いつか見た青い空

海援隊 いつか見た青い空歌詞
1.いつか見た青い空

作詞:武田鉄矢
作曲:千葉和臣

あなたを夕焼けの詩にはしない
遠ざかる想い出の人にはしない
いつか あなたと見たあの青い空
ずっと 抱きしめて生きてゆきます

過ぎ行く季節が変わるよに
その空も ゆっくり暮れてゆく
夕陽沈む時 悲しみは
きれいな茜に 染まるでしょう

あなたを読みかけの本にはしない
寄せ書きの片隅の言葉にしない
私が愛を 打ち明けた時に
声をつまらせて 空を見上げた

少し潤んだ 瞳には
空の青さがにじんでた
何か言いかけた唇を
今も想い出す 空の下

ふたりで見ていたあの空が
そっと教えてくれたこと
言葉は言葉に 出来ない時に
いちばん伝わる 言葉になった
響き続ける 言葉になった


2.初めは小さな舟を漕げ

作詞:武田鉄矢
作曲:中牟田俊男

小さき人よ まだ弱き人 初めは小さな舟を漕げ
流れに浮かべば 小舟は揺れて 怯える君を試すだろう
握った櫂を 水面にさして 君が舟を傾けて
まっすぐ進む 力はひとり 自分を揺らしてつくりだせ

幼き人よ 夢を追う人 流れに従い舟を漕げ
渦巻く早瀬の 波を浴びても 驚かないで微笑んで
笑顔があれば こわばる肩の 力は消えてしまうから
流されないで 流れるために 櫂を回して舟を漕げ

Row and Row 流れに頼らず
Row and Row 流れに乗って
Row and Row 流れを(静かに)離れる

未熟な人よ まだ若き人 君を追い越すあの人は
水面に映る 青空の色 濁さず壊さず漕いでゆく
人の心を 横切るように 自分を映して過ぎてゆく
忘れられない人はみんな 自分を映して残さない