんまに よう言わんわ
あーしんど
3.ヘイヘイブギー
作詞:藤浦洸
作曲:服部良一
あなたがほほえむ時は 私も楽し
あなたが笑えば 私も笑うヘイヘイ
二人で笑って暮せば
ラッキーカムカム
センチな唄など 皆な忘れて
ワッハッハッハッハッハッハ
ワッハッハッハッハッハッハ
エヘヘ ウフフ オホホ イヒヒ
ラランラララララ
昔から笑う門には ラッキーカムカム
あなたも私も 笑って暮そよ
ヘイヘイヘイヘイヘイヘイ
ランラララララララララ
あなたが悲しい時は 私も悲し
あなたが張切りゃ 私もうれしヘイヘイ
二人で何時もにこにこ
ラッキーカムカム
不平はいわずに 昔忘れて
ワッハッハッハッハッハッハ
ワッハッハッハッハッハッハ
エヘヘ ウフフ オホホ イヒヒ
ラランラララララ
昔から笑う門には ラッキーカムカム
あなたも私も 笑って暮そよ
ヘイヘイヘイヘイヘイヘイ
ラップダドダド ダドダダ
4.ジャングル・ブギー
作詞:黒沢明
作曲:服部良一
ウワオ ワオワオ/ウワオ ワオワオ
私はめひょうだ 南の海は
火をはく山の ウワオワオワオ生れだ
月の赤い夜に ジャングルで
ジャングルで
骨のとけるような 恋をした
ワァーアー ワァーアーアア
恋にくるい くるって
ジャングルの ゴムの木に
ひょうの毛皮を おいてきた
ワァー ワァー
ウワオ ワオワオ ウワオ ワオワオ
私はめひょうだ 火のふる島は
炎の恋が ウワオワオワオいのちだ
月の青い夜に ジャングルで
ジャングルで
むねがさけるほど ないて見た
ワァーアー ワァーアーアア
恋にくるい くるって
ジャングルの 星空に
ひょうのなみだを すててきた
ワァー ワァー
ウワオワオワオ ウワオワオワオ
ボンバボンバボンバボンバボンバボンバ
ギャー
5.ホームラン・ブギ
作詞:サトウハチロー
作曲:服部良一
拍手拍手
フレーフレー フレーフレーフレー
一つかんと打ちゃ ホームラン・ブギ
広いスタンド 拍手が湧けば
飛ぶよ飛ぶ飛ぶ はるかのはるか
空の青さよ 芝生の芝生の青さ
※カットバセ カットバセ
フレーフレーフレー
二人揃って ホームラン・ブギ
肩を並べりゃ 心も通う
通いなれたる このスタジアム
拍手拍手で お手手がお手手が痛い
五つ何時もの ホームラン・ブギ
一度打ったら もうやめられぬ
あの子見てるか ネットのかげで
可愛笑くぼで 花束花束抱いて
拍手拍手
フレーフレー フレーフレーフレー
昔なつかし ホームラン・ブギ
甲子園から 野球に通い
今じゃ伜が 大学野球
可愛孫さえ 小学小学選手
七つ涙の ホームラン・ブギ
ぽろりぽろりと ラジオの前で
伜出かした よくこそ打った
見事当てたぞ ラッキー
ラッキー・セブン
八つチームの ホームラン・ブギ
虎に巨人に ロビンス阪急
鷹に東急 中日スターズ
みんな揃って 元気な元気な選手
ここで一本 ホームラン・ブギ
これが終りだ 九回裏だ
コキンと飛ばして サヨナラしよか
のびたのびたよ ラッキー
ラッキー・ゾーン
6.さくらブギウギ
作詞:藤浦洸
作曲:服部良一
さくら 咲いた咲いた ブギブギ
チェリ チェリ チェリオー
咲いたり 咲かせたり
うかれてうかれて ブギブギ
それが若さだ いのちだ
チェリ チェリ チェリオ
あちら こちらも ぽかぽか
心は 燃えて
お釈迦様でも にこにこ
祭りだ 踊りだ ブギブギ
声を合わせ ブギブギ
青春 青春 チェリオ
さくらひとえだ ブギブギ
チェリ チェリ チェリオー
山越え 谷越えて
隣りの村から ゆらゆら
馬の背中で ゆられて
チェリ チェリ チェリオ
お嫁いりまで 待てない
待てない 想い
とんで来たのよ 花嫁
祭りだ 踊りだ ブギブギ
声を合せて ブギブギ
青春 青春 チェリオ
さくら 散る散る ブギブギ
チェリ チェリ チェリオ
ひらひら さかづきに
はなびら ひとひら ウキウキ
咲けば 散るのが さくらだ
チェリ チェリ チェリオ
赤いくちびる 小鳥の
さえずる 歌に
春のリズムが 聞える
祭りだ 踊りだ ブギブギ
声を合せて ブギブギ
青春 青春 チェリオ
7.名古屋ブギー
作詞:藤浦洸
作曲:服部良一
名古屋ブギウギ ブギウギ名古屋
はでなリズムよ 若い心よ
歌えおどれ みんなでおどれ
恋になやんで 納屋橋渡れば
ジャズが呼ぶ呼ぶ ネオンが招く
そしてキャバレの 窓があく
名古屋ブギウギ ブギウギ名古屋
このうたで それ はりきれ
ヘイヘイヘイヘイ
名古屋ブギウギ
名古屋ブギウギ ブギウギ名古屋
虹の光だ 街は生きてる
歌えおどれ みんなでおどれ
木の芽草の芽 恋の芽も出たよ
むかしなじみの 観音様の
ここは大須の 喫茶店
名古屋ブギウギ ブギウギ名古屋
このうたで それ はりきれ
ヘイヘイヘイヘイ
名古屋ブギウギ
名古屋ブギウギ ブギウギ名古屋
僕とあなたの 夢のふるさと
歌えおどれ みんなでおどれ
上りゃ東京 下りは大阪
うれし涙も 別れの歌も
なかをとりもつ 名古屋駅
名古屋ブギウギ ブギウギ名古屋
このうたで それ はりきれ
ヘイヘイヘイヘイ
名古屋ブギウギ
8.大阪ブギウギ
作詞:藤浦洸
作曲:服部良一
ほんにそやそや そやないか
大阪ブギウギ
心斎橋から 戎橋
赤い灯青い灯 よいみやこ
あちらで言うたら ニューヨーク
船場通れば いとはんたちが
声をそろえて ブギウギ
さあさ歌えよ 大阪ブギウギ
ランラララララ ブギウギ
ほんにそやそや そやないか
大阪ブギウギ
お城の上から 眺むれば
煙はもくもく 大繁盛
橋から橋まで 賑やかだ
梅田天六 千日前も
調子あわせて ブギウギ
さあさ歌えよ 大阪ブギウギ
ランラララララ ブギウギ
ほんにそやそや そやないか
大阪ブギウギ
花の咲く町 みのる町
ほんまによいとこ よい都
車の買いもの ひろいもの
そうさ戎は えらいやっちゃ
えらいやっちゃ
身振り手振りで ブギウギ
さあさ歌えよ 大阪ブギウギ
ランラララララ ブギウギ
9.博多ブギウギ
作詞:藤浦洸
作曲:服部良一
さあ お月さんが 一寸出た出た
松のかげから 顔出した
博多はよかとこ 博多はよかとこ
柳腰の 娘さん
さあ 昔しゃ 博多の帯をしめて
今はハイヒール ブギウギ
どんたく囃しで ブギウギ
さあ 十文目の 鉄砲玉を
ぽんと打ち出す スッポンポン
博多はよかとこ 博多はよかとこ
柳町 粋な町
さあ 昔しゃ 荒浪舟のりさん
今は小粋に ブギウギ
どんたく囃しで ブギウギ
さあ 何とこの世は すきな同志で
てなべさげても いとやせぬ
博多はよかとこ 博多はよかとこ
博多人形と 手をとって
さあ 海は静かな 松原みち
歌う歌まで ブギウギ
どんたく囃しで ブギウギ
さあ お月さんが 一寸出た出た
松のかげから 顔出した
博多はよかとこ 博多はよかとこ
博多ブギウギ ラララララ
アー 生きていりゃこそ あなたもハッピー
晴れて 二人でブギウギ
どんたく囃しで ブギウギ
10.黒田ブギー
作詞:村雨まさを
作曲:服部良一
ほろよいブギーほろよいブギー
ふらふらふらふら ドッコイ
ほろよい機嫌で 千鳥足
酒はのめのめ 飲むならば
日の本一の この槍を
のみ取る程に のむならば
これぞまことの 黒田武士
黒田ブギウギ 黒田ブギウギ
日本の素的なブルース
ブギウギリズムで陽気に
太鼓を叩いて陽気に
ブッパー ブバップバ
ブッパー ブバップバ
春には花見酒 夏には涼み酒
秋には紅葉酒 冬には雪見酒
ハッハハハー
酒のみゃー 春夏秋冬
楽しいつでも 心は楽し
春には花見酒 夏には涼み酒
秋には紅葉酒 冬には雪見酒
ハッハハハー
酒のみゃー いつでも楽しや楽しや
楽しや ランラララランラン
ほろよい人生あー
バッドゥディ バッドゥディ
バッドゥディ バッドゥディ
ララララララ………
愉快な酒なら のましゃれ
程よくのむなら のましゃれ
のむ程酔う程 愉快にさあさ乾盃
みんなで盃あげて
乾盃みんなで盃あげて
さあさ踊ろよ さあさ唄およ
バンバンバンバンバン
ああ酔うた酔うた酔うた ふらふら
11.ラッパと娘
作詞:服部良一
作曲:服部良一
楽しいお方も 悲しいお方も
誰でも好きな その歌は
バドジズ デジドダー
この歌歌えば なぜかひとりでに
誰でも皆んな うかれだす
バドジズ デジドダー
トランペット鳴して スイングだして
あふればすてきに 愉快な甘いメロディ
ラゝゝゝゝゝ ダドジパジドドダー
ドジダジ デジドダー
歌おうよ楽し この歌を
バドジズ デジドダー
楽しいお方も 悲しいお方も
誰でも好きな その歌は
バドジズ デジドダー
この歌歌えば なぜかひとりでに
誰でも皆んな うかれだす
バドジズ デジドダー
トランペット鳴して スイングだして
あふればすてきに 愉快な甘いメロディ
ラゝゝゝゝゝ ダドジパジドドダー
ドジダジ デジドダー
歌おうよ楽し この歌を
バドジズ デジドダー
吹けトラムペット 調子を上げて
デジデジドダー デジドダー
バドダジデドダー
吹けトラムペット 調子を上げて
デジデジドダー デジドダー
バドダジデドダー
あの街でも この街でも
皆んな歌うは 皆んな歌うは
この歌 この歌 すてきなこの歌
すてきなこの歌
バドダドジデジ エジエジドダー
バドダドジデジ エジドダー
バンバンバンバン バンバンバンバン
バンバンバンバン バダジダー
歌おうよ 歌おうよ
歌おうよ 歌おうよ
バンジ バンジ バンジ
バンジ バンジ バンジ
バドダドダド ダドダドー
12.センチメンタル・ダイナ
作詞:野川香文
作曲:服部良一
ダイナ 淋しい瞳に
ほほえみは消えて 涙さえうるむ
ネー ダイナ 若い娘は
いつもほがらかに 希望にもえて
くよくよするのは やぼな娘よ
くよくよするのは やぼな娘よ
おお ダイナ あなたのえくぼに
ほほえみは消えて 溜息ばかり
センチメンタル ダイナ
ほほえめよ ダイナ
センチメンタル ダイナ
歌えよ ダイナ
センチメンタル ダイナ
踊れよ ダイナ
センチメンタル ダイナ
ほがらかにうたえ
やさしい可愛い ダイナ
恋になやむ乙女
さびしい顔して
センチメンタル ダイナ
歌を忘れた 踊りも忘れた
センチメンタル ダイナ
ダイナ ダイナ
ダイナ ダイナ ダイナ
ダイナ ダイナ
13.ホット・チャイナ
作詞:服部龍太郎
作曲:服部良一
チャイナ チャイナ チャイナ
チャイナ ホット・チャイナ
それ 今宵はお祭 シナ祭
陽気な町 あの町
チャイナ チャイナ チャイナ
チャイナ ホット・チャイナ
それ 今宵はお祭 シナ祭
陽気な町 あの町
出て来る 姑娘 漫々的
出て来る 小孩 快々的
シナ太鼓は ボンボボン
チャイナ・シンバル
ジャジャジャジャン
ボンボボンボ
ボンボボ ボボン
ジャンジャジャンジャ
ジャンジャンジャン
空には爆竹 町には笛の音
チャイナの祭り
お面を被って はしゃいで踊ろよ
チャイナの祭り
ワッショイ ワッショイ ワッショイ
今日はシナ祭り
ワッショイ ワッショイ ワッショイ
今日はシナ祭り
ワッショイ ワッショイ ワッショイ
今日はシナ祭り
夕日が落ちて
チャイナの町に 灯がつけば
暗い裏町に
ほんのり浮かぶ 夢のシナ街
ランタンゆらゆらり
ぼんぼり ともして
ランタンゆらゆらり
ぼんぼり ともして
チャイナ チャイナ
チャイナ チャイナ
チャイナ チャイナ
チャイナ チャイナ
いつか夜も更けるシナの町 シナの祭
チャイナ チャイナ ホット・チャイナ
14.アイレ可愛や
作詞:藤浦洸
作曲:服部良一
アイレ可愛や 村娘
好きな小鳥を 追いかけて
ハー 烏籠ブラブラ ぶらさげて
ハー 烏籠ブラブラ ぶらさげて
アイレ朝から 川づたい
岸の柳の 木の影で
ハー 村から村へと 流れゆく
ハー 村から村へと 流れゆく
アイレー アイヤラレー
アイレー アイヤラレー
アイレー アイレーエ
アイヤ ランランラン
アイレ アイヤ ランラン
アイヤ ランラン
アイヤ ランランラン
アイレ見つけた 白い鳥
呼べば小鳥は 肩に来て
ハー アイレは可愛と ささやいた
ハー アイレは可愛と ささやいた
アイレ抱えた 烏籠に
白い小鳥が 歌います
ハー たんと幸福(しあわせ) 持って来た
ハー たんと幸福(しあわせ) 持って来た
アイレー
15.セコハン娘
作詞:結城雄次郎
作曲:服部良一
皆さん誰方も 私の事を
セコハン娘と 誰れでも言います
私のこの着物も ドレスも
ハンドバックも このハイヒールも
何一つあれもこれも
私の姉さんの お古ばかり
だから私は セコハン娘
やっと見つけた 私の恋人
とっても スマート素敵な人なの
これがまたまた 姉さんのお古よ
はかない恋 悲しいさだめよ
私はママの 連れっ子だから
大事なパパさんも 二度目のパパ
だから私は セコハン娘
何日になったら お嫁に行けるか
セコハン娘で 終るのかしら
もしもお嫁に 行ったとしても
二度目の花嫁と 人は言うでしょう
だけど私 唯一つ
お古でない 乙女の純潔は
神様だけが ご存知なのよ
16.情熱娘
作詞:藤浦洸
作曲:服部良一
蝶々ひらひら 情熱娘
愛の花園 ひらひらと
踊って歌って はねまわる
ファッショネートな 可愛い娘
礼儀も作法も
ちんぷん かんぷん
気ままな鳥よ
一度口火を 切ったが最後だ
どんとぶつかって あたって砕けて
一寸楽しい 情熱娘
黒い瞳の 情熱娘
つめたいお方は 大きらい
お金は力がなくっても 恋は情熱
もゆるが花よ
遠慮も会釈も
ちんぷん かんぷん
気ままな鳥よ
腕もひとつよ 心もひとつよ
どんとぶつかって あたって砕けて
一寸楽しい 情熱娘
思い込んだら 情熱娘
恋ののぼりも 急行だ
下りも又々 スピードで
恋は機関車 特急娘
意見は御無用
ちんぷん かんぷん
どこどこまでも
一度二度三度 四度五度お百度
どんとぶつかって あたって砕けて
一寸楽しい 情熱娘
17.ぺ子ちゃんセレナーデ
作詞:東美伊・補作詞:藤浦洸
作曲:服部良一
楽しい夢に ふくらんだ
赤いジャケツに SOS
いつでもきちんと 8字まげ
肩で風切る あの歌は
ぺ子ちゃん愛しの セレナーデ
ぺ子ちゃん セレナーデ
ひらいた花は ひまわりか
娘ざかりを はなやかに
なんでもちゃっかり 心得て
風に吹かれて 歌い出す
ぺ子ちゃん可愛や セレナーデ
ぺ子ちゃん セレナーデ
青空瞳 ジャジャ馬で
弾む心の ゴム風船
たまにははじけて ためいきが
窓にこぼれる いじらしさ
ぺ子ちゃんやさしい セレナーデ
ぺ子ちゃん セレナーデ
18.たよりにしてまっせ
作詞:吉田みなを・村雨まさを
作曲:服部良一
ほんまに たよりにしてまっせ
くよくよせんと まかしとき
アンタの言葉を 真にうけて
ここまで来たんや おまへんか
それを今更 なんだんねん
しっかりしなはれ しっかりし
たのんまっせ たのんます
ほんまに たよりにしてまっせ
ほんまに たよりにしてまっせ
ゴジャゴジャ言わんと まかしとき
アンタはいつでも 口ばっかり
やるならどかんと やりなはれ
それを今更 なんだんねん
しっかりしなはれ しっかりし
たのんまっせ たのんます
ほんまに たよりにしてまっせ
ほんまに たよりにしてまっせ
困ったことや どないしょ
アンタの顔見りゃ 気の毒で
言いたいことでも よう言わん
金のないのは お互いや
しっかりしなはれ しっかりし
いかれてるで いかれてる
ほんまに たよりにしてまっせ
ほんまに たよりにしてまっせ
さっぱりわやや あきまへん
アンタはほんまに 甲斐性なし
いややでムチャクチャ せんといて
急に今更 なんだんねん
はっきりしなはれ はっきりし
どないすんねん どないする
ほんまに たよりにしてまっせ
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