1.雨の御堂筋
作詞:林春生
作曲:The Ventures
小ぬか雨降る 御堂筋
こころ変りな 夜の雨
あなた…… あなたは何処よ
あなたをたずねて 南へ歩く
本町あたりに あなたはいると
風の知らせを 背中で聞いて
こんな…… 女がひとり
探していたことを 誰かつたえて
あゝ降る雨に 泣きながら
肌(み)をよせて 傘もささず
濡れて……夜の
いちょう並木は 枯葉をおとし
雨の舗道は 淋しく光る
あなた…… あなたのかげを
あなたを偲んで 南へ歩く
あゝ降る雨に 泣きながら
肌(み)をよせて 傘もささず
濡れて……夜の
梅田新道 心斎橋と
雨の舗道は 淋しく光る
あなた…… あなたのかげを
あなたを偲んで 南へ歩く
2.雨のエア・ポート
作詞:橋本淳
作曲:筒美京平
小雨にぬれているわ エア・ポート
やがて貴方ひとりで 旅立ちね
I Love you と言えないで
I Love you と言えないで
女心だけが 燃えているわ
あー人目をしのんで あー別れの接吻を
求めてみたけれども 充たされないわ
未練の涙だけは責めないで欲しいのよ
雨のエア・ポート
空のかなたをめざし 誘導路
貴方を奪って行く ジェット便
明日はよその国の
明日はよその国の
夢を追いつづけるわエトランゼ
あー貴方のいない あー孤独なこの私
誰れにすがり求めて 生きればいいの
未練の涙だけは責めないで欲しいのよ
雨のエア・ポート
3.恋の追跡
4.夜汽車
作詞:橋本淳
作曲:筒美京平
希望という名の 夜汽車にゆられ
女ごころは どこまで行くの
愛するあなたに 捨てられたから
心のささえ 失くした私
胸の透き間を 涙でうめて
さよなら グッバイ メランコリー
しあわせすぎた 昨日の夢に
未練を残して 手を振る私
あなたの甘い 噂におわれ
さみしくひとり みだれる私
別れたひとの くちづけだけが
冷たい心に 今でもつらい
胸の透き間を 涙でうめて
さよなら グッバイ メランコリー
希望という名の 夜汽車にゆられ
過去から明日へと どこまで行くの
5.雨のヨコハマ
作詞:橋本淳
作曲:筒美京平
赤い車をのり棄てて
ひとり来ました港町
ヨコハマは雨だった
恋の名残りを消すように
傘をささずに波止場まで
泣きながら歩くのよ
あー 一年たてば忘れてみせる
あなたのことなど だけど
あー人形みたい きれいな服きて
私はひとり
あなただけはと信じてた
弱い女を抱くように
ヨコハマは雨だった
長い電話がかけたくて
街のクラブをたずねても
淋しさにとまどうわ
あー こんな時にはお酒を飲めば
心も晴れるわ だけど
あー人形みたい きれいな服きて
私はひとり
6.マリアの鐘
作詞:千家和也
作曲:猪俣公章
雨のそぼ降る オランダ坂に
青い女の 影法師
船が見えます 異国船
あなたを奪って 帰さない船
マリアの鐘よ マリアの鐘よ
私は今日も 泣いてます
今度逢う日は 土産のものを
何かあげると 言われても
どんな綺麗な 指輪より
私はあなたの 心がほしい
マリアの鐘よ マリアの鐘よ
私は今日も 祈ります
きっとあなたの お気にめす
かわいい女に 生まれかわるわ
マリアの鐘よ マリアの鐘よ
私は今日も 耐えてます
7.南十字星
作詞:千家和也
作曲:猪俣公章
誰にも言わず 乗り込んだ
南へ向かう 白い船
ひとりで旅に出た訳は
手紙に書いて送ります
あなたの重荷になるよりも
私は静かに身をひくわ
別れることも愛だから
私を招く 南十字星
寄せてはかえす海鳴りに
昨夕も泣いて 眠れない
見知らぬ人に囲まれて
飲みほす朝の苦いお茶
あなたにやさしくされるたび
私はずい分 苦しんだ
別れることも愛だから
私を招く 南十字星
あなたに可愛い女だと
私は呼ばれて 倖せよ
別れることも愛だから
私を招く 南十字星
8.別離
9.恋の十字路
作詞:橋本淳
作曲:筒美京平
女がひとり 出来ること
指をからめて 祈ること
ほほを涙で ぬらすこと
愛する人に 嫌われて
雨の舗道に すてられて
それでもあなた 憎めない
弱い女は つくすだけなの
まっすぐ行こうか曲ろうか
あなたひとりにかけた恋 恋
I want you love me tonight
Ou……I want you love me tonight
女がひとり 出来ること
涙の河を わたること
心がわりに たえること
かもめのように 淋しげに
子犬のように 忘れられ
しょせんはひとり 生きるのに
弱い私は 待つだけなのね
まっすぐ行こうか曲ろうか
あなたひとりにかけた恋 恋
I want you love me tonight
Ou……I want you love me tonight
10.恋は燃えている
作詞:橋本淳
作曲:筒美京平
確かめたいの あなたの恋を
胸の扉の中を
ドキドキするわ あなたの素振り
恋は燃えているのかしら
ひざまずくよりも 私を抱きしめて欲しいの
女は感じる 愛の深さ
You belong to my heart
男の世界女の世界
いろいろあるけれど 叶えてあげる
愛する人に ついてく為に
ぶつかる壁があるわ
あなたもここで 覚悟を決めて
恋は燃えているのかしら
Let me love you dearling tonight
Something special inside
あなたしだいで
女は感じる 愛の深さ
You belong to my heart
男の世界女の世界
いろいろあるけれど 叶えてあげる
11.火の鳥
作詞:橋本淳
作曲:筒美京平
哀しい恋を かくすよに
窓を横切る 青い月
好き あゝ 好き好きと
貴方を求め
灯りも暗く 消したところよ
遊ぶつもりね 玩具みたいに
いや いや こんな私に
誰がした
夜明けの鳥が 歌うよに
女の朝を 見ているわ
好き あゝ 好き好きよ
冷たい貴方
眼ざめる前に 真心こめて
接吻なんか 求めてみるわ
いや いや こんな私に
誰がした
好き あゝ 好き好きと
貴方を求め
灯りも暗く 消したところよ
遊ぶつもりね 玩具みたいに
いや いや こんな私に
誰がした
12.海鴎
作詞:橋本淳
作曲:筒美京平
やくざな恋に 心をひかれ
海の男と 海鴎の町に
女がひとり 帰ってきたよ
鞄ひとつで よろけるように
腕に刺青 赤いバラ あの人
体の中を吹き抜ける思い出
女はいつもやさしい男を忘れはしない
古いレンガの 石段あたり
遊んだ頃が 純情だった
窓にもたれ 見送る出船
十五の春は帰ってこない
雨がしとしと港町さいはて
泣けば心が痛むだけつらくて
女はいつもやさしい男を忘れはしない
女はいつもやさしい男を忘れはしない
13.風のしのび逢い
作詞:林春生
作曲:穂口雄右
愛されて棄てられた
あなたの姿あざやかに
この汽車が最後なら
あなたはもう来ない……
北国の街 名もない駅で
私は朝を待つわ
別れの理由など知らぬまま
つかの間の恋に傷ついた
風のしのび逢い
愛されて棄てられた
私は壊れた人形
この汽車に遅れたら
今夜は帰れない……
はじめて逢えた小さな駅で
私は朝を待つわ
あなたの誘いを背にうけて
つかの間の恋に傷ついた
風のしのび逢い
北国の街 名もない駅で
私は朝を待つわ
別れの理由など知らぬまま
つかの間の恋に傷ついた
風のしのび逢い
14.島の女
作詞:林春生
作曲:フィリピン民謡
渚に 陽はおちて
七つの星が出る
別れたあの頃を
しのんで 空を見る
わたしの体には
あなたが 住んでるわ
昔の伝説を
信じて……
きょうも流れ星に
祈りながら幸せを探します
きっと甦えるわ
海に消えたあなただから
涙に濡れながら
七つの星を見る
わたしの黒髪を
とかして風が吹く
あの日の口づけが
別れになるなんて
昔の伝説を
信じて……
きょうも流れ星に
祈りながら想い出を繋ぎます
きっと結ばれるわ
私だけのあなただから
きょうも流れ星に
祈りながら想い出を繋ぎます
きっと結ばれるわ
私だけのあなただから
15.涙のディスコナイト
作詞:橋本淳
作曲:佐藤寛
あなたの腕の中
涙をかみしめて
踊り明かした夜だった
赤い靴だけが
恋の終りのつらい
別れを知っていた
逃げるあなたの手に
すがりつきたいけど
愛の言葉を知らない
「I want you あなただけの
女でいたい私は……」
何がいけないの
理由も言わずにあなたは
背中をみせるだけ……
偽りのくちづけ
信じて私は
あなたにすべてをあげたの
赤い靴だけが
踊り狂ったけど
やがて別れの朝がくる
逃げるあなたの手に
すがりつきたいけど
愛の言葉を知らない
「I need you あなただけの
女でいたい私は……」
ほほにひと筋の
涙をためて私は
踊りつづけていた……
「I love you あなただけの
女でいたい私は……」
ほほにひと筋の
涙をためて私は
踊りつづけていた……
16.ラヴ・イズ・オーヴァー
作詞:伊藤薫
作曲:伊藤薫
Love is over 悲しいけれど
終りにしよう きりがないから
Love is over ワケなどないよ
ただひとつだけ あなたのため
Love is over 若いあやまちと
笑って言える 時が来るから
Love is over 泣くな男だろう
私の事は早く忘れて
わたしはあんたを忘れはしない
誰に抱かれても忘れはしない
きっと最後の恋だと思うから
Love is over わたしはあんたの
お守りでいい そっと心に
Love is over 最後にひとつ
自分をだましちゃいけないよ
お酒なんかでごまかさないで
本当の自分をじっと見つめて
きっとあんたにお似合いの人がいる
Love is over 悲しいよ
早く出てって ふりむかないで
Love is over, uh………
元気でいてね Love is over………
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