熱海ブルース/長崎物語

由利あけみ 熱海ブルース/長崎物語歌詞
1.熱海ブルース

作詞:佐伯孝夫
作曲:塙六郎

昨日来た街 昨日来た街 今日また暮れて
つきぬ情(おも)いの 湯けむりよ
雨の匂いも やさしく甘く
君は湯上り 春の顔

宮を泣かした 宮を泣かした 横磯あたり
おぼろ薄月 気にかかる
女ごころと 温泉(いでゆ)のなさけ
口にいえない ことばかり

熱海湯の街 熱海湯の街 湯の香に開く
花は白梅 山ざくら
仇に散らすな 奥山しぐれ
濡れて玄岳(くろたけ) 越えらりょか


2.長崎物語

作詞:梅木三郎
作曲:佐々木俊一

赤い花なら 曼珠沙華
阿蘭陀屋敷に 雨が降る
濡れて泣いてる じゃがたらお春
未練な出船の ああ鐘が鳴る
ララ鐘が鳴る

坂の長崎 石畳
南京煙火に 日が暮れて
そぞろ恋しい 出島の沖に
母の精霊が ああ流れ行く
ララ流れ行く

平戸離れて 幾百里
つづる文さえ つくものを
なぜに帰らぬ じゃがたらお春
サンタクルスの ああ鐘が鳴る
ララ鐘が鳴る