サヨナラっていう

石川智晶( 石川知亜紀 ) サヨナラっていう歌詞
1.サヨナラっていう

作詞:石川智晶
作曲:石川智晶

僕が「僕」を動かしてるってこと
私が「私」を走らせてること
当たり前のことに ふと怖くなるんだ ah
林檎の皮 途切れずにむいて
削り取って繋いできたけれど
ホコリ被った城を手放したいよ
気持ちついていけないだけ

サヨナラっていうから
サヨナラってサヨナラ
取れかかったボタン
いつまでもみてる自分にサヨナラ
サヨナラっていうから
横並びの星達が枝分かれしても
ひとつ手放してひとつ光もらう
サヨナラ

僕が「僕」をしゃべらせてるってこと
私が「私」を黙らせてること
体の真ん中 時計があるのなら壊して
いま心は時間とは少し離れた場所に
ある気がしている
ぼんやりした過去を早回しして
眠りにつけるはずもなく

サヨナラっていうから
サヨナラってサヨナラ
地図をひろげても
紙切れ以上にみえない夢なら

サヨナラっていうから
サヨナラってサヨナラ
取れかかったボタン
いつまでもみてる自分にサヨナラ

サヨナラって何かを置いてく訳じゃなくて
誰も歩いてないまっさらな砂に物語をつくる
サヨナラってあるから
oh サヨナラ
サヨナラ サヨナラって
サヨナラ サヨナラ….


2.その逆

作詞:石川智晶
作曲:石川智晶

愛されたいと望んでいるヒトほど
かたくなに向こう側でドアを締めてる
その逆 逆にあるもの
その逆 逆に恐れているもの

上っ面な優しさ
月夜に陶酔するだけの
半分嘘だろうと言われても
救われたいために誰か助けようとする

走ってる時ほど失速した時のこと考えてる
その逆にある感情こそ 歩きたい道を繋ぐ

隣合わせのビルに空室が笑いなくしても
賑やかしい街で息をする
その逆 逆にある姿を
その逆 逆に見えてこないもの

君の手を握り
列車の窓眺めてた春景色
もう1人の空は仰げない
その逆から身勝手なほど喜びを知る

この車輪が回らなくなれば
別の手が逃避行する
その逆が全て満たす訳じゃないからいいの
「その逆」

走ってる時ほど失速した時のこと考えてる
その逆にある感情こそ 歩きたい道を繋ぐ

その逆 逆にあるもの
その逆 逆に恐れているもの
その逆 逆にある姿を
その逆 逆に見えてこないもの