1.アナフィラキシーショック
作詞:松本明人
作曲:真空ホロウ
君の顔が頭の中をぐるぐる廻っている
何とも言えないこの敗北感
朝になると頭の中が痒くて仕方ないの
今だってそう吐き気がするほど劣等感で一杯です
過剰反応してるみたい
嫌い痒いたぶん嫌い
僕君みたいになりたいと思っていたからこそ
今になって痛いくらいわかったの
僕君アレルギー
君と逢えて話せるまではあんなに好きだったのに
蕁麻疹で免疫など皆無
君の顔が頭の中をぐるぐる廻っている
今だってそう本当は好きなはずなのにな…
過剰反応してるみたい
嫌い痒いたぶん嫌い
僕君みたいになりたいと思っていたからこそ
嫌いになって痛いくらい変わるかも
君とのヒエラルキー
・症状:涙が止まらない
・原因:用法容量認識不足
・症状:ピーターパンに戻りたい
・処方:咳止めシロップ
――おかわり頂戴?――
過剰反応してるみたい
嫌い痒いたぶん嫌い
僕君みたいになりたいと思っていたからこそ
未来になって痛いくらいわかるかも
誰?僕アレルギー
酒落臭い
2.思春の生贄
作詞:松本明人
作曲:真空ホロウ
蒔いた 咲いた 欠いた 毎回
空いた 間 最低 どうして?
知って欲しいから? 誰かを知りたいから?
孤独に向かう 自由へと羽ばたく為に
遠くで笑う 誰かと笑う為に
互い 浅い 理想の 探り合い
笑い 深い 私傷の 舐め合い
悲しい誰かは 優しくされたいだけ
孤独に向かう 自由へと羽ばたく為に
遠くで笑う 誰かにわかって欲しくて
孤独にすがる 誰かと分かち合う為に
遠くで笑う 悲しい君の笑顔は 誰の為なの?
3.娼年A
作詞:松本明人
作曲:真空ホロウ
愛してしまいそうな 硝子越しの輝き
割いたら触れられそう でもまだ怖くて
硝子張りの部屋 此処は眩しい暗闇
仮面を被る僕らの戦場は ショーウィンドー
沢山の笑顔 奪うために毎日
「嘘を吐くのは慣れた」思い込みのスパイラル
寝ても覚めても 繰り返しの日々
泪がシーツを濡らす 貴女の胸で眠る夢
愛してしまいそうな 硝子越しの輝き
割いたら触れられそう でもまだ怖くて
裏切られた過去 雨の中ただ独り
誰かの所為で身につけた 騙し愛のテクニック
明日に成ればきっと 新しい貴女
泪はもう枯れた 然れども其処で眠る術
愛したら終いそうな 硝子越しの貴女に
毎日 嫌われそうな程の笑顔を
愛してしまいそうな 硝子越しの輝き
割いたら触れられそう でもまだ怖くて
愛したら終いそうな 硝子越しの貴女に
毎日 嫌われそうな程の笑顔を見せるから
愛を 僕より曝して
4.4月某日
作詞:松本明人
作曲:真空ホロウ
僕はこの手で罪を犯して
君ははじめて僕を抱いた
温もりのその先で霞んでく笑顔
酸素が抜けた心
“もう君はこの世にいない”
春一番が街を吹き抜けた
あの日の夕暮れに僕を連れ去った
心にもない泪が流れて
気が付けばこの木の下
“僕の汚れた手で何が出来るの?”
君の冷たい手を握って
忘れられぬ温もり 舞い散る桜
吹き止まない風
心にもない泪は溢れて
いくら拭いても拭いきれなくて
汚れた泪も流れ流れて
“つぎの泪は奇麗だといいな”
淡い光 透明の水 土の匂い
いつだって此処に来れば君が包み込んでくれる気がした
ある日の僕と君が歩く街
あの日の桜の木の下に立って
君への想いは此処に流し切って
僕はひとり歩き出す
春一番が 心 吹き抜けた
あの日の夕暮れを呼び覚ますように
君との泪はもう乾ききった
僕はひとり歩き出すんだ
5.Balance cont(r)ol
作詞:松本明人
作曲:真空ホロウ
空白な時間は あの日の僕のせい
今日だって いつだって
脳内の傷が心まで広がる
どうだっていいなんて言わないでよ
Wypa(x)よりも 今日はRe(s)tasかな
Eris(が焼いた)panをくれ
あーもー
眠れないなら眠らなきゃいい
筋肉緊張はもう慣れた
理由なんてないよ
ずっと Balance cont(r)ol
いつだって気分は
G(radation)
ことごとく変わるけど
A(nti)幸福の毎日です
君が笑顔をくれるなら
薬を貰った方がマシさ
(i'm a) D(ead man.)
眠れないならアレ飲めばいい
筋肉緊張は度を超えた
理由なんてないよ
ずっと Balance cont(r)ol
6.ミラードール
作詞:松本明人
作曲:真空ホロウ
まるでそう この景色パラレルワールド
観たことある顔ばかり 鏡貼り
外れそうな マスクの中身が視え隠れ
募る不安感でもう街は ひしめき合っているんだ
同じ時代を生きている 僕らは
同じように生きたくて 君のようになりたくて
いつもちょっと死にたくて 僕らは
頭の中で 渦巻く理想
心の中で 沸き立つ焦燥
あなたのことが大好きだから
あなたのことが大嫌いさ
同じ時代を生きている 僕らは
同じように生きたくて 君のようになりたくて
いつもちょっと死にたくて 僕らは
まるでそう この景色パラレルワールド
同じ時代を生きている 僕らは
同じように生きたくて 君のようになりたくて
いつもちょっと死にたくて 僕らは
同じ時代を生きている 僕らは
同じように生きたくて 君のようになりたくて
だからこそ超えたくて いつかは
僕らは
あなたのことが大好きだから
あなたのことが大嫌いさ
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