君の話

無限開關( スキマスイッチ ) 君の話歌詞
1.君の話

作詞:大橋卓弥・常田真太郎
作曲:大橋卓弥・常田真太郎

昨日見た夢の話など興味ない 退屈さ
まわりくどい君の話し方なら なおさらさ

どうしてもっとさっとできないのかな
もっと単純に話せばいいのに
思ったほど伝わってないのにな
なんでそれに気付かないのかな

君の話はもう聞き飽きた タバコばかりが減ってきただろう

いつか見た栄光の時代など金輪際 忘れてさ
みんな「そうなんだ!」って驚いたふりしてるだけなのに

きっと環境に恵まれてたんだろう
ずっともてはやされてきたんだろう
どんな人だったかって聞かされても
そんなことは聞きたかないんだよ

得意話はもう聞き飽きた 自慢話はもうこりごりだ

君の話はもう聞き飽きた 自慢話は、もうこりごりだ
君は言うのさ もう聞き飽きた 僕の話はもう聞き飽きた

僕の話は


2.太陽

作詞:大橋卓弥・常田真太郎
作曲:大橋卓弥・常田真太郎

雨に打たれている木の葉のように僕は
ただ押し寄せる日々にじっと耐えてるだけ

浴びせられている言葉のナイフもまた
僕の身体を貫いていく

何か一つ成し遂げたらそこから変わってくんだろう
その勇気を
そう、勇気を

小さな地図を広げ必死で探してみよう
光の行方を 僕の行く末を

人には与えられた使命があるというけど
そういうもの?
そう、勇気を
その意味を

未来思い浮かべ 夢を絵にして描く
そうすることで あの日々を捨て
今日くらい乗り越えて見せるのさ

雨に打たれている木の葉のままではきっと
太陽の光 降り注ぐことはない

まずは一歩を前に踏み出してみよう


3.メロドラマ

作詞:大橋卓弥・常田真太郎
作曲:大橋卓弥・常田真太郎

君の香りがまだ鼻につく部屋
やめたタバコをむせながらくゆらせる
テレビをつけてチャンネル変えてみたけど
こんな昼間じゃ見たいのがやってない

いつもこうなるんだ、後先も考えず
自分勝手だって、取り返しがつかなくなって知るんだ
君のコールナンバー途中まで押したとこで
窓を開けたんだ、そんな今さらなんて思いながら

君がどこでどんな風に、誰かと笑っていても
あいかわらず僕は休日を待て余して
「君が幸せならいいんだ」かっこよく言えたらいいな
…そんなドラマのようにいかないよなぁ

溺れそうなほど抱き合った場所だけど
今では僕の弱さを映す水たまりさえ
出来ないくらいに散らかってる床の上
何もできずにいる僕はきっと目だけ泳いでる

君がどこでどんな将来 見てるのか知らないけど
脇役でもいいからどこかで顔を出させて
そりゃ主役の方がいいさ でも役不足だったんだ
せめて、ふと思い出して くれればいい

君の今に僕がいかされてれば


4.君のこと全部

作詞:大橋卓弥・常田真太郎
作曲:大橋卓弥・常田真太郎

ごめんよ僕の 余白に君のこと 書き込むのはもうやめたんだ
君からの電話 楽しそうな声
その時の僕の顔を君は知らない

心の境界線は もうはっきりとしてるのに

壁のカレンダー12月のまま もう外には暖かい風
一応神様に伝えてあるんだ
これからの君の幸せの事なんかを

キレイになっていくといい 君も 僕の心も

さよなら 君のこと全部
さよなら あの心全部
もう僕はそこにはいない そこにいない

救われないな はしゃいだ笑顔ももう二度とは見れないんだな
なんか無性に部屋のものすべて 何もかも捨てたくなってきたな

意外に君が僕に入り込んでたんだ トゲのように

さよなら 君のこと全部
さよなら あの心全部
さよなら あの景色全部
さよなら 僕のこと全部

もう君はここにはいない ここにいない


5.view ~オーヴァードライヴMIX~

作詞:大橋卓弥・常田真太郎
作曲:大橋卓弥・常田真太郎

車から見えるこのビュー 海と空の区別もなく
腹立つほど続く青だ ほら、ハンドル握って
あのトンネルくぐるぜ

あの日から初めて来る 伊豆じゃなく焼津の海
家にいたらクサるだけだ カーラジオもとぎれて
まだトンネル終わんねぇ

“永遠なる愛”信じ現実は君の奴隷
時おり見せた優しいしぐさに浮かれ
未来のビジョン 気付かぬうち描いてたのはこっちの方

こんな闇早く抜け先へ 君の体思い出すのも飽きたし
開けた向こうに待つのが例えなんであれ僕はかまわない
あれ いつからこんな強気だ?

晴れ間があの出口に見える 光に吸い込まれるよう
2000mでも君をまるで忘れなかった
トンネルは終わるのに

太陽が僕の目の前に落ちてくる
速度をあげて あの海へ逃げ込もう
未来のビジョン 気付かぬうち壊してたのはそっちの方

暗闇ひとつ抜けて 君を忘れてしまうよりは そう、
いっそ君が死ぬまで二度と僕を忘れさせない方がいいね
それがこの旅の答えだ
もう一度だけ君のもとへ


6.ただそれだけの風景

作詞:大橋卓弥・常田真太郎
作曲:大橋卓弥・常田真太郎

桜並木道で僕はうつむいている
通りを行き交う人は上を向いて歩く
どうしていつもこうなんだろう

強い雨が僕を襲っても 花びらに埋もれてしまっても
ランドセルに押しつぶされても 首を伸ばしつづけてんだよ

いつか遠くへ風が運んだならば
ここから見えるあこがれのあの公園へ

桜並木道でふとしたことに気づく
靴紐を直す君がこっちを向いている
僕のそばには来なかったけど

些細な事で楽しさを知り 生き甲斐をみつけたんだ
これがきっと出会いってヤツだろう 明日もここを通るかな

いつか遠くへ 風が運んだならば
ここから見えるあこがれのあの子の家へ

思えば僕の脳みそってのは 単純なもんだなあ
ほんのちょっとのきっかけで 毎日が楽しくなってるよ
でも誰だってそうなんだそうなんだ本当は
すべてモノの見方次第だって、忘れてんだろう

そして僕を遠くへ風が運んだならば
ここから見えるあこがれのあの子の家へ
「どうか遠くへ」風に願いを込めて
ここから見えるあこがれのあの子のもとへ

桜並木道にタンポポが咲いている
通りを行き交う人は上を向いて歩く
ただそれだけのことさ