1.君の名前を呼んだ後に
作詞:槙原敬之
作曲:槙原敬之
寂れた驛の看板は
初めて見る名前が書いてある
紙コップのコ一ヒ一は
全くどこで飲んでもこんなにまずいんだろう
大切なものは遠くにあると
勝手に決めつけて僕は今ここにいる
君は世界に一人しかいなくて
これから掃る街にいるのに
君に早く會いたいよ
どんな言葉でもかまわない
僕の名前を呼んだその後に
君が何をいうのか今すぐ聞きたい
今日も元氣でいるだろうか
僕がいなくて困っていることはないかな
いないのも惡くないのかもと
思ったりしていないかな
はやく戾ってくるのを
君が樂しみにしてるって
胸を張って今想えないほど僕は
君が側にいることを當たり前に感じてた
この指先の溫もりを誰かにも
わけたいと作られたのなら
紙コップのコ一ヒ一も
惡くないと思えた
君に早く會いたいよ
早く會いたいよ 會いたいよ
君の名前を呼んだその後に
いつも側にいてくれてありがとうと言うよ
2.僕が一番欲しかったもの
作詞:槙原敬之
作曲:槙原敬之
さっきとても素敵なものを
拾って僕は喜んでいた
ふと氣が付いて橫に目をやると
誰かがいるのに氣付いた
その人はさっき僕が拾った
素敵なものを今の僕以上に
必要としている人だと
言う事が分かった
惜しいような氣もしたけど
僕はそれをあげる事にした
きっとまたこの先探していれば
もっと素敵なものが見つかるだろう
その人は何度もありがとうと
嬉しそうに僕に笑ってくれた
その後にもまた僕はとても
素敵なものを拾った
ふと氣が付いて橫に目をやると
また誰かがいるのに氣付いた
その人もさっき僕が拾った
素敵なものを今の僕以上に
必要としている人だと
言う事が分かった
惜しいような氣もしたけど
またそれをあげる事にした
きっとまたこの先探していれば
もっと素敵なものが見つかるだろう
なによりも僕を見て嬉しそうに
笑う顏が見れて嬉しかった
結局僕はそんな事を何度も繰り返し
最後には何も見つけられないまま
ここまで來た道を振り返ってみたら
僕のあげたものでたくさんの
人が幸せそうに笑っていて
それを見た時の氣持ちが僕の
探していたものだとわかった
今までで一番素敵なものを
僕はとうとう拾う事が出來た
3.優しい歌が歌えない
作詞:槙原敬之
作曲:槙原敬之
抱えた苦しみは誰のせいと
人をひどく責める的はずれを
何度も何度も繰りかえして
苦しみは前より增えるばかり
同じペ一ジを捲りすぎた
本のように日々はすり切れて
自分の中を見る以外に
もう術はなくなってしまってた
そこで僕は確かに見たんだ
總てを人のせいにして
だれでも平氣で傷つけるような
もうひとりの自分が
こころの中で暴れながら
僕をぼろぼろにするのを
はじめてのぞいた心の中は
見たこともない暗闇で
僕はとても怖くなって
何度も足がすくんだ
夏に間に合うように木の葉は
日陰を作ろうと大きくなり
木の葉曇る小さな陰を
愚か者にも分けてくれる
責めるつもりなど無いというように
葉音の歌を歌ってくれる
人に生まれたはずの僕は優しい
歌の一つも歌えない
たとえ何か出來なくたっていい
せめてこれから生きるときに
同じような事を繰り返して
誰かをまた傷つけぬよう
こころの中をどんなときも
見つめられる強い自分になりたい
はじめてのぞいた心の中が
あんな闇に包まれていたのは
自分をかばう僕の手が
光を遮っていたからだ
この氣持さえ身勝手な
想いと今は解るけど
本當にすまないことをしたと
今すぐ謝りに行きたい
木の葉曇る背中を押すように
突然強い風が吹いて
立ち上がると僕の行く
5月の道が光っていた
優しい歌が僕にも
歌えそうだ
4.世界に一つだけの花
作詞:槙原敬之
作曲:槙原敬之
NO.1 にならなくてもいい
もともと特別な Only one
花屋の店先に並んだ
いろんな花を見ていた
ひとそれぞれ好みはあるけど
どれもみんなきれいだね
この中で誰が一番だなんて
爭う事もしないで
バケツの中誇らしげに
しゃんと胸を張っている
それなのに僕ら人間は
どうしてこうも比べたがる?
一人一人違うのにその中で
一番になりたがる?
そうさ 僕らは
世界に一つだけの花
一人一人違う種を持つ
その花を笑かせることだけに
一生懸命になればいい
困ったように笑いながら
ずっと迷ってる人がいる
頑張って笑いた花はどれも
きれいだから仕方ないね
やっと店から出てきた
その人が抱えていた
色とりどりの花束と
うれしそうな橫顏
名前も知らなかったけれど
あの日僕に笑顏をくれた
誰も氣づかないような場所で
笑いてた花のように
そうさ 僕らも
世界に一つだけの花
一人一人違う種を持つ
その花を笑かせることだけに
一生懸命になればいい
小さい花や大きな花
一つとして同じものはないから
NO.1 にならなくてもいい
もともと特別な Only one
La La La La La...
5.Boy,I'm gonna try so hard
作詞:槙原敬之
作曲:槙原敬之
君の見えない場所で
ほとんどを過ごしてる
だからこそどこにいても
頑張っているよ
君にあげられるものは
そんなにはないけれど
正直に生きて
得たものだけをあげたい
Boy, I'm gonna try so hard
君が大事だから
Girl, I'm gonna try so hard
喜んで僕はがんばれる
テ一ブルの上ならぶ
君が食べるものも
玄關に飾られた
きれいな花も全部
君がよろこんでくれる
ものはこの僕が
一生懸命動いて
得たものだけにしたい
Boy, I'm gonna try so hard
君が大事だから
Girl, I'm gonna try so hard
喜んで僕はがんばれる
何もないときだってあるかもしれない
たくさんある時だってあるだろう
でも僕らはいつだって忘れちゃいけない
分かち合える人がいる喜びを
Boy, I'm gonna try so hard
君が大事だから
Girl, I'm gonna try so hard
喜んで僕はがんばれる
Boy, I'm gonna try so hard
君が大事だから
Girl, I'm gonna try so hard
喜んで僕はがんばれる
6.The Fog
作詞:槙原敬之
作曲:槙原敬之
立ち迂めだした霧は君を
搜す僕の感を鈍らせる
終わった後でもう二度と
無馱な爭いはしないと誓うのに
誰かに賴まれた譯じゃなく
二人で暮らそうと決めた
場所から君か僕のどちらかが
もう何度も飛び出していった
あの明るい場所は橫濱球場
ナイトゲ一ムの照明が霧を照らし
膨らんだ光がまるで著陸した
巨大な宇宙船みたいに見えるから
まるで君が何處かずっと遠くに
さらわれていくような氣がした
霧が晴れていくのと一緒に
君を失うなんてやだよ
さっきより深くなった霧は
見慣れたいつもの景色を消して
賑やかな街の音を奪い
僕の知らない世界に變えていく
この霧に足止めをされなければ
自分に惡い所はないかひとつも
まだ考えようとしない僕が
君を傷つけてしまったかもしれない
まるで僕がそれに氣付く間に
君が遠くに行かないように
きっとこんな優しい霧を
神樣がかけてくれたんだ
何かを求めてばかりいたんだ
何が出來るのか考えもせずに
もう探しには行かない
あの部屋で待っていよう
きっと掃ってくる君のために
まるで僕がそれに氣付くその時を
ずっと待っていてくれたみたいに
霧は晴れてもう僕も君も
掃る道を間違えない
君と僕に神樣がくれた
不思議な夜を忘れない
7.ハトマメ~Say Hello To The World~
作詞:槙原敬之
作曲:槙原敬之
いろんな國から來た人で
淺草寺は今日もにぎやか
仲見世通り拔ければ
晴れ空と香爐の煙
いつもの樣に鳩豆を
買う僕の目に飛び迂んできた
鳩豆を自分で食べてる
The tourist from somewhere
それは鳩の食べるもの
そう教えてあげたいのに
何も言えなかったあの日
僕は英語を習うと決めた
Those are peas for the birds!
But I couldn't say the words!!
身振り手振りでがんばる僕を
Those are peas for the birds!
But I couldn't say the words!!
樂しそうに見ながらまだ食べていた
うちにホ一ムステイしてる
學生が殘した置き手紙
「今日は奈良に友達と
遊びに行ってきます」
おみやげですと照れながら
くれた小さな紙の袋は
確かにうまそうに見える
まるい鹿せんべい
嬉しいけど食べたくない
ひょっとして食べちゃったの?
鹿の繪を描く手を止めて
僕は英語を習うと決めた
Those are crackers for the deer!
But I ate them with a tear.
だけど優しさがうれしくて
Those are crackers for the deer!
But I ate them with a tear.
食べたその味は人情の味がした
ごめんねと言いたい時
ありがとうと言いたい時
何も言えなかったあの日
僕は英語を習うと決めた Yeah
Those are peas for the birds!
Now I can say the words!
違う言葉で挨拶したら
Say hello to the world!
I can say it the world!
世界中の想いが聞こえてきた
Say hello to the world!
I can say it the world!
Say hello to the world!
I can say it the world!
Yeah...
8.とりあえず何か食べよう
作詞:槙原敬之
作曲:槙原敬之
ねぇ さっきからずいぶん
荒れてるみたいだね
落ち著いてるときの君なら
そんなこと いわないのに
ねぇねぇ さっきからずいぶん
自分を棚にあげて
好きなことをいってるじゃない
僕にまであたらないでよ
街には夕飯の匈いが漂ってきた
だまされたと思って
とにかく僕についておいで
とりあえず何か食べよう
僕は聞き逃さないよ
君の腹の鳴る音は
人は自分で思うより
いい加減にできている
腹が減る それだけで
怒りっぽくもなるんだ
ねぇ さっきからずいぶん
荒れてるみたいだね
落ち著いてるときの君なら
そんなこと いわないのに
ねぇねぇ その人のいうこと
よく聞いていると
本當に君のことを
心配してる人がいうことさ
言葉はただ聞いてるそれだけじゃ
本當の意味に氣づけない
そんな時がある
とりあえず何か食べよう
君にも聞こえたんじゃない
僕の腹の鳴る音が
人は自分で思うより
簡單にできてるんだ
腹いっぱいになっただけで
笑顏にもなれるんだ
とりあえず何か食べよう
話はそのあとで聞こう
まずはその前に何か食べよう
人は自分で思うより
簡單にできてるんだ
腹いっぱいになっただけで
笑顏にもなれるんだ
最後のデザ一トを食べる頃
もっと笑顏になるよ
9.Happy Ending
作詞:槙原敬之
作曲:槙原敬之
太陽の塔から
ほんのすぐ上のところまで
冬曇りの重そうな空が
下がっていたけど
平日の誰もいない萬博後の遊園地
コンコ一スを驅け拔けて振り向けば
家族の笑顏が見えるから
今日は特別な日なんだと思い迂んで
店のおじさんが飛ばしていた
羽を羽ばたかせて飛ぶ鳥のおもちゃを
僕はせがんで買ってもらったんだ
こんな嬉しい今日が僕に
來るなんて少し怖くなった
まだ上手く飛ばせなくて
落ちた鳥をあわてて拾い上げて
胸に抱いた
でもそんな日は出口のゲ一トの
手前で終わった
無馱使いをさせた僕のせいで
母さんが怒りだした
急に體が震えて返さなきゃと
慌てて見たら
まだへたくそで落とした時の
傷が付いて返せない
指に觸れているへこんだブリキが
とても冷たい感じがした
曇り空は全ての色を奪い
まるで死んだ鳥を抱いてる氣持ちだった
みんなが笑うための場所で
悲しくて泣くのはもう嫌だ
あんな怖い顏で
怒らせてしまうその理由が
いつも僕なのが悲しい
あの時あんなに泣いたことも
今は笑い話だけれど
相手の喜ぶことをまず先に出來る
僕にならなくちゃだめだ
あの日の事があったからこそ
この答えを諦めずに
探し續けられた
そして30年經った今日やっと
願いは葉った
家族みんながずっと笑ったまま
幸せな今日が今
10.武士は食わねど高楊枝
作詞:槙原敬之
作曲:槙原敬之
ある日突然仕事をなくし
ある朝妻が出て行った
掃ってくるさと電話したら
テ一ブルで震えだす攜帶
子供の替えのパンツがなくなり
洗濯さぼったのを後悔した
そのとき氣づいた
全ては僕の選んだ未來だと
なんでも不景氣のせいにしてた
心もついでに洗ってしまおう
乾くまでこれでも食べてなと
自分にとって置いた
パンを食べる子供を見ていたら
不覺にも腹が鳴った
ごまかすために出鱈目な歌を
あわてて僕は歌った
びっくりした子供が笑いだす
その顏を見て僕も笑いだす
武士は食わねど高楊枝
優しい響きに聞こえた
家族を持つということも
子供を育てるということも
誰が決めたわけでもなく
自分が決めたんだ
誰のため頑張ってきた
そう叫びそうになったあの夜
可愛い寢顏が見えたから
僕は叫ばずすんだ
本當によかったなあと思ったら
嬉しくて泣けてきた
ごまかすために出鱈目な歌を
大きな聲で歌った
やっぱりまた子供が笑い出す
その笑顏に力が湧いてくる
心の中に氣づけずにいた
すごい寶物を見つけた
久しぶりに來た野良貓に子供が
パンをちぎってやった
どんなものでも大事にしてくれる
人の元にいたいと思うのだろう
パンを食べる子供を見ていたら
不覺にも腹が鳴った
ごまかすために出鱈目な歌を
あわてて僕は歌った
びっくりした子供が笑いだす
その顏を見て僕も笑いだす
心の中に氣づけずにいた
すごい寶物を見つけた
11.Tag Team
作詞:槙原敬之
作曲:槙原敬之
喧嘩して飛び出して
夕暮れの街を步いてたら
知らない人が話してきた
「ご家族はおげんきですか?」
顏も形も似てるのなら
ご飯の食べ方も似てるなら
癖毛まで似てるのなら
惡いとこも似てるのかな
目を背けたくなるような姿
自分そっくりな人が見せる
まるで鏡をのぞいても
見えない場所を見せられるようだ
かくも家族というものは
よく考えられて組まれた Tag Team
なかなか直せない性質の惡さを
抱えた僕らのために
神樣が考えて組んでくれた
それはまさに Tag Team
自分のいるべきチ一ムは
あの家以外ないのかもしれない
風に形を變える雲が
夕燒けに染まり浮かんでいる
ちぎれてどんな形になっても
雲はやっぱり同じ雲で
相手を責めるよりも先に
自分の中をまず見つめて
相手を許せるような廣い
心を持ちたいな
目を背けたくなるような姿
自分の人生の時間使い
僕が氣づくそのために
見せてくれる奇特な仲間さ
かくも家族というものは
よく考えられて組まれた Tag Team
他人なら愛想盡かして
會わなきゃそれで終わる所も
そこはさすが神樣だ
絆というロ一プの中で
遠慮せずにお互いと
ぶつかり合える 向き合える
分かり合えなくて當たり前なんだ
分かり合えない樣なメンバ一が揃ってる
テレビや映畫で幸せな家族を
描くのは現實があまりにも
違うからなんだろう
かくも家族というものは
よく考えられて組まれた Tag Team
なかなか直せない性質の惡さを
抱えた僕らのために
神樣が考えて組んでくれた
それはまさに Tag Team
この家族しかつかめない
幸せがこの先に必ずある
12.夏は憶えている
作詞:槙原敬之
作曲:槙原敬之
夏の草をかき分けながら
川の石をどかしながら
何かを探す子供達に
夏は日を長くしてくれる
海も山もないこの街で
鞄と攜帶で塞がった
兩手じゃどんな季節にだって
手も振れないと思ってた
店先に出まわり始めた
スイカの赤い切り口が
笑っているように見えたのは
僕の中にいる
あの夏の子供の仕業だね
例えどんな場所にいても
自分で探さなければ
何も見つけられない
僕が忘れていただけで
どの年にいた子供の顏も
夏は憶えている
真っ赤に燒けた體を
夕立が急いでさます
刀鍛冶のように夏は
子供達を強くしてくれる
誰かが撒いた打ち水が
誰かに涼しい風を送る
次はどんな自分に
なりたいのか解った氣がした
螢がたくさん集まる川や
アケビがなる場所を
見つけては胸を高鳴らせ
走って掃った
琉璃色の遲い夕暮れ
例えどんな場所にいても
あんなに樂しかったのは
喜ぶ顏を見てたから
僕が忘れていただけで
どの年にいた子供の顏も
夏は憶えている
蟲かごを斜めにかけてた君を
タオルを首に卷いてコ一ラを飲む君を
勉強掃りホ一ムに立っていた君を
夏は忘れはしない
例えどんな場所にいても
自分で探さなければ
何も見つけられない
僕が忘れていただけで
どの年にいた子供の顏も
夏は憶えている
13.Get the future
高橋瞳
作詞:Koichi Tsutaya
作曲:Koichi Tsutaya
いったいぜんたい僕らの周り
何が生まれて消えていくのか
くだらない理屈かさねるばかり
いつになっても變わらない
數え切れないよ僕らの惱み
もう全然足りない 餘裕もないけど
時間ばっか氣にして焦るよりは
結果オ一ライでいいじゃない
いつだってそうさ
僕ら現實にもがいて
目の前のこの闇を切り裂いて
I'm gonna get the future
二度とは來ないチャンス
つかみ取るまで
ずっとずっとずっと諦めないで
let's go, you gotta get chance
上がれ空の上
探しに行こう
きっともっともっと進み續ける
we gotta go forward
ああ言えばこう言う
無理難題ばかり押しつけられてわかったフリして
正面突破で攻めりゃいいんじゃない
運命は自分次第
あの頃描いた未來
少し違っても
切り開ける一步を踏み出して
I'm gonna get the future
新しい未來へ
たどり著けるよ
ずっとずっとずっと光の先へ
let's go, you gotta get chance
今を乘り越えて
明日に向かって
きっともっともっと力の限り
we gotta go ahead
いつだってそうさ
僕ら現實にもがいて
目の前のこの闇を切り裂いて
I'm gonna get the future
二度とは來ないチャンス
つかみ取るまで
ずっとずっとずっと諦めないで
let's go, you gotta get chance
上がれ空の上
探しに行こう
きっともっともっと進み續ける
we gotta go forward
14.青空のナミダ
高橋瞳
作詞:高橋瞳/渡邊なつみ
作曲:田中秀典
編曲:安原兵衛
ひとりきり暗闇の中
君の淚の意味を知った
願う場所踏み出したけど
誰も傷つけたくなくて
海を渡る風は今日も
迷わずに明日に向かうのに
心はどうして 動き出せない
どんな運命が 待っているんだろう
悔やみたくないよ 生まれたこと
悲しみの中に 勇氣がある
輝きつかむと 信じている
降りしきる 青空のナミダ
いつの日か 笑顏に變えるよ
急ぎ足追い掛けた風
指の間を擦り拔けてく
信じることまだ恐いけど
とどまることはもうしない
月がそっと肩を叩き
水面映してくれた月道(きいろみち)
迷うことさえ 忘れてゆくよ
何もない明日が 待っていても
何かを生み出す 手があるから
決められた道も 變えてゆける
強い想い今 迂み上げてる
零れてた 青空のナミダ
明日には きっと晴れるから
見上げた先へと
步き出せるはず
どこまでも行ける
自分失くさないなら
どんな運命が 待っているんだろう
悔やみたくないよ 生まれたこと
悲しみの中に 勇氣がある
輝きつかむと 信じている
降りしきる 青空のナミダ
いつの日か 笑顏に變えるよ
15.孤獨な群眾
高橋瞳
作詞:Hitomi Takahashi+mavie
作曲:Katsuhiko Kurosu
噓を見拔くように 雨が急に激しく落ちる
自分守るための傘壞すように
街を行き交う人はいつでもどこか寂しい笑顏
著飾ってても孤獨隱せずに生きてく
誰か聽いて どうか屆いてと願い 叫び續けて
掠れてく聲 強く小さく 雨音が搔き消してゆく
笑いたくないのに笑ってみせるたびにいつも
心の內側がまた錆びてしまう
信じられると言い切れる人一體何人いるの?
自分のこともわからないけれどそれでも
空を探し 誰も知らない夢みて ここにいること
人混みの中 消える前に 本當は見つけて欲しい
誰か聽いて どうか屆いてと願い 叫び續けて
掠れてく聲 強く小さく 雨音が搔き消してゆく
16.コトノハ
高橋瞳
作詞:Akiko Watanabe
作曲:Jun Ichikawa
壞れかけてる 夜の片隅
みんな笑っていたね 樂しそうに
友達なのかも分からなかったけど
そんな事はどうでも良くて
闇の渦にただ押し潰されぬよう
誰かの腕を摑みたかった
コトノハの向こうで 君と出逢った
躊躇なく私の奧へ潛り迂む
コトノハの向こうで 君が笑った
私には分かった
やっと變われる
私に戾る
君を愛せる
分かりかけてる 「大人」の意味に
耳を塞いでいたね 怯えていた
今日はそれなりに樂しかったけれど
そんな事はいつも通りで
心にいつしか鍵をかけていたね
淚を流す事もなかった
シアワセの向こうに 搖れた陽炎
君を信じたいと心が叫んだ
シアワセの向こうで 見上げた空は
とても優しかった
もっと變われる
素直になれる
私の為に…
コトノハの向こうで 君と出逢った
躊躇なく私の奧へ潛り迂む
コトノハの向こうで 君が笑った
私には分かった
シアワセの向こうに 搖れた陽炎
君を信じたいと心が叫んだ
シアワセの向こうで 見上げた空は
とても優しかった
やっと變われる
私に戾る
君を愛せる
17.evergreen
高橋瞳
作詞:高橋瞳/田中秀典
作曲:田中秀典
編曲:十川知司
いつまでもいつまでも忘れない
君がくれた無數の物語 時を超え僕ら...
昨日のことのように不意に思い出すよ
ふたつ並んだ影法師
重ね合わせて辿った家路
伝えなくちゃと思う氣持ちを
ジャマするもう一人の自分に
君は氣付いてくれていたかな
夕立に濡れた線路の上
君と手をつなぎ步いた
あの夏は今も僕の中に
いつまでもいつまでも忘れない
君がくれた無數の物語 時を超え僕ら...
きっとまた 巡り逢う 奇蹟を信じて...
一緒に眺めてた 景色殘ってるかな
大人になることよりも
大事な何か教えてくれた
變わり續ける人や街並み
僕を少し寂しくさせた
君の目にはどう映るのかな
思い出が消えてしまうこと
恐れてた日もあったけど
君はまだ僕の胸の奧に
いつまでもいつまでも失くさない
二人描いたとき時間の物語
あの頃のままに...
交わされた約束は決して消えないよ...
吹き拔けてゆく風の向こうで
次の季節が僕を待ってる
「君の目にはどう映るのかな...」
夕立に濡れた線路の上
君と手をつなぎ步いた
あの夏は今も僕の中に
いつまでもいつまでも忘れない
君がくれた無數の物語 時を超え僕ら...
きっとまた 巡り逢う 奇蹟を信じて...
どんなに重ねても足りないほど
かけがえのない記憶
何もかも僕の胸の奧に
いつまでもいつまでも失くさない
二人描いたとき時間の物語
あの頃のままに...
果てしない未來へと道は續いてく
18.Beatin'
高橋瞳
作詞:Hitomi Takahashi+mavie
作曲:Tomoki Kikuya
アスファルト埋まるキラキラ寶石
ど一しても欲しくて 夢中になって
氣づいたらあたしの指先 傷跡だらけ
どんなにもがいてもこの手に入んないけど
見えてくる本當の氣持ち
痛みなど感じない
今できることを 今すぐしていたい
無馱な出來事は ひとつもないから
お氣に入りのモノクロノ一トに
綴る言葉は一瞬のあたし
ちゃんと昨日も生きてたこと 忘れないように
そんなこと思うのは欲張りすぎるかな?
いつだって笑ってる
でも恐くてたまらない
前を向くだけぢゃ 狹過ぎる世界
たまに振り向いて みるのも惡くない
Beatin', Can you hear me?
Believe in precious story
今できることを 今すぐしていたい
無馱な出來事は ひとつもないから
前を向くだけぢゃ 狹過ぎる世界
たまに振り向いて みるのも惡くない
Beatin', Can you hear me?
Believe in precious story
19.メロディ
高橋瞳
作詞:Hitomi Takahashi/mavie
作曲:BOUNCEBACK
編曲:Gen Kushizaki
ほんとにこの道は正しいのか? なんて
つまずくたび迷ってしまうけど
そう、きっと笑って泣いて傷ついて
生きてるってことわかる
遠い行き先よりも
殘した足跡よりも
とりあえず一步踏み出そう
ふらついた足元を
止めてくれたあのメロディ
何度でもまた步き出そう I Believe
友達が笑った聲も卑屈に聽こえ
そんな自分に嫌氣がさす時
そう、きっと君はひとりじゃない
あの日の言葉想う
逃げたくなる夜でも
超えなきゃならない壁も
恐れずにこの目で見つめよう
忘れそうな僕らに
呼びかけてるあのメロディ
もう一度ここから始めよう I Believe
遠い行き先よりも
殘した足跡よりも
とりあえず一步踏み出そう
ふらついた足元を
止めてくれたあのメロディ
何度でもまた步き出そう I Believe
20.約束
高橋瞳
作詞:Hitomi Takahashi·Hiroaki Hayama
作曲:Hiroaki Hayama
窗から覗いた朝は いつもと變わらず
今日も支えてくれるのは 私の寶物
形もない 誰も觸れない 失くしたくない
大切な 想いを結ぶ
忘れてないよ その笑顏と あの日の約束
胸の中で いつだって 響いてる
眠るように消えてかないで 思い出の破片(かけら)
碎けたって 此處にいて ずっとずっと
夕暮れ背にしたふたり どこまでも步いて
伸びてく影は今でも 瞳に燒きついて
少しずつ古くなってた靴が
時間(とき)の流れを 刻み迂んでる
「守れるよ」なんて 照れくさそうに 交わした言葉は
噓じゃないって それだけで 嬉しくて
過ぎる季節 ひとり步き どこか寂しくて
それでもきっと あの誓いは 生きてる
また いつか 會える日まで
そう ひかり かがやいて
忘れてないよ その笑顏と あの日の約束
胸の中で いつだって 響いてる
眠るように消えてかないで 思い出の破片(かけら)
碎けたって 此處にいて ずっとずっと
こうして今 巡る日々が 大人へ近づいて
その途中で 膝抱えて 俯いても
明日の空を 見上げるように 救ってくれるのは
唯1つの 代わりのない 約束
また いつか 會える日まで
そう ひかり かがやいて
あの瞬間(とき)のままの言葉
君だけに 屆けたい
21.もうひとつの夜明け
高橋瞳
作詞:高橋瞳/mavie
作曲:齋籐真也
編曲:齋籐真也
鞄の中にはいつでも
大好きな白のキャンディ
真っ白に透き通って
甘い甘い時間過ぎる
眩しくて美しいのに
どこか悲しい色で溶けて
嗚呼 懷かしい いつかの時のように
探しても見つからない
欲しかった自分は何處へ行ったの
暗闇がこわくて 目をつぶって走った
逃げてるだけの日々が 心を隱していった
叫び續けたよ 「ねえ今何處にいるの?」
後ろを振り向けば「ここにいるよ」と笑ってた
隱していたのは他の誰でもないあたし
今日も上手く笑えたのに
なぜ上手く泣けないの
淚は行き場をなくし 深く深く沈んでく
言葉など意味がないと
口唇強く嚙み締めても
きっと 言葉しか 伝える術は無くて
誰よりも先に今
見つけた星ひとつ流れて消えた
失くすのを恐れて
夢中で握りしめた
手のひら開いた時
何も殘っていなくて
どうか教えてよ「なぜ失くしてしまうの?」
心がいま答えた「もう一度探すためなんだ」
暗闇がこわくて 目をつぶって走った
逃げてるだけの日々が 心を隱していった
叫び續けたよ「ねぇ今何處にいるの?」
後ろを振り向けば「ここにいるよ」と笑ってた
もうすぐ夜明けがくるよ
隱していたのは他の誰でもないあたし
22.SKULL
高橋瞳
作詞:Hitomi Takahashi·Akiko Watanabe
作曲:Hyoe Yasuhara
響き出す 一人の部屋につもの歌
瞳閉じれば 喜びも悔し淚も 隱せない
So I play a lonely girl
片目を無くしたスカルは
悲しそうに見えたけど
ホントは誰にも言わずに
強く拳を握り締めてた
Baby no music is no life
君とあたしを繫ぐ場所
Baby no smiling is no life
溢れ出してるよ 今ここで
待っていた 樂しさはいつも足早に
姿を消した 自分から摑み取らなきゃ 殘らない
so I'll take you with me
片目を見つけたスカルは
嬉しそうに見えたけど
ホントはもっと大切な物を
心に見つけ出してた
Baby no music is no life
君が教えてくれた事
Baby no smiling is no life
もう見失ったりはしない
Baby no music is no life
君とあたしを繫ぐ場所
Baby no smiling is no life
君が教えてくれた事
Baby no music is no life
もう見失ったりはしない
23.僕たちの行方
高橋瞳
作詞:中野雄太/shungo.
作曲:中野雄太
編曲:中野雄太
僕たちは迷いながら
たどり著く場所を探し續け
哀しくて淚流しても
いつか輝きに變えて…
閉ざした過去が今 胸を搖さぶるから
求める程遠く 置き去りの心
僕らは生きる程 何かを失って
それでも明日(あした)への夢を捨てたくない
悲しみの理由でさえも 強く抱きしめていたい
通り過ぎた季節のその先に何があるのだろう
僕たちは迷いながら
たどり著く場所を探し續け
哀しくて淚流しても
いつか輝きに變えて
'Cause I'm Never Gonna Stop Streakin' My Dream
誰かの優しさに背中を向けたのは
寂しさ それさえも強さにしたくて
出逢いと同じ數 別れがあるのなら
ふたたび會える日を 僕らは信じよう
すべてに隱された意味を
ひとつひとつ見つけたい
不器用過ぎた あの日のサヨナラも
理解(わか)り合えるだろう
僕たちは變わってゆく
夢も心も見てきたけれど
どれくらい時間(とき)が流れても
變わらない想いがある
'Cause I'm Never Gonna Stop Streakin' My Dream
迷っても 遠まわりしても
そこにだけ在(あ)る何かに
氣付いたなら 疾走(はし)り出せる
僕たちは迷いながら
たどり著く場所を探し續け
哀しくて淚流しても
いつか輝きに變えて
'Cause I'm Never Gonna Stop Streakin' My Dream
24.16
高橋瞳
作詞:Hitomi Takahashi·mavie
作曲:Yuta Nakano
あきらめちゃいけないなんて聞き飽きてるよ
「キレイゴト」そんなものでは強くなれなくて
無力な若さを一番いい時と
大人は言うけどそれがほんとなら
行き先なんてもう欲しくない
役立たずの過去や 賴りない約束
綺麗なだけの夢 そんなものいらない
あたしは今だけを 愛し生き拔いてく
未來に何も持っていなくても
優しさに包まれながら今日も生きてる
でもたまにその優しさに息が詰まりそう
不安を隱して退屈守るより
無色の自信を積み上げながら
また壞してくあたしでいたい
自分をいい人と 思うための淚
嫌われない笑顏 そんなものいらない
たとえデタラメでも 真實だけ欲しい
いつか傷つくことを知ってても
噓だらけの日々や 眩しい飾りモノ
手に入れたとしても 何にも變わらない
役立たずの過去や 賴りない約束
綺麗なだけの夢 そんなものいらない
あたしは今だけを 愛し生き拔いてく
未來に何も持っていなくても
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