1.江戸の華~野狐三次~
作詞:歌川二三子
作曲:宮川 ひろし
ハァードッコイ
年の始めの 出初め式
四十八組 揃い組
ソーレ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ
捩じり鉢巻き 若い衆
男火消しの 山車がゆく
華のお江戸の 祭り好き
三次だ 三次だ 三次だ 三次だ
ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ 男の祭り
格子造りに ご神燈下げて 兄貴や家かと
姉御に問えば 兄貴や二階で木遣りの稽古
音頭とるのは ありゃ内の人 エンヤラ エンヤラヤ
エンヤラ ヤレコノセーサノセー アレハサ エナヤラヤ
ハァードッコイ
孝行鳶は に組の三次
浅草観音 授けもの
ソーレ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ
鳶の勲章 ほりものは
親子狐で 命がけ
華のお江戸の 人気もの
三次だ 三次だ 三次だ 三次だ
ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ 男の祭り
半鐘鳴るたび 野狐は
火の粉 火の雨 かぶっても
華のお江戸の 屋根に立つ
三次だ 三次だ 三次だ 三次だ
ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ 男の祭り
サァー どけどけどけー 野狐三次の お通りだい
2.魂炎~歌で一生暮らせます~
3.男の魂
作詞:歌川二三子
作曲:宮川ひろし
(セリフ)今日は 九州男児のお披露目ばい
怒濤さかまく 玄海灘は
男みがいた 心の故郷さ
波が時化ても 怖くはないが
ほれた女の 笑顔に弱い
それが男さ 九州育ちの
男じゃないか
(セリフ)酒は火のもと 黒田節
男の値打ちは
見掛けじゃなかとよ
揃い浴衣の どんたく祭り
櫓太鼓に 男の汗が散る
身分しがらみ およばぬ恋と
男涙を こぶしでふいて
ばちが火を吹く 九州育ちの
男じゃないか
(セリフ)西郷どん、
大久保どん、江藤新平、
吉田磯松、玉井金五郎、
みんな男の中の男ばい
ひとの値打ちは みかけじゃないさ
義理が重たい 男の意地もある
惚れた弱みで 言うのじゃないが
男度胸の 心も熱い
今に見ていろ 九州育ちの
男じゃないか
4.華があっての人生さ
作詞:里村龍一
作曲:岡千秋
指をまるめて 世間を見れば
猫にこび売る 子ねずみばかり
見栄が七分で 生きてくよりも
誠三分を 抱いてゆけ
風に散ろうと 名を残す
華があっての
男の 男の 男の 男の人生さ
胸にかくした 男の夢を
咲かす散らすも 女の器量
銭の無いのは 心の裏に
秘めて笑顔で 惚れ通す
愛の一輪 かんざしに
華があっての
女の 女の 女の 女の人生さ
高い山ほど 谷間は深い
ころげ落ちたら またはいあがれ
渡る憂き世は 切り紙細工
涙こぼせば しみになる
泣いて笑って 夜が明けて
華があっての
二人の 二人の 二人の 二人の人生さ
おもて通りの ひと筋裏は
のぼる朝日も 遅れて当たる
楽を選ぶか 苦労をとるか
とった苦労に 甲斐がある
我慢二文字 腹にさし
華があっての
目出たい目出たい 目出たい 目出たい人生さ
5.女傑~島村ギン物語~
6.男の夜明け~関門の龍~
7.影を慕いて(ギター伴奏:木村好夫)
8.父娘鷹 (台詞入り)
作詞:里村龍一
作曲:岡千秋
(セリフ)この世で一番悲しいことは
親との別れではないでしょうか
返れないけれど もう一度昔に戻りたいと
思う時があります
どんなに貧しくても昔の方が
あったかさがありました
凩の哭き笛 身に沁む夜は
雪のふる里 越後が恋し
土産話しは いつの日できる
飛んで帰って 詫びたいけれど
父親は故郷の
父親は故郷の 墓の中
父の手をひき 山道越えて
何度通った 村から村へ
泣いて一節 笑って三節
遠い涙の 幼い日々が
今はなつかし
今はなつかし あかね空
(セリフ)見えない目の中で
父はどんな夢を見ていたのでしょうか
甘い黒豆湯を倖せそうに呑んでいました
あの頃は日本中が貧しい時代でした
瞼とじれば 越後の海が
根性なしだと 私を叱る
演歌は浪曲 荒海仕込
ふたり揃って 舞台へ立った
夢が命の
夢が命の 父親鷹(おやこだか)
9.北冬挽歌
作詞:里村龍一
作曲:岡千秋
風の竜飛に 夕日が落ちて
あんた恋しと ゴメが哭く
墨絵ぼかしの 津軽の海は
やがて漁り火 船がゆく
ハァ〜 沖が時化たらョー
ハァ〜 火照った 躰が せつないよ
あんたと唄った あいや節
寝床に響いて ひとり泣く ひとり泣く
せめてあんたの 飲む酒だけは
肌で温めて やりたいさ
のぼり列車の 呼ぶ声聞けば
飛んで行きたい 雪の中
ハァ〜 おんな盛りにゃョー
ハァ〜 ひと冬 我慢が 侘しいよ
あんたが出かせぎ 行ったあと
私のこころは 冬の海 冬の海
ハァ〜 離ればなれはョー
ハァ〜 今年で終りに しておくれ
雪解け季節を 夢にみて
あんたの枕と 添い寝する 添い寝する
10.母子川
11.瞼の母(台詞入り)
12.河内(監修:鉄砲光三郎)
13.姉妹~ジェメイ~
14.星空のラブソング
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