ライフ アルバム

生物股長( いきものがかり ) ライフ アルバム歌詞
1.Good Morning

作詞:水野良樹
作曲:水野良樹

寢ぼけたままのあたしを
太陽がまたせかしている
もぐり迂んだ布團のなか
あなたを思い出してた
理解っているんだってば
動き出せば ほどけるパズル
カ一テンを開けてしまおう
今日が始まるよ
かっこ惡い每日に
くじけそうになるけど
あの頃のふたりに そう胸を
張れるように
さよならを 抱きしめて
あたしまた 笑うんだ
星の無いTokyoにも ほら また朝が來た
大切なことばかり
それでもね 待ちきれない
だからこそ あなたには伝えたいよ
笑顏で Good Morning×2

あなたがくれたダイアリ一
たまにサボるけど書いてるよ
不器用でも次の未來を めくっていくんだ
目指していた「憧れ」
近づけているかな
うなずきそうになって 首振って
今日も家を出た
さびしさも 追い越して
あたしまた 歌うんだ
星が舞うTokyoにも ほら また朝が來る
かなえたいことばかり
それでもね 描ききれない
だからこそ あなたには伝えたいよ
笑顏で Good Morning

どこかであなたも
頑張っているんだね
大丈夫だよ ちゃんとわかっているよ
負けそうになったら いつも思い出す
あなたとの 約束

さよならを 抱きしめて
あたしまた 笑うんだ
ちっぽけなあたしにも ほら また朝が來た
大切なことばかり
それでもね 步いてく
だからこそ あなたには伝えたいよ
笑顏で Good Morning×2
Good Morning×2


2.茜色の約束

作詞:水野良樹
作曲:水野良樹
編曲:島田昌典

茜色した 陽だまりのなか
無口な風が ふたりを包む
步幅合わせて 步く阪道
いつもあたしは 追いかけるだけ
つまずいたり 轉んで 泣いてみたり
決して うまく 生きれる
あたしじゃないけど
あなたがほら あたしの 手を引くから
恐がる 心も 強くね
なれるよ

だから 泣いて 笑って
つないだこの手は
重ねた言葉に負けない 約束
あなたに 出逢えた 茜の空に
ほら あの日と おなじことを 願うよ

時はいつでも 木の葉散るように
知らぬ間に手を すり拔けていく
ひとつひとつ 季節は過ぎていくけど
あと いくつの 想いを
伝えられるだろう
ありふれていた 日々さえ 戾せはしない
この每日を 一瞬を 愛しく
想うの

だから 淚も 笑顏も つないだこの手も
幾重の寫真に負けない 想い出
あなたに 出逢えた 茜の空に
ほら あの日と おなじことを 誓うよ

やがて「別れ」が訪れても
ふたり すべてを 受け止めていく
「出逢った場所」も「今いる場所」も
永遠に 心と 繫がっている
ほら 振り返れば 足跡が
續くよ

だから 泣いて 笑って
つないだこの手は
最後の瞬間まで 離しはしないで
この道の先を またふたりで
步いていこう… 步いていこう…
だから 泣いて 笑って
つないだこの手は
すべての言葉に負けない 約束
あなたと 出逢えた 茜の空に
ほら あの日と おなじことを 願うよ


3.夏空グラフィティ

作詞:水野良樹
作曲:水野良樹

まぶしい太陽のキラメキのなかで
とびきり熱いままで戀をしたいよ


タイムマシンの 針を壞して
永遠の夏を 手に入れたんだ
泳げないなんて 知らなかったよ
不器用なふたりの 夏空グラフィティ
地球が呼吸を始めて
100秒たったら この海に飛び迂むよ
その瞬間(とき)きっと伝えるよ 笑っていて
止まらない この氣持ち
あなたとなら 飛べるよ
まぶしい太陽のキラメキのなかで
とびきり熱いままで戀をしたいよ
この手を いつまでも離しちゃいけないのは
あなたひとりだけだよ 抱きしめていて

寶物はね たくさんの想い出
笑いあえたら それだけでいい
砂がかかった あたしの頰を
照れた顏して はらってくれた
神樣の秘密のカバンから
夏だけ盜んで ふたりで並べよう
「いつまでも續けばいいのに」言ったでしょ
振り切れた この氣持ち
白い雲を 越えてく
はじけた真夏のトキメキのなかで
太陽逃げ出すまで遊んでいたいよ
この手を 青空(そら)まで連れていって欲しいのは
あなたひとりだけだよ ふたりでいたい

世界でいちばん大好きなあなたが
あたしのいちばん大切なひとだよ
その手を どんなときも信じているのは
あたしひとりだけだよ
まぶしい太陽のキラメキのなかで
とびきり熱いままで戀をしたいよ
この手を いつまでも離しちゃいけないのは
あなたひとりだけだよ 抱きしめていて


4.青春ライン

作詞:水野良樹
作曲:水野良樹

きらきらひかる青春ラインを
僕らは今 走り出すよ
つなぐ想いを夢の先まで


夏のグランド 僕らは無邪氣に
白線を飛び越えていく
太陽さえも手が屆きそうで何も怖くなかった
君と空に描いた夢はいくつになるだろう
背中を叩いてくれた その手を強く握った
そうさ きらきらひかる青春ラインを
僕らは今 走り出すよ もう戾らない
ずっとドラマティックな奇蹟を探して
信じるまま手を伸ばすよ
つなぐ想いを夢の先まで

窗邊の夕日を指でなぞっては
小さな不安をつぶしていた
振り切るように うなずいた僕に
君は微笑ってくれた
指切りした約束を今もふたり抱きしめて
確かに追い續けてく その手を離しはしない
そうさ きらきらひかる青春ラインを
僕らは今 破っていく もう迷わない
ずっとロマンティックな未來を探して
信じるまま手を伸ばすよ
つなぐ想いを夢の先まで

きらきらひかる青春ラインを
僕らはいまこえてゆくよ もう戾らない
そうさ きらきらひかる青春ラインを
僕らは今 走り出すよ もう戾らない
ずっとドラマティックな奇蹟を探して
信じるまま手を伸ばすよ つなぐ想いを
そうさ きらきらひかる青春ラインを
僕らは今 走り出すよ
つなぐ想いを夢の先まで


5.@miso soup

作詞:山下穗尊
作曲:山下穗尊

あたし「I'm at miso soup」いつも創造的でいたいの
偽らない運命が今日もその存在を示してる
だから「I'm at miso soup」常に行動できてたいの
始まらない憂鬱な戀をしたってしょうがないでしょ?
it's so blue!!

變わらない夢 始まりのスタイルが
あたしの元を去って行ったとして
も問題はないでしょ?
目の前には一日の始まりを告げる溫めのミソス一プ
いつまでもあたしを守っていてね

冱えない現實を離れ夢見たとしても
目敏い慾望に驅られ踏み外したって
今日も君はいる
あたし「I'm at miso soup」いつも創造的でいたいの
偽らない運命が今日もその存在を示してる
だから「I'm at miso soup」常に行動できてたいの
味氣のない憂鬱な戀になんて答えは出ないでしょ?
it's so Boo!!!

香り立つ湯氣 お決まりのカツオ節のダシに
ほんのちょっと隱し味は一筋の淚
窗開いたら 溢れ出した朝の光に溺れそうなの
いつだって變わらず笑っていてね

危うい感情とは何故?
知らん顏をしても
齒癢い日常の中で 苦しくたって
今日もあたしを見る

今日も「I'm at miso soup」溫め過ぎには氣をつけて
火傷しないくらいの方があたしの口には合うから
つまり「I'm at miso soup」いつもそっから始めたいな
混じりの無い純粹な戀をしたくてしょうがないでしょ?
it's so good!!

それは曖昧な苦痛 だけど一生忘れないの
見つからない「偶然」が今日もその運命を嘆いても
だけど「I'm at miso soup」今日も感動をしてたいの
見迂みの無い そんな想いにだって答えは見えるでしょ?
あたし「I'm at miso soup」いつも創造的でいたいの
偽らない運命が今日もその存在を示してる
だから「I'm at miso soup」常に行動できてたいの
味氣のない憂鬱な戀になんて答えは出ないでしょ?
it's soBoo!!!
that's so cool!!
just wanna do!!


6.ソプラノ

作詞:山下穗尊
作曲:山下穗尊

降り始めた通り雨が
あたしの肩を冷たく濡らす
頰を伝うその雫は
淚だと知って我に返る
掛け違えた答えが
二人の愛を變えた
過去に戾る力も
無いくせに強がりの鼓動は鳴る
あの日見つけた戀の欠片は
あたしの中でいつか消えたの?
もう二度と屆かないあなたの手を
思い出す理由さえもう無いの?
降り注ぐ雨はただ優しく
こぼれ落ちてく淚をかばう
夕暮れが連れ出した雨の香り
それだけが唯一優しい…

押し殺した淚聲は
弱々しくもまだ震えて
ウソなんだと笑いたいのに
最後の言葉はもう消えない
二人で話した夢
初めて繫いだ手も
ただ全てがひたすら
胸の奧 現實を締め付ける
あの日屆いた戀の魔法は
あなたの中できっと消えたの
出逢ったあの頃の夢を探す
意味の無いことだって分かってる
もう少しだけそばにいたいと
あのとき何故そう言えなかったの…
遮るようにも聞こえた四文字
言わないでと願ったのに…

步き出したあたしの步幅は
あの日よりも不確かだけれど
覺束ない靴音に耳をすます
いつかまた笑い合い逢えるかな
巡り巡る幾重の時間は
それでもあたしの寶物で
何一つ色褪せぬ思い出だけ
この胸にそっとしまおう
この胸にそっとしまおう


7.花は桜 君は美し

作詞:水野良樹
作曲:水野良樹

花は桜 君は美し 春の木漏れ日 君の微笑み
冬が終わり 雪が溶けて 君の心に 春が舞い込む

窓をたたく強い雨はまだ続くと ラジオから流れる声が伝えています
電話から聞こえた声は泣いていました 忘れたはずの懐かしい声でした

君はまた もう一度 あの頃に戻りたいのでしょうか
春を待つ つぼみのように 僕は今 迷っています

花は桜 君は美し 春の木漏れ日 君の微笑み
冬が終わり 雪が溶けて 君の心に 春が舞い込む

変わらぬ街の景色が教えるのは ひとつだけここに足りないものでした
「いつもの場所」と決めていた駅の前 揺れ動く心が僕を急がせます

僕はまた もう一度 君の手を握りたいのでしょうか
春を抱く かすみのように 僕は今 揺らいでいます

花は香り 君はうるわし 水面に浮かぶ 光が踊る
風が騒ぎ 街は色めく 僕の心は 春に戸惑う

春はまた もう一度 この花を咲かせたいのでしょうか
僕を待つ 君の傘が あの駅に 開いています

花は桜 君は美し 春の木漏れ日 君の微笑み
時に燃える 春の吐息 二人の時が 春に重なる

花は桜 君は美し 春の木漏れ日 君の微笑み
冬が終わり 雪が溶けて 僕の心に 春が舞い込む


8.ちこくしちゃうよ

作詞:山下穗尊、吉岡聖惠
作曲:山下穗尊

鼻歌が聞こえてる
君の聲に似てるね
透き通る太陽と
光のにおいがした

この阪道を勢いつけて
今走る 走る
ヒコウキ雲がまっすぐ空に
白く描く 道すじ 希望
自轉車に乘って 走る君の肩追いかけ
氣付かないでよ 氣付いてみてよ
目が合えば戀になりそうで
自轉車に乘って 遲刻しちゃいそうだよ今日は
晴れた今日の日 ヒコウキ雲を
のんびり見とれ走る 君追いかける

向こう岸見渡せば
君が暮らしてる街
君のことを見つけた
8:30の大橋

伝わるのかな? このドキドキの
苦しさと愛しさと
聞こえるのかな? あたしのベルに
ひどく強く 刻む 鼓動
自轉車に乘った 君にあたしは何もできないで
急がないでね 焦らないでね 傍にいる時間をもっと
どうしようもなくて 遲刻しちゃいそうなんだ今日は
ただ君のこと ただ君のこと
後ろ姿の君を ただ見つめてる

自轉車に乘って 走る君の肩追いかけ
氣付かないでよ 氣付いてみてよ
ふいに落としたそのスピ一ド
自轉車に乘って 遲刻しちゃいそうだよ今日は
搖れた木洩れ日 ヒコウキ雲を
のんびり見とれ走る 君追いかける
La……

自轉車に乘って


9.心一つあるがまま

作詞:山下穗尊
作曲:山下穗尊
編曲:mugen

振り切れた針に追われて
あたしはまた明日を目指す
いつか見た夢の續きはまだ胸ん中に宿る
失敗もしてるもんね もう何回もだもんね
そんなことで弛まぬ時間は搖らがない
閉ざされた扉の前に
たたずむあたしの背中が
どう見えるのか 何を語るか
それすらに意味は無い
平均值を探して安心感に浸った
憂うべき自分はもうここにはいない
愛するべきこの日々に寄り添って
延々と續く現實にキスをして
感情の波間をゆらゆら漂って
確かに今生きる
想像力で息をした
あの日のあたしに逢える
この場所が輝きをまた放つ
勇敢なフリをした
強がるあたしを捨てて
手招く唯一無二の未來へ
心一つあるがまま

差し出された椅子を蹴って
それでもまた前を目指す
遠ざかるのは白い雲と脆弱なあたし
案外單純じゃんね 價值觀なんだもんね
一頻りのあたしの要素は崩れない
煌々と光る行く先を指差して
傍にいる人々と手を取り合って
限りの無い限界をイメ一ジして
確かに今走る
透明感に染められた
輝くあたしに逢える
氣付かぬうちに鼓動高まる
聰明なフリをした
偽るあたしを捨てて
抱きしめ續けるこの身體と
心一つあるがまま

等身大のまま閉じた
瞼の裡側にいる
いつかのあたしが背中を押して
本當は知っていた
「飾らぬあたしでいい」って
ただひたすら そう だたひたすらに…
想像力で息をした
あの日のあたしに逢える
この場所が輝きをまた放つ
勇敢なフリをした
強がるあたしを捨てて
手招く唯一無二の未來へ
心一つあるがまま
そう 心一つあるがまま


10.ニセモノ

作詞:山下穗尊
作曲:山下穗尊

海外に似た素敵な街 行き交う人の群れは同じ
何かを捜してる様に見えなくもない
宵の帳に街は目覚める 不揃いの光は人を誘う
そう此処は混沌に満ちた偽物の世界

そう「自分らしく…」なんていう響きに浸かって
盲目的となって 気付かぬ声上げる

毎回の口癖が心を締め付けるわ 偽らざる程の理由を探している
歩めど迷えど心の中はblue 遠巻きに自分の姿を見て嘲笑うの

ぞんざいな嘘に見え隠れした自分

長くはないわ至福の時 そつ無く熟す日常覗き
また愛想笑いの柵に冷たくキス
無理した振りしても世知辛い 尚更
其処にもう打つ手は無い 追憶は彼方 愛欲が此の街の常

衝動的と知って 其の誘惑を振り切って
ようやく立ち止まって 偽りの身と知る

経験や数もここじゃ絵空事 そう曰く付き
小洒落たコートに此の身も溶けてfly fly
永遠も過去もただの綺麗事 遠くなる月
乱れた吐息に其の身任せてcry cry
世捨て人は言う 憂いはタブー 繰り返してる皮肉なchoice
報われないと嘆くは孤独のMr.child

妖艶な嘘を着飾る人々の目はいつも「嫌い、嫌、嫌」
体裁をまずは繕う 其の姿に今宵も出遭い 苛苛…

境界線なんぞ二の次で 目眩く魔法が今宵も此の街に散る


11.東京猿物語

作詞:水野良樹
作曲:水野良樹

HipだHopだとバカ騷ぎ
腰をフリフリ桃リズム
月はきらめき花火はドンドンパンパン
待ちに待ったぞ 祭りだフェスティバル

一四一四二一三五六
あはれあはれと噓吹いて
老いも若きも 男も女も
踴らにゃ損song 迷うな いざ笑え

誰だって生きてるんだ 幸せを感じたい
せめて今夜は その願い お手元に

We gonna, We gonna sing! Wow Wow we gonna sing!sing!
We gonna, we gonna sing so yeah!
「あれま一っ」と爺ちゃんも 「はいや一っ」と婆ちゃんも
みんなでえいや一そいや一Say! はいはい歌えや

五臟六腑は絕好調
無茶も食ちゃ食ちゃ大魔神
ハメも外さにゃ生きてはゆけぬ
息が詰まるぞ ムッツリスケベくん

砂を嚙むような味氣ない この暮らし
せめて今夜は ひとときの夢に醉え

We gonna, We gonna dance! Wow Wow we gonna ダンシング!
うぃガ一ナ い一かな?タンスは家
「まっ いっか一」と兄ちゃんも 「かいか一ん」と姊ちゃんも
みんなでえいや一そいや一say!はいはい踴れや

最高速度で走って エンスト起こして水の泡
搖らめいて さまよって 東京はどこへ逝く
急ぎなさんな待って待って こんな頑張ってるっての一に
盛り上がって思い上がって
とどめなき祭りは續いていく
愛も希望もつめこんで 屆けたい
せめて今夜は この歌を皆樣に

We gonna, We gonna sing! Wow Wow we gonna sing!sing!
We gonna, we gonna sing so yeah!
「がってんだ一」と父ちゃんも 「うっふっふ一」と母ちゃんも
みんなでえいや一そいや一say!
We gonna, We gonna sing! Wow Wow we gonna sing!sing!
We gonna, we gonna sing so yeah!
「おっわり一だ」この曲も 「つかれ一た」よっちゃんも
みんなでえいや一そいや一say!
ハイハイ踴れや ハイハイ歌えや ハイハイ笑えや


12.月とあたしと冷蔵庫

作詞:山下穂尊・吉岡聖恵
作曲:山下穂尊

真夜中に一人きり冷蔵庫を開けて 窓開けて虫の声を聞いて
スプーンに乗せたアイスがゆっくりと溶けてゆく
それを見つめてたら胸がキュンとした

いつからあたしはあたしを作ったんだろう…
冷蔵庫の扉を閉じる勇気もない…
不安な気持ちが一つ胸ん中を巡る
代わり映えのないこの日々を傷つけよう

窓の隙間に見上げた黄色い満月は
あたしに気付かないフリして雲に隠れた
君がそこに居るんならあたしは歩けるわ
「か細く漏れる光、あたしを照らしてくれ…」って

叫んだとして いつも願ったとして
いつか不安定な距離も飛び越えてこうよ
一つのタメ息も残さないで あたしという輝きを放つ

真夜中の月が優しい
喧噪の火照りを静かに静かに冷ましてくれるのは君
取り出すアイスをそっと唇にあてて
ゆっくり冷蔵庫の扉を閉めよう

語りかけた三日月は一段と澄んでて
当たり前のように今日も笑ってくれた
閉じかけた窓から覗いた光の粒が
少しだけ躊躇したあたしを包んでくれる

等身大となって今日に見合う距離を知って
いつか出逢う優柔なあたしも越えてこうよ
Yes, No と知った二つの世界に連れて行こう 月と冷蔵庫

今、叫んだとして いつも願ったとして
いつか不安定な距離も飛び越えてこうよ
いくつもの弱さも見捨てないで連れて行こう 月と冷蔵庫

今、叫んだとして いつも願ったとして
いつか不安定な距離も飛び越えてこうよ
いくつもの弱さも見捨てないで連れて行こう 月と冷蔵庫

連れて行こう 月と冷蔵庫


13.茜色の約束-acoustic version-

作詞:水野良樹
作曲:水野良樹
編曲:島田昌典

茜色した 陽だまりのなか
無口な風が ふたりを包む
步幅合わせて 步く阪道
いつもあたしは 追いかけるだけ
つまずいたり 轉んで 泣いてみたり
決して うまく 生きれる
あたしじゃないけど
あなたがほら あたしの 手を引くから
恐がる 心も 強くね
なれるよ
だから 泣いて 笑って
つないだこの手は
重ねた言葉に負けない 約束
あなたに 出逢えた 茜の空に
ほら あの日と おなじことを 願うよ

時はいつでも 木の葉散るように
知らぬ間に手を すり拔けていく
ひとつひとつ 季節は過ぎていくけど
あと いくつの 想いを
伝えられるだろう
ありふれていた 日々さえ 戾せはしない
この每日を 一瞬を 愛しく
想うの

だから 淚も 笑顏も つないだこの手も
幾重の寫真に負けない 想い出
あなたに 出逢えた 茜の空に
ほら あの日と おなじことを 誓うよ

やがて「別れ」が訪れても
ふたり すべてを 受け止めていく
「出逢った場所」も「今いる場所」も
永遠に 心と 繫がっている
ほら 振り返れば 足跡が
續くよ

だから 泣いて 笑って
つないだこの手は
最後の瞬間まで 離しはしないで
この道の先を またふたりで
步いていこう… 步いていこう…
だから 泣いて 笑って
つないだこの手は
すべての言葉に負けない 約束
あなたと 出逢えた 茜の空に
ほら あの日と おなじことを 願うよ

ほら あの日と おなじことを 願うよ